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A 4007-1995
6. 試験操作
6.1 試験準備 暖房能力の測定は,10分間以上にわたって蒸気温度,入口空気温度及び凝縮水量がほぼ
一定になってから始める。
また,天井つり埋込み形などで機外静圧を表示するものにあっては,蒸気を供給する前にファンを運転
し,空気出口ダクト先端に設けた調節用ダンパによって所定の機外静圧値に調節する。このときファン回
転数を測定し,附属書1で行った風量試験時の回転数と一致することを確認する。その後,調節用ダンパ
はそのままの状態で,蒸気を供給して暖房能力試験を行う。
6.2 試験時間 暖房能力の測定は,30分間以上続ける。
6.3 凝縮水量の測定 凝縮水量は,1回の試験時間中,少なくとも3回以上計測する。
1回の計測で,凝縮水量を510分間測定する。
また,このとき同時に,蒸気温度,入口空気温度を計測する。
6.4 凝縮水量の偏差 凝縮水量の測定値(同一時間に換算したもの)は,平均値から±5%の偏差内にな
ければならない。凝縮水量を測定する時刻には,水面計によって示される凝縮水受けの水面が試験開始時
の水面に等しくなるようにする。試験中,凝縮水受けの水面は,試験開始時の水面位に対して50mm以上
変動してはならない。
また,凝縮水が計量容器に流入する際に,蒸発によって損失することのないように注意する。
6.5 大気圧及び回転数の記録 大気圧及びファンモータの回転数は,試験中少なくとも1回測定する。
7. 試験結果のまとめ 試験結果に基づく暖房能力の算出は,以下による。
7.1 試験状態における暖房能力 試験状態における暖房能力は,次の式によって算出する。
qh'=ms・r+w (1)
ここに, qh' : 試験状態における暖房能力 (kW)
ms : 凝縮水量 (kg/s)
r : ファンコンベクタ内圧力に対する蒸気の蒸発熱 (kJ/kg)
w : 暖房能力試験時のファンコンベクタの定格消費電力 (kW)
7.2 標準状態における暖房能力への換算 標準状態における暖房能力は,7.1で算出した数値を用いて,
次の式によって算出する。
102 20
qh qh w w (2)
tS t1DB
ここに, qh : 定格暖房能力 (kW)
qh' : 7.1で算出した試験状態における暖房能力 (kW)
t1DB : 暖房能力試験時のファンコンベクタ入口空気乾球温度 (℃)
ts : 暖房能力試験時の蒸気飽和温度 (℃)
w : 暖房能力試験時のファンコンベクタの消費電力 (kW)
――――― [JIS A 4007 pdf 36] ―――――
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A 4007-1995
附属書4 ファンコンベクタの騒音レベル測定方法
1. 適用範囲 この附属書は,ファンコンベクタの騒音試験方法について規定する。
2. 測定室 測定場所は,無響室を原則とするが,自由音場の条件を満足し暗騒音の十分小さい場所で,
床だけが反射面とみなされる大きな室又は屋外などでもよい。
また,ここでいう暗騒音の十分小さいという条件とは,原則として各測定点において測定対象音のある
場合のレベルと,暗騒音のレベルとのレベル差が10dB以上あることをいう。ただし,10dB未満5dB以上
の場合には,7.に示す方法で補正を行って測定することができる。
3. 測定計器 JIS C 1502に規定する普通騒音計で,あらかじめ校正されたものとする。
4. 測定項目 所定の測定点及び運転条件における騒音レベル [dB(A) ] 。
5. 測定条件 測定は,ファンコンベクタの送風機だけを運転して行う。風量調節器をもつものは,その
ノッチを公称設定位置に設定して測定するが,他のノッチの状態についても測定することが望ましい。
なお,埋込み形は,附属書1に示す風量測定時と同様の状態にセットして露出状態で測定するものとす
る。
また,ダクト接続形で機外静圧を表示するものにあっては,附属書4図2(b)に示すように試験ダクトを
接続し,表示機外静圧を加えた状態で測定する。このとき,吸込み側に設けた調節用ダンパからの発生音
が測定値に影響しないように,遮音の処置をとってもよい。
6. 測定方法 騒音レベルは,騒音計の聴感補正回路のA特性で測定する。
ファンコンベクタを所定の運転状態に設定し,試験体の各表面などから1m離れた位置(埋込み形で空
気出口側にダクトを接続するものにあっては,空気出口側に長さ150mmのダクトを接続し,その先端に
製造業者の標準とする空気出口グリルをセットした状態でそのグリル表面から1m離れた位置)において
JIS Z 8731に規定する方法によって測定する。
なお,測定位置は,附属書4図1(a)(c),附属書4図2(a)(b)又は附属書4図3(a)(b)に示す位置とす
る。
