JIS K 8161:2015 ジクロロメタン(試薬)

JIS K 8161:2015 規格概要

この規格 K8161は、試薬として用いるジクロロメタンについて規定。

JISK8161 規格全文情報

規格番号
JIS K8161 
規格名称
ジクロロメタン(試薬)
規格名称英語訳
Dichloromethane (Reagent)
制定年月日
1950年3月31日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 6353-3:1987(MOD)
国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
試薬 I 2020, 試薬 II 2020
改訂:履歴
1950-03-31 制定日, 1953-03-31 確認日, 1956-03-28 改正日, 1959-02-27 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1978-04-01 改正日, 1988-03-01 確認日, 1992-08-01 改正日, 1996-03-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2007-01-20 改正日, 2008-04-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2015-03-20 改正日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS K 8161:2015 PDF [20]
                                                                                   K 8161 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[2]
  •  4 性質・・・・[2]
  •  4.1 性状・・・・[2]
  •  4.2 定性方法・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[3]
  •  6 試験方法・・・・[4]
  •  6.1 一般事項・・・・[4]
  •  6.2 純度(CH2Cl2)(GC)及び安定剤・・・・[4]
  •  6.3 外観・・・・[6]
  •  6.4 密度(20 ℃)・・・・[6]
  •  6.5 水分・・・・[6]
  •  6.6 不揮発物・・・・[6]
  •  6.7 酸(HClとして)・・・・[6]
  •  6.8 遊離塩素・・・・[9]
  •  6.9 鉄(Fe)・・・・[11]
  •  6.10 硫酸着色物質・・・・[12]
  •  6.11 よう素消費物質・・・・[13]
  •  7 容器・・・・[14]
  •  8 表示・・・・[14]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[16]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8161 pdf 1] ―――――

K 8161 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8161:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成27年9月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8161:2008によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8161 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 8161 : 2015

ジクロロメタン(試薬)

Dichloromethane (Reagent)

                                   CH2Cl2      FW : 84.93

序文

  この規格は,1987年に第1版として発行されたISO 6353-3,Reagents for chemical analysis−Part 3:
Specifications−Second series R 57 Dichloromethaneを基とし,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)
である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いるジクロロメタンについて規定する。
警告1 ジクロロメタンは有害なので,特に蒸気の吸入に注意し,粘膜,皮膚への付着などを避ける。
警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とす
る。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするもので
はない。この規格の利用者は,SDS(安全データシート),MSDS(化学物質等安全データシ
ート : JIS Z 7250−2012年に廃止されJIS Z 7253に移行。JIS Z 7250:2010に従ってよい猶予
期間は2016年まで)などを参考にして各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置
をとらなければならない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6353-3:1987,Reagents for chemical analysis−Part 3: Specifications−Second series R57
Dichloromethane(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0061 化学製品の密度及び比重測定方法
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0071-1 化学製品の色試験方法−第1部 : ハーゼン単位色数(白金−コバルトスケール)
JIS K 0114 ガスクロマトグラフィー通則

――――― [JIS K 8161 pdf 3] ―――――

2
K 8161 : 2015
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8005 容量分析用標準物質
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8129 塩化コバルト(II)六水和物(試薬)
JIS K 8142 塩化鉄(III)六水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8201 塩化ヒドロキシルアンモニウム(試薬)
JIS K 8202 塩化1,10-フェナントロリニウム一水和物(試薬)
JIS K 8359 酢酸アンモニウム(試薬)
JIS K 8574 水酸化カリウム(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8603 ソーダ石灰(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8637 チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JIS K 8659 でんぷん(溶性)(試薬)
JIS K 8780 ピロガロール(試薬)
JIS K 8842 ブロモチモールブルー(試薬)
JIS K 8844 ブロモフェノールブルー(試薬)
JIS K 8891 メタノール(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8920 よう素(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JIS K 9007 りん酸二水素カリウム(試薬)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3505 ガラス製体積計

