JIS K 8069:2019 アルミニウム(試薬) | ページ 3

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3) 比較溶液の調製は,けい素標準液(Si : 0.01 mg/mL)3.0 mLをポリエチレンなどの樹脂製ビーカー
200 mLにとり,水を加えて約70 mLにする。
4) 試料溶液及び比較溶液に,約30 ℃にした七モリブデン酸六アンモニウム溶液(りん酸定量用)2 mL
を加え,pH試験紙を用いて塩酸(1+11)でpH 56に調節し(pH調節時にpHが5以下になった
ときは試験をやり直す。),臭素水2 mLを加えた後,塩酸(1+11)でpH 1.71.9に調節する。そ
れぞれを,ガラス製ビーカー200 mLに少量の水で洗い入れ,沸騰し始めるまで加熱して冷却し,水
を加えて90 mLにする。
5) 試料溶液及び比較溶液を前処理した後,それぞれを分液漏斗200 mLにとり,水10 mLで洗い入れ
て塩酸10 mL及びジエチルエーテル20 mLを加えて3分間激しく振り混ぜ,2層に分かれるまで放
置する。下層(水相)を別の分液漏斗200 mLにとり[上層(ジエチルエーテル相)は捨てる。],
塩酸10 mL及び1-ブタノール50 mLを加えて5分間激しく振り混ぜ,2層に分かれるまで放置し,
下層(水相)を捨てる。洗浄は,上層(1-ブタノール相)に塩酸(1+11)10 mLを加えて2分間激
しく振り混ぜ,2層に分かれるまで放置し,下層(水相)を捨てる。この洗浄操作は4回行う。上
層(1-ブタノール相)を共通すり合わせ平底試験管にとり,塩化すず(II)溶液(けい酸塩抽出比色
法用)0.5 mLを加えて30秒間振り混ぜる。
6) 白の背景を用いて,試料溶液及び比較溶液から得られたそれぞれの液(1-ブタノール相)を共通す
り合わせ平底試験管の上方又は側方から観察して色を比較する。
d) 判定 試料溶液から得られた液の色が,比較溶液から得られた液の青より濃くないとき,“けい素
(Si) : 質量分率0.03 %以下(規格値)”とする。

6.6 チタン(Ti)

  チタン(Ti)の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) りん酸 JIS K 9005に規定するもの。
2) 過酸化水素 JIS K 8230に規定するもの。
3) 塩酸(1+1) 6.2 a) 1) による。
4) チタン標準液(Ti : 0.01 mg/mL) JIS K 8001のJA.4(標準液)による。
なお,チタン標準液(Ti : 0.01 mg/mL)を調製する場合は,JIS K 8703に規定する酸化チタン(IV)
0.167 gをはかりとり,JIS K 8960に規定する硫酸アンモニウム5 g及びJIS K 8951に規定する硫酸
10 mLを加え,加熱して溶かす。冷却後,水に溶かし,全量フラスコ100 mLに移し,水を標線まで
加えて混合する。この10 mLを全量フラスコ1 000 mLに正確にとり,水を標線まで加えて混合する。
b) 器具 主な器具は,次による。
・ 共通すり合わせ平底試験管 6.3 b) 2) による。
c) 操作 操作は,次のとおり行う。
1) 試料溶液の調製は,試料0.5 gをビーカー200 mLなどにはかりとり,塩酸(1+1)40 mLを加えて
加熱して溶かし,約半量まで濃縮する。冷却後,共通すり合わせ平底試験管に移し,水を加えて25
mLにする。
2) 比較溶液の調製は,チタン標準液(Ti : 0.01 mg/mL)15 mLを共通すり合わせ平底試験管にとり,
水を加えて25 mLにする。
3) 試料溶液及び比較溶液にりん酸3 mL及び過酸化水素0.5 mLを加え混合する。
4) 白の背景を用いて,試料溶液及び比較溶液から得られたそれぞれの液を共通すり合わせ平底試験管

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の上方又は側方から観察して色を比較する。
d) 判定 試料溶液から得られた液の色が,比較溶液から得られた液の赤みの黄より濃くないとき,“チタ
ン(Ti) : 質量分率0.03 %以下(規格値)”とする。

7 容器

  容器は,気密容器とする。

8 表示

  容器には,次の事項を表示する。
a) 日本工業規格(日本産業規格)番号
b) 名称“アルミニウム”及び“試薬”の文字
c) 種類
d) 元素記号及び原子量
e) 内容量
f) 製造番号
g) 製造業者名又はその略号

JIS K 8069:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8069:2019の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISK0050:2019
化学分析方法通則
JISK0115:2004
吸光光度分析通則
JISK0115:2020
吸光光度分析通則
JISK0121:2006
原子吸光分析通則
JISK8001:2017
試薬試験方法通則
JISK8034:2006
アセトン(試薬)
JISK8051:2010
3-メチル-1-ブタノール(試薬)
JISK8085:2006
アンモニア水(試薬)
JISK8085:2021
アンモニア水(試薬)
JISK8103:2013
ジエチルエーテル(試薬)
JISK8107:2017
エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JISK8136:2017
塩化すず(II)二水和物(試薬)
JISK8160:2017
塩化マンガン(II)四水和物(試薬)
JISK8180:2015
塩酸(試薬)
JISK8180:2021
塩酸(試薬)
JISK8230:2016
過酸化水素(試薬)
JISK8355:2006
酢酸(試薬)
JISK8355:2021
酢酸(試薬)
JISK8529:2016
臭素(試薬)
JISK8541:2015
硝酸(試薬)
JISK8541:2021
硝酸(試薬)
JISK8548:2007
硝酸カリウム(試薬)
JISK8550:2006
硝酸銀(試薬)
JISK8550:2021
硝酸銀(試薬)
JISK8576:2019
水酸化ナトリウム(試薬)
JISK8625:2017
炭酸ナトリウム(試薬)
JISK8637:2006
チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JISK8653:2018
デバルダ合金(試薬)
JISK8659:2014
でんぷん(溶性)(試薬)
JISK8703:2011
酸化チタン(IV)(試薬)
JISK8798:2012
フェノール(試薬)
JISK8810:2018
1-ブタノール(試薬)
JISK8885:2018
二酸化けい素(試薬)
JISK8905:2019
モリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物(試薬)
JISK8913:2006
よう化カリウム(試薬)
JISK8951:2006
硫酸(試薬)
JISK8960:2008
硫酸アンモニウム(試薬)
JISK8982:2008
硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JISK8983:2016
硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JISK9005:2006
りん酸(試薬)
JISR3503:1994
化学分析用ガラス器具
JISZ0701:1977
包装用シリカゲル乾燥剤
JISZ8802:2011
pH測定方法