――――― [JIS A 4007 pdf 37] ―――――
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A 4007-1995
附属書4図1(a) 床置き露出形の騒音測定位置 附属書4図1(b) 床置き埋込み形の騒音測定位置
附属書4図1(c) 天井つり露出形の騒音測定位置
――――― [JIS A 4007 pdf 38] ―――――
39
A 4007-1995
附属書4図2(a) 天井つり埋込み形の騒音測定位置
附属書4図2(b) 天井つり埋込み形で,機外静圧を表示するものの騒音測定位置
――――― [JIS A 4007 pdf 39] ―――――
40
A 4007-1995
附属書4図3(a) 1方向吹出し天井つりカセット形の騒音測定位置
附属書4図3(b) 2方向吹出し天井つりカセット形の騒音測定位置
――――― [JIS A 4007 pdf 40] ―――――
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JIS A 4007:1995の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.140 : 建築物の付帯施設 > 91.140.30 : 通風及び空気調和システム
JIS A 4007:1995の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB8330:2000
- 送風機の試験及び検査方法
- JISC0445:1999
- 文字数字の表記に関する一般則を含む機器の端子及び識別指定された電線端末の識別法
- JISC1102-2:1997
- 直動式指示電気計器 第2部:電流計及び電圧計に対する要求事項
- JISC1302:2018
- 絶縁抵抗計
- JISC1509-1:2017
- 電気音響―サウンドレベルメータ(騒音計)―第1部:仕様
- JISC3306:2000
- ビニルコード
- JISG3101:2015
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3101:2020
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3131:2018
- 熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
- JISG3141:2017
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3141:2021
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3302:2019
- 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
- JISG3312:2019
- 塗装溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
- JISG3313:2015
- 電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
- JISG3313:2021
- 電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
- JISG3452:2019
- 配管用炭素鋼鋼管
- JISG4051:2016
- 機械構造用炭素鋼鋼材
- JISG5501:1995
- ねずみ鋳鉄品
- JISG5502:2001
- 球状黒鉛鋳鉄品
- JISG5705:2018
- 可鍛鋳鉄品
- JISH3100:2018
- 銅及び銅合金の板及び条
- JISH3250:2015
- 銅及び銅合金の棒
- JISH3250:2021
- 銅及び銅合金の棒
- JISH3300:2018
- 銅及び銅合金の継目無管
- JISH4000:2014
- アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
- JISH4040:2015
- アルミニウム及びアルミニウム合金の棒及び線
- JISH4100:2015
- アルミニウム及びアルミニウム合金の押出形材
- JISH4160:1994
- アルミニウム及びアルミニウム合金はく
- JISH5120:2016
- 銅及び銅合金鋳物
- JISK6744:2019
- ポリ塩化ビニル被覆金属板及び金属帯
- JISZ8731:2019
- 環境騒音の表示・測定方法
- JISZ8762-2:2007
- 円形管路の絞り機構による流量測定方法―第2部:オリフィス板
- JISZ8766:2002
- 渦流量計―流量測定方法