JIS B 8943:2022 立体自動倉庫システムースタッカクレーン設計通則

JIS B 8943:2022 規格概要

この規格 B8943は、立体自動倉庫システムに用いるスタッカクレーン及びスタッカクレーン用トラバーサの設計通則について規定。

JISB8943 規格全文情報

規格番号
JIS B8943 
規格名称
立体自動倉庫システムースタッカクレーン設計通則
規格名称英語訳
Automated storage and retrieval system -- General rules on the design of storage and retrieval machine
制定年月日
1998年10月20日
最新改正日
2022年2月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

53.020.20, 55.220
主務大臣
経済産業,厚生労働
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1998-10-20 制定日, 2004-03-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2012-04-20 改正日, 2017-10-20 確認日, 2022-02-25 改正
ページ
JIS B 8943:2022 PDF [25]
                                                                                   B 8943 : 2022

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 スタッカクレーン各部の名称・・・・[3]
  •  5 構造・・・・[4]
  •  6 昇降装置・・・・[4]
  •  6.1 ブレーキ・・・・[4]
  •  6.2 昇降終端限におけるオーバラン防止機能・・・・[4]
  •  6.3 過負荷検知機能・・・・[5]
  •  6.4 ワイヤロープ又はつりチェーン緩み検知機能・・・・[5]
  •  6.5 落下防止機能・・・・[6]
  •  6.6 昇降超過速度検知機能・・・・[6]
  •  6.7 ワイヤロープ又はつりチェーン・・・・[6]
  •  6.8 ドラム,シーブ及びワイヤロープ・・・・[7]
  •  7 走行装置・・・・[7]
  •  7.1 ブレーキ・・・・[7]
  •  7.2 走行終端限における通路外へのオーバラン防止・・・・[7]
  •  7.3 スタッカクレーン相互の衝突防止・・・・[8]
  •  7.4 走行超過速度検知機能・・・・[8]
  •  7.5 脱輪防止機構・・・・[8]
  •  7.6 安定度・・・・[9]
  •  8 フォーク装置・・・・[10]
  •  8.1 積荷の安定・・・・[10]
  •  8.2 ブレーキ・・・・[10]
  •  8.3 駆動力の制限・・・・[11]
  •  8.4 機械式ストッパ・・・・[11]
  •  9 運転室及び昇降式点検室・・・・[11]
  •  9.1 構造及び強度・・・・[11]
  •  9.2 運転室及び昇降式点検室の非常脱出器具・・・・[12]
  •  9.3 ピッキング時の墜落防止・・・・[12]
  •  10 スタッカクレーン用トラバーサ・・・・[12]
  •  10.1 安定度・・・・[12]
  •  10.2 停止位置の保持・・・・[12]
  •  10.3 スタッカクレーン用トラバーサのオーバラン防止機能・・・・[12]
  •  10.4 スタッカクレーン用トラバーサに設置するスタッカクレーンのオーバラン防止機能・・・・[13]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 8943 pdf 1] ―――――

           B 8943 : 2022

pdf 目次

ページ

  •  10.5 スタッカクレーン用トラバーサへの乗移り前のオーバラン防止機能・・・・[13]
  •  11 電源・・・・[15]
  •  11.1 給電装置・・・・[15]
  •  11.2 接触給電・・・・[15]
  •  11.3 移動ケーブル・・・・[15]
  •  11.4 電源断路器・・・・[16]
  •  12 制御・・・・[16]
  •  12.1 制御機器一般・・・・[16]
  •  12.2 動作に関するインタロック機能・・・・[17]
  •  12.3 運転モード切替・・・・[17]
  •  12.4 手動操作機器の操作・・・・[18]
  •  13 安全対策・・・・[19]
  •  13.1 機械安全リスクアセスメントの実施・・・・[19]
  •  13.2 昇降設備・・・・[19]
  •  13.3 墜落制止用器具を使用する際の固定元・・・・[20]
  •  13.4 固定式ガードの取付け・・・・[20]
  •  13.5 作業者を荷台へ搭乗させる場合・・・・[20]
  •  14 表示・・・・[21]
  •  14.1 スタッカクレーンに関する表示・・・・[21]
  •  14.2 運転状態の表示・・・・[21]
  •  14.3 安全に関する表示・・・・[21]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 8943 pdf 2] ―――――

                                                                                  B 8943 : 2022

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本産業機械工業会(JSIM)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産
業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣
が改正した日本産業規格である。これによって,JIS B 8943:2012は改正され,この規格に置き換えられ
た。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS B 8943 pdf 3] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
B 8943 : 2022

立体自動倉庫システムースタッカクレーン設計通則

Automated storage and retrieval system- General rules on the design of storage and retrieval machine

1 適用範囲

  この規格は,立体自動倉庫システムに用いるスタッカクレーン及びスタッカクレーン用トラバーサの設
計通則について規定する。
スタッカクレーンの範囲は,スタッカクレーン本体,その通路内に設置する附属設備及び通路外に設置
する地上操作盤とする。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 8821 クレーン鋼構造部分の計算基準
JIS B 8826-1 クレーン−通路及び保護装置−第1部 : 一般
JIS B 8831 クレーン−荷重及び荷重の組合せに関する設計原則
JIS B 8833-1 クレーン−荷重及び荷重の組合せに関する設計原則−第1部 : 一般
JIS B 8835-1 クレーン−ワイヤロープの選定−第1部 : 一般
JIS B 8941 立体自動倉庫システム−用語
JIS B 8942 立体自動倉庫システム−システム設計通則
JIS B 9700 機械類の安全性−設計のための一般原則−リスクアセスメント及びリスク低減
JIS B 9703 機械類の安全性−非常停止機能−設計原則
JIS B 9705-1 機械類の安全性−制御システムの安全関連部−第1部 : 設計のための一般原則
JIS B 9713-1 機械類の安全性−機械類への常設接近手段−第1部 : 高低差のある2か所間の固定さ
れた昇降設備の選択
JIS B 9713-2 機械類の安全性−機械類への常設接近手段−第2部 : 作業用プラットフォーム及び通

