JIS C 6065:2016 オーディオ,ビデオ及び類似の電子機器―安全性要求事項 | ページ 29

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− (指示又は制御用に用いる)グロー放電ランプの短絡及び開路
次の細別を,4.3.5に追加する。
L.4.3.5
g) 過熱に関して,(例えば,金属化紙タイプの)自己回復コンデンサ。
L.5 表示及び説明書
次の文を,5.5.1の後に追加する。
L.5.5.1 電池充電器及び電源装置には,それらの使用を意図したフラッシュ装置の形式又はモデル番号を
記載した取扱説明書を添付しなければならない。
フラッシュ装置には,その使用を意図した電源装置又は電池充電器の形式又はモデル番号を記載した取
扱説明書を添付しなければならない。
代替として,この情報を装置自体の上に表示してもよい。
適否は,目視検査によって判定する。
L.7 通常動作状態の下での温度上昇
次の文を,7.1.6の第1段落の後に追加する。
L.7.1.6 リチウム電池は,JIS C 8513の関連する電気的試験に規定する要求事項に適合しない場合,表3
に規定する“通常動作状態”欄の許容温度上昇を満たさなければならない。
L.9 通常動作状態の下での感電の危険
次の文を,9.1.1.1の第2段落の後に追加する。
L.9.1.1.1 カメラのシンクロナイザに接続する端子は,危険な活電部になってはならない。
次の文を,9.1.1.2の第1段落の後に追加する。
L.9.1.1.2 可能な場合,測定中にフラッシュをせん光させる。
L.10 絶縁要求
次の文を,10.4.2の表5の直前に追加する。
L.10.4.2 高周波パルス点火を用いた装置の場合,パルス持続時間が1 ms以下のときは,試験電圧の計算
で点火パルスを無視する。
L.11 故障状態
次の文を,11.2.8の第1段落の後に追加する。
L.11.2.8 リチウム電池は,JIS C 8513に規定する全ての電気的試験に適合する電池でない限り,表3に規
定する“故障状態”欄の許容温度上昇を満たさなければならない。
L.12 機械的強度
次の文を,12.1.4の第4段落の後に追加する。
L.12.1.4 フラッシュ管の窓は,鋼球衝撃試験から除外する。

――――― [JIS C 6065 pdf 141] ―――――

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L.14 部品
次の細分箇条を,14.7.5の後に追加する。
L.14.7.6 さらに,主電源スイッチについては,スイッチの特性は,表示との関連において,通常動作状態
の下での装置のスイッチ機能として適切でなければならない。
適否は,目視検査及び測定によって判定する。
フラッシュ装置の定格主電源電流(Ir)は,次の式によって決定する。
1
I0 I0I1 I1
2 2
Ir
3
ここに, 0 : せん光させた直後の最大主電源電流(ピーク値)
1 : フラッシュ用コンデンサの再充電時間の終わりにおける主電
源電流(ピーク値)。再充電時間の終わりは,インジケータに
よって決定し,インジケータがない場合,フラッシュ用コン
デンサの測定電圧によって決定し,その電圧は最大ピーク電
圧の85 %とする。装置には定格電圧を供給する。
定格電圧に接続することを除いて,この装置は通常動作状態の下で動作させる。
0及び1は,せん光させる準備ができ,主電源に30分間以上接続した後,測定する。
ピークサージ電流は,フラッシュ用コンデンサが完全に放電した後に,そのフラッシュ装置のスイッチ
をオンにしたときの主電源電流の最大ピーク値とする。持続時間が100 μs以下の電流スパイクは無視する。
算出した定格主電源電流(Ir)及び測定したピークサージ電流は,主電源スイッチの表示定格電流を超
えてはならない。
L.20 耐火性
次の細別を,20.2.1の最後に追加する。
L.20.2.1
c) フラッシュ装置内の,放電用トリガコイル回路は,潜在的発火源とはみなさない。

