この規格ページの目次
JIS K 8612:2018 規格概要
この規格 K8612は、試薬として用いるタングステン(VI)酸ナトリウム二水和物について規定。
JISK8612 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8612
- 規格名称
- タングステン(VI)酸ナトリウム二水和物(試薬)
- 規格名称英語訳
- Sodium tungstate (VI) dihydrate (Reagent)
- 制定年月日
- 1952年7月22日
- 最新改正日
- 2018年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1952-07-22 制定日, 1955-07-22 改正日, 1958-03-03 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 改正日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1979-05-01 確認日, 1985-02-01 確認日, 1991-02-01 改正日, 1995-03-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2018-02-20 改正
- ページ
- JIS K 8612:2018 PDF [16]
K 8612 : 2018
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 一般事項・・・・[3]
- 6.2 純度(Na2WO4・2H2O) 36.3 水溶状・・・・[4]
- 6.4 pH(50 g/L,25 ℃)・・・・[4]
- 6.5 塩化物(Cl)・・・・[5]
- 6.6 硫酸塩(SO4)・・・・[5]
- 6.7 窒素化合物(Nとして)・・・・[6]
- 6.8 カリウム(K)・・・・[9]
- 6.9 銅(Cu),鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[9]
- 6.10 モリブデン(Mo)・・・・[11]
- 7 容器・・・・[13]
- 8 表示・・・・[13]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8612 pdf 1] ―――――
K 8612 : 2018
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8612:1995は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成30年8月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8612:1995によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8612 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8612 : 2018
タングステン(VI)酸ナトリウム二水和物(試薬)
Sodium tungstate (VI) ihydrate (Reagent)
Na2WO4・2H2O FW : 329.85
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いるタングステン(VI)酸ナトリウム二水和物について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 6201 化学分析用白金るつぼ
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0116 発光分光分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 0970 ピストン式ピペット
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8034 アセトン(試薬)
JIS K 8051 3-メチル-1-ブタノール(試薬)
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 8121 塩化カリウム(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8377 酢酸ブチル(試薬)
JIS K 8454 N,N-ジエチルジチオカルバミド酸ナトリウム三水和物(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8548 硝酸カリウム(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
――――― [JIS K 8612 pdf 3] ―――――
2
K 8612 : 2018
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8637 チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JIS K 8653 デバルダ合金(試薬)
JIS K 8659 でんぷん(溶性)(試薬)
JIS K 8798 フェノール(試薬)
JIS K 8905 七モリブデン酸六アンモニウム四水和物(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS R 1301 化学分析用磁器るつぼ
JIS Z 8802 pH測定方法
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
タングステン(VI)酸ナトリウム二水和物は,無色の結晶又は白い結晶性粉末で,水に溶けやすく,エ
タノール(99.5)及びジエチルエーテルにほとんど溶けない。
4.2 定性方法
定性方法は,次による。
a) 試料2 gに水20 mLを加えて溶かす(A液)。A液10 mLに硝酸(1+2)5 mLを加えると白い沈殿が
生じ,加熱すると黄に変わる。
b) 炎色試験は,直径約0.8 mmの白金線の先端から約30 mmまでを塩酸(1+1)に浸し,ガスバーナー
の無色炎中1)に入れた後,放冷する。この操作を炎に色が現れなくなるまで繰り返す。白金線の先端
約5 mmを水で浸し,少量の試料を付着させたものをガスバーナーの無色炎中に入れると黄が現れる。
注1) 炎色試験に用いるガスバーナーは,炎の長さ約120 mm,内炎の長さ約30 mm程度とする。
白金線は,内炎の最上部から約10 mmの位置に水平に入れる。
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
――――― [JIS K 8612 pdf 4] ―――――
3
K 8612 : 2018