JIS B 9713-3 機械類の安全性−機械類への常設接近手段−第3部 : 階段,段ばしご及び防護さく(柵)
JIS B 9713-4 機械類の安全性−機械類への常設接近手段−第4部 : 固定はしご
JIS B 9716 機械類の安全性−ガード−固定式及び可動式ガードの設計及び製作のための一般要求事

JIS B 9960-1 機械類の安全性−機械の電気装置−第1部 : 一般要求事項

――――― [JIS B 8943 pdf 4] ―――――

           2
B 8943 : 2022
JIS B 9960-32 機械類の安全性−機械の電気装置−第32部 : 巻上機械に対する要求事項
JIS B 9961 機械類の安全性−安全関連の電気·電子·プログラマブル電子制御システムの機能安全
JIS C 0508-1 電気·電子·プログラマブル電子安全関連系の機能安全−第1部 : 一般要求事項
JIS C 0508-2 電気·電子·プログラマブル電子安全関連系の機能安全−第2部 : 電気·電子·プログ
ラマブル電子安全関連系に対する要求事項
JIS C 0508-3 電気·電子·プログラマブル電子安全関連系の機能安全−第3部 : ソフトウェア要求事

JIS C 0508-4 電気·電子·プログラマブル電子安全関連系の機能安全−第4部 : 用語の定義及び略語
JIS C 0508-5 電気·電子·プログラマブル電子安全関連系の機能安全−第5部 : 安全度水準決定方法
の事例
JIS C 0508-6 電気·電子·プログラマブル電子安全関連系の機能安全−第6部 : 第2部及び第3部の
適用指針
JIS C 0508-7 電気·電子·プログラマブル電子安全関連系の機能安全−第7部 : 技術及び手法の概観
JIS C 6802 レーザ製品の安全基準
JIS Z 9110 照明基準総則

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS B 8941による。
3.1
フォークストローク出限(shuttle fork extended limit)
フォーク装置の通常動作における最大フォークストローク状態時の停止位置
(JIS B 8941:2012の4203を一部変更)

――――― [JIS B 8943 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS B 8943:2022の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 8943:2022の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB8821:2013
クレーン鋼構造部分の計算基準
JISB8826-1:2015
クレーン―通路及び保護装置―第1部:一般
JISB8831:2004
クレーン-荷重及び荷重の組合せに関する設計原則
JISB8833-1:2008
クレーン―荷重及び荷重の組合せに関する設計原則―第1部:一般
JISB8833-1:2022
クレーン―荷重及び荷重の組合せに関する設計原則―第1部:一般
JISB8835-1:2006
クレーン―ワイヤロープの選定―第1部:一般
JISB8941:2012
立体自動倉庫システム―用語
JISB8942:2012
立体自動倉庫システム―システム設計通則
JISB8942:2022
立体自動倉庫システム―システム設計通則
JISB9700:2013
機械類の安全性―設計のための一般原則―リスクアセスメント及びリスク低減
JISB9703:2019
機械類の安全性―非常停止機能―設計原則
JISB9705-1:2019
機械類の安全性―制御システムの安全関連部―第1部:設計のための一般原則
JISB9713-1:2004
機械類の安全性―機械類への常設接近手段―第1部:高低差のある2か所間の固定された昇降設備の選択
JISB9713-2:2004
機械類の安全性-機械類への常設接近手段-第2部:作業用プラットフォーム及び通路
JISB9713-3:2004
機械類の安全性―機械類への常設接近手段―第3部:階段,段ばしご及び防護さく(柵)
JISB9713-4:2004
機械類の安全性―機械類への常設接近手段―第4部:固定はしご
JISB9716:2019
機械類の安全性―ガード―固定式及び可動式ガードの設計及び製作のための一般要求事項
JISB9960-1:2019
機械類の安全性―機械の電気装置―第1部:一般要求事項
JISB9960-32:2011
機械類の安全性―機械の電気装置―第32部:巻上機械に対する要求事項
JISB9961:2008
機械類の安全性―安全関連の電気・電子・プログラマブル電子制御システムの機能安全
JISC0508-1:2012
電気・電子・プログラマブル電子安全関連系の機能安全―第1部:一般要求事項
JISC0508-2:2014
電気・電子・プログラマブル電子安全関連系の機能安全―第2部:電気・電子・プログラマブル電子安全関連系に対する要求事項
JISC0508-3:2014
電気・電子・プログラマブル電子安全関連系の機能安全―第3部:ソフトウェア要求事項
JISC0508-4:2012
電気・電子・プログラマブル電子安全関連系の機能安全―第4部:用語の定義及び略語
JISC0508-5:2019
電気・電子・プログラマブル電子安全関連系の機能安全―第5部:安全度水準決定方法の事例
JISC0508-6:2019
電気・電子・プログラマブル電子安全関連系の機能安全―第6部:第2部及び第3部の適用指針
JISC0508-7:2017
電気・電子・プログラマブル電子安全関連系の機能安全―第7部:技術及び手法の概観
JISC6802:2014
レーザ製品の安全基準
JISZ9110:2010
照明基準総則