――――― [JIS C 6065 pdf 142] ―――――

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附属書M
(参考)
空間距離の軽減を許容するための
品質管理プログラムに対する要求事項の例
注記 この附属書には,13.3及び附属書Jに規定する空間距離を軽減するための品質管理プログラム
に対する要求事項の例を示す。
13.3及び附属書Jの規定によって許容する軽減した空間距離を用いたい製造業者は,表M.1に記載する
構造の特性に対して品質管理プログラムを実行するのがよい。このプログラムには,空間距離に影響する
工具及び器具に対して特別の品質管理を含めることが望ましい。
製造業者は,直接品質に影響する保護,及び該当する場合,設置工程を明確にして計画し,これらの工
程を管理された状態の下で実行するのがよい。管理された状態には,次のものを含めることが望ましい。
− 作業説明書がないと,品質,適切な作業環境,関連する規格又は仕様への適合性,及び品質計画に多
大な影響がある場合,工程,機器,環境及び製造方法を指定する文書化した作業説明書
− 製造及び機器への組込みにおける,適切な工程及び製品の特性の監視及び管理
− 必要な程度を指定する文書化した仕様又は代表的なサンプルによる出来ばえの判定条件
− 適切であるとして認定した工程,機器,及び作業者に対する維持された記録
表M.1には,13.3及び附属書Jに規定する要求事項に適合するために必要な属性及び試験に対するサン
プリング計画を示してある。製造部品又は半製品のサンプリングの数は,IEC 60410,JIS Z 9015-1又は同
等の規格に基づくことが望ましい。
表M.1−サンプリング及び検査に対するルール−軽減した空間距離
試験 基礎絶縁 付加絶縁 強化絶縁
空間距離a) サンプリング サンプリング サンプリング
検査水準 : S-2 検査水準 : S-2 検査水準 : S-2
合格品質限界(AQL) : 4 合格品質限界(AQL) : 4 合格品質限界(AQL) : 4
耐電圧試験b) 無試験 無試験 ルーチン試験
1個の不合格の場合,原因の調
査が必要
注a) 試験及び検査の時間を最小にするために,空間距離の測定を破壊電圧の測定に置き換えてもよい。最初に正
確に空間距離を確認した10個のサンプルに対する破壊電圧を確定しておく。その後の部品又は半製品の破壊
電圧を,最初の10個のサンプルの最小破壊電圧から100 Vを引いた限度値で確認する。この限度値で破壊が
起きる場合,直接空間距離を測定して要求事項に適合することを確認しない限り,この部品又は半製品は不
合格とみなす。
b) 強化絶縁に対する耐電圧試験は,次のいずれか一つで構成するのがよい。
− 大きさが表5に規定する試験電圧(10.4.2参照)のピーク値に等しい1.2/50 μsのインパルス(附属書K
参照)を用い,極性が交互の6個のインパルス。
− 大きさが表5に規定する試験電圧(10.4.2参照)の交流電源周波数の3サイクルのパルス。
− 大きさが表5に規定する試験電圧(10.4.2参照)のピーク値に等しい10 msの直流インパルスを用い,極
性が交互の6個のインパルス。

――――― [JIS C 6065 pdf 143] ―――――

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附属書N
(参考)
ルーチン試験
N.1 一般事項
この附属書に示す試験は,安全性に関して材料又は製造の許容できないばらつきを明らかにすることを
目的とする。これらの試験は,機器の特性及び信頼性を損なうことはなく,製造業者は,製造中又は製造
後に全数これらの試験を行うことが望ましい。
一般的に,製造業者は過去の経験に基づいて,形式試験及びサンプリング試験を繰り返すなど,全ての
機器が,この規格の形式試験に適合したサンプルと同じであることを確認するために,追加試験を行う。
製造業者が実施した試験に耐えた機器が,この附属書に定めた試験に耐えた機器と少なくとも安全性に
おいて同じ程度であることが証明できる場合,製造業者は,自社の製造工程に対してより適した試験手順
を用いてもよいし,製造中の適切な段階でその試験を行ってもよい。
注記 一般的には適切な品質保証システム,例えば,JIS Q 9000の規格群が用いられている。
附属書Nに示す推奨事項は,ルーチン試験の例として挙げたものである。
N.2 製造工程中に行う試験
N.2.1 部品又は部分組立品の正しい極性及び接続
部品又は部分組立品の極性又は接続が正しくないと安全上の問題が起きる可能性がある場合,測定及び
目視検査によって,これらの部品又は部分組立品の極性及び接続が正しいことを確認することが望ましい。
N.2.2 部品の正しい値
部品の値が正しくないと安全性を損なう可能性がある場合,測定又は目視検査によって,これらの部品
が正しい値であることを確認することが望ましい。
N.2.3 遮蔽板及び金属バリアの保護接地接続
危険な活電部と可触部(8.4参照)とみなす端子又は可触金属部との間に,遮蔽板又は金属バリア(8.5
参照)をもつクラスI機器及びクラス0I機器の場合,製造工程のできるだけ最終の段階でこれらの遮蔽板
又は金属バリアと次に示す部分との間の保護接地接続の連続性を確認することが望ましい。
− 主電源プラグ又は機器用インレットの保護接地極
− 恒久接続機器の場合,保護接地端子
− クラス0I機器の場合,保護接地用口出し線又は機器用インレットの保護接地極
試験電流は,無負荷電圧が12 V以下の電源を用い,およそ10 Aの交流電流を14秒間流すことが望ま
しい。
測定した抵抗値は,次の値以下が望ましい。
− 着脱可能な主電源コードを用いる機器は,0.1 圀
− 着脱不可能な主電源コードを用いる機器は,0.2 圀
測定器のプローブの先端と試験を行う金属部との間の接触抵抗が,試験結果に影響しないように注意す
る。