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(Na2WO4・2H2O) 質量分率 % 99.0100.5 6.2
水溶状 − 試験適合 6.3
pH(50 g/L,25 ℃) − 8.010.0 6.4
塩化物(Cl) 質量分率 % 0.002以下 6.5
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.01以下 6.6
窒素化合物(Nとして) 質量分率 % 0.001以下 6.7
カリウム(K) 質量分率 % 0.005以下 6.8
銅(Cu) 質量分率 % 0.001以下 6.9
鉛(Pb) 質量分率 % 0.001以下 6.9
モリブデン(Mo) 質量分率 % 0.01以下 6.10
鉄(Fe) 質量分率 % 0.001以下 6.9
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 純度(Na2WO4・2H2O)
純度(Na2WO4・2H2O)の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 塩酸 JIS K 8180に規定する塩酸(特級)のもの。
2) 硝酸 JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率60 %61 %,特級)のもの。
3) シンコニン塩酸塩溶液 シンコニン塩酸塩二水和物(乾燥後の純度 : 質量分率98.0 %以上)7 gに
塩酸(1+3)100 mLを加えて溶かし,混合したもの。
なお,塩酸(1+3)の調製は,JIS K 8180に規定する塩酸(特級)の体積1と水の体積3とを混
合する。
4) シンコニン塩酸塩希釈溶液 シンコニン塩酸塩溶液3 mLに水150 mLを加え,混合したもの。
b) 器具及び装置 主な器具及び装置は,次による。
1) ろ紙 JIS P 3801に規定する5種Cのもの。
2) るつぼ JIS R 1301に規定する磁器るつぼ,又はJIS H 6201に規定する白金るつぼ。
3) 水浴 沸騰水浴として使用することができ,蒸発皿,ビーカーなどを載せられるもの。
4) 乾燥器 110 ℃に設定できるもの。
5) 電気炉 600 ℃±50 ℃に設定できるもの。
c) 操作 操作は,有害な塩酸,硝酸,塩化ニトロシル及び塩素が発生するため,排気に注意して,次の
とおり行う。
1) 試料溶液の調製は,試料1.0 gをビーカー200 mLなどに0.1 mgの桁まではかりとり,水10 mL,塩
酸20 mL及び硝酸10 mLを加えて溶かし,沸騰水浴上で約10 mLまで蒸発する。
2) 水150 mL及びシンコニン塩酸塩溶液10 mLを加え,沸騰水浴上で30分間加熱する。
3) 冷却後,ろ紙でろ過し,シンコニン塩酸塩希釈溶液50 mLずつで3回洗う。
4) 少量の水で洗浄し,恒量にしたるつぼ(a g)にろ紙ごと入れ,110 ℃で乾燥させる。
5) るつぼを電気炉に移し,600 ℃±50 ℃で強熱する。
6) デシケーター中で放冷後,質量をはかる(b g)。
――――― [JIS K 8612 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS K 8612:2018の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8612:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISH6201:1986
- 化学分析用白金るつぼ
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0115:2004
- 吸光光度分析通則
- JISK0115:2020
- 吸光光度分析通則
- JISK0116:2014
- 発光分光分析通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK0970:2013
- ピストン式ピペット
- JISK1107:2005
- 窒素
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8034:2006
- アセトン(試薬)
- JISK8051:2010
- 3-メチル-1-ブタノール(試薬)
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8107:2017
- エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
- JISK8121:2007
- 塩化カリウム(試薬)
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8155:2017
- 塩化バリウム二水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8355:2006
- 酢酸(試薬)
- JISK8355:2021
- 酢酸(試薬)
- JISK8377:2014
- 酢酸ブチル(試薬)
- JISK8454:1994
- N,N-ジエチルジチオカルバミド酸ナトリウム三水和物(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8548:2007
- 硝酸カリウム(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8563:2018
- 硝酸鉛(II)(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8625:2017
- 炭酸ナトリウム(試薬)
- JISK8637:2006
- チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
- JISK8653:2018
- デバルダ合金(試薬)
- JISK8659:2014
- でんぷん(溶性)(試薬)
- JISK8798:2012
- フェノール(試薬)
- JISK8905:2019
- モリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物(試薬)
- JISK8913:2006
- よう化カリウム(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8962:2008
- 硫酸カリウム(試薬)
- JISK8982:2008
- 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
- JISK8983:2016
- 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISR1301:1987
- 化学分析用磁器るつぼ
- JISZ8802:2011
- pH測定方法