3 種類

  種類は,特級とする。

4 性質

4.1 性状

  ジクロロメタンは,無色の揮発性の液体で特異な臭いがあり,エタノール及びジエチルエーテルに極め
て溶けやすく,水にやや溶けにくい。沸点は約40 ℃である。通常,安定剤として質量分率0.001 %程度の
2-メチル-2-ブテン又は質量分率0.3 %程度のメタノールを含む。

4.2 定性方法

  試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117に従って測定すると,波数3 054 cm-1,2 987 cm-1,2 306 cm-1,

――――― [JIS K 8161 pdf 4] ―――――

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K 8161 : 2015
1 422 cm-1,1 266 cm-1,896 cm-1,741 cm-1及び705 cm-1付近に主な吸収ピークを認める。試料調製をJIS K
0117の5.4 a)(液膜法)によって行い,窓板に臭化カリウムを用いたときの赤外吸収スペクトルの例を図
1に示す。
図1−赤外吸収スペクトルの例
注記 図1は,独立行政法人産業技術総合研究所のスペクトルデータベースシステム(SDBS)から引
用したものである。

5 品質

  品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(CH2Cl2)(GC) 質量分率 % 99.5以上 6.2
外観 ハーゼン単位 10以下 6.3
密度(20 ℃) g/mL 1.3201.330 6.4
水分 質量分率 % 0.05以下 6.5
不揮発物 質量分率 % 0.002以下 6.6
酸(HClとして) 質量分率 % 0.01以下 6.7
遊離塩素a) 試験適合 6.8
鉄(Fe) 質量分率 ppm 1以下 6.9
硫酸着色物質 試験適合 6.10
よう素消費物質b) 試験適合 6.11
安定剤
0.005以下
2-メチル-2-ブテン[CH3CH=C(CH3)2](GC) 質量分率 % 6.2
メタノール(CH3OH)(GC) 質量分率 % 0.7以下
注a) 塩素(Clとして)質量分率約1 ppm以下である。
b) ホルムアルデヒド(HCHOとして)質量分率約4 ppm以下である。

――――― [JIS K 8161 pdf 5] ―――――

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JIS K 8161:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6353-3:1987(MOD)

JIS K 8161:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8161:2015の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISK0050:2019
化学分析方法通則
JISK0061:2001
化学製品の密度及び比重測定方法
JISK0067:1992
化学製品の減量及び残分試験方法
JISK0068:2001
化学製品の水分測定方法
JISK0071-1:2017
化学製品の色試験方法―第1部:ハーゼン単位色数(白金-コバルトスケール)
JISK0114:2012
ガスクロマトグラフィー通則
JISK0117:2017
赤外分光分析通則
JISK1107:2005
窒素
JISK8001:2017
試薬試験方法通則
JISK8005:2014
容量分析用標準物質
JISK8102:2012
エタノール(95)(試薬)
JISK8129:2016
塩化コバルト(II)六水和物(試薬)
JISK8142:2018
塩化鉄(III)六水和物(試薬)
JISK8180:2015
塩酸(試薬)
JISK8180:2021
塩酸(試薬)
JISK8201:2006
塩化ヒドロキシルアンモニウム(試薬)
JISK8202:2019
1,10-フェナントロリン塩酸塩一水和物(試薬)
JISK8359:2006
酢酸アンモニウム(試薬)
JISK8574:2006
水酸化カリウム(試薬)
JISK8576:2019
水酸化ナトリウム(試薬)
JISK8603:2011
ソーダ石灰(試薬)
JISK8625:2017
炭酸ナトリウム(試薬)
JISK8637:2006
チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JISK8659:2014
でんぷん(溶性)(試薬)
JISK8780:2019
ピロガロール(試薬)
JISK8842:2012
ブロモチモールブルー(試薬)
JISK8844:2012
ブロモフェノールブルー(試薬)
JISK8891:2006
メタノール(試薬)
JISK8913:2006
よう化カリウム(試薬)
JISK8920:2008
よう素(試薬)
JISK8951:2006
硫酸(試薬)
JISK8982:2008
硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JISK8983:2016
硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JISK9007:2008
りん酸二