――――― [JIS C 6065 pdf 144] ―――――

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N.2.4 内部配線の正しい引回し
内部配線を正しく引き回さないと安全性を損なう可能性がある場合,目視検査によって内部配線の引回
しを確認することが望ましい。
N.2.5 機内接続するプラグの正しい接続状態
機内接続するプラグの接続状態が正しくないと安全性を損なうおそれがある場合,目視検査又は手によ
る試験によって,接続状態が正しいことを確認することが望ましい。
N.2.6 機器内部の安全性に関する表示
ヒューズに関する表示のような,機器内部にある安全に関する表示の読みやすさを,目視検査によって
確認することが望ましい。
N.2.7 機構部品の正しい取付け
機構部品の取付けが正しくないと安全性を損なうおそれがある場合,目視検査又は手による試験によっ
て,取付けが正しいことを確認することが望ましい。
N.3 製造工程の最終段階での試験
N.3.1 一般事項
組立てが完了し,こん包を行う直前に当該機器に対して,次の試験を行うことが望ましい。
N.3.2 耐電圧試験 (附属書JAに規定したため削除した。)
N.3.3 保護接地接続
クラスI機器に対しては,主電源プラグ又は機器用インレットの保護接地接続と,また,恒久接続機器
の場合,保護接地端子と次の部分との間で保護接地接続の連続性を確認することが望ましい。
クラス0I機器に対しては,保護接地用口出し線又は機器用インレットの保護接地接続と次の部分との間
で保護接地接続の連続性を確認することが望ましい。
− 可触部(8.4参照)とみなせる端子を含む,保護接地端子に接続する必要がある可触導電部
− 他の機器に電源を供給するコンセントがある場合,コンセントの保護接地極のそれぞれ
試験電流は,無負荷電圧が12 V以下の電源を用い,およそ10 Aの交流電流を14秒間流すことが望ま
しい。
測定した抵抗値は,次の値以下が望ましい。
− 着脱可能な主電源コードを用いる機器は,0.1 圀
− 着脱不可能な主電源コードを用いる機器は,0.2 圀
測定プローブの先端と試験を行う導電部との接触抵抗が,試験結果に影響しないように注意する。
N.3.4 機器の外側にある安全関連表示
供給電圧など,機器の外側の安全性に関する表示の読みやすさを,目視検査によって確認することが望
ましい。

――――― [JIS C 6065 pdf 145] ―――――

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JIS C 6065:2016の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60065:2014(MOD)

JIS C 6065:2016の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 6065:2016の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB0205-2:2001
一般用メートルねじ―第2部:全体系
JISB0205-3:2001
一般用メートルねじ―第3部:ねじ部品用に選択したサイズ
JISC2107:1950
電気用ゴムテープ類試験方法
JISC2107:2011
電気絶縁用粘着テープ試験方法
JISC2134:2007
固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
JISC2134:2021
固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
JISC2336:2012
電気絶縁用ポリ塩化ビニル粘着テープ
JISC2338:2012
電気絶縁用ポリエステル粘着テープ
JISC2814-2-2:2009
家庭用及びこれに類する用途の低電圧用接続器具―第2-2部:ねじなし形締付式接続器具の個別要求事項
JISC3216-3:2011
巻線試験方法―第3部:機械的特性
JISC3216-5:2019
巻線試験方法―第5部:電気的特性
JISC3662-2:2009
定格電圧450/750V以下の塩化ビニル絶縁ケーブル―第2部:試験方法
JISC4003:2010
電気絶縁―熱的耐久性評価及び呼び方
JISC60068-2-75:2019
環境試験方法―電気・電子―第2-75部:ハンマ試験(試験記号:Eh)
JISC60068-2-78:2015
環境試験方法―電気・電子―第2-78部:高温高湿(定常)試験方法(試験記号:Cab)
JISC60664-3:2019
低圧系統内機器の絶縁協調―第3部:汚損保護のためのコーティング,ポッティング及びモールディングの使用
JISC6575:1975
電子機器用筒形ヒューズ
JISC6950-1:2016
情報技術機器―安全性―第1部:一般要求事項
JISC6965:2007
ブラウン管の機械的安全性
JISC8283-1:2019
家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第1部:一般要求事項
JISC8283-2-2:2008
家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第2-2部:家庭用及び類似の機器用相互接続カプラ
JISC8283-2-3:2008
家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第2-3部:IPX1以上の保護等級をもつ機器用カプラ
JISC8283-2-3:2021
家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第2-3部:IPX1以上の保護等級をもつ機器用カプラ
JISC8283-3:2019
家庭用及びこれに類する用途の機器用カプラ―第3部:スタンダードシート及びゲージ
JISC8285:2018
工業用プラグ,コンセント及びカプラ
JISC8286:2013
電気アクセサリ―電源コードセット及び相互接続コードセット
JISC8286:2021
電気アクセサリ―電源コードセット及び相互接続コードセット
JISC8303:2007
配線用差込接続器
JISC8513:2015
リチウム一次電池の安全性
JISC8513:2020
リチウム一次電池の安全性
JISC8712:2015
ポータブル機器用二次電池(密閉型小型二次電池)の安全性
JISC9335-1:2014
家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第1部:通則
JISK7341:2006
プラスチック―小火炎に接触する可とう性フィルムの垂直燃焼性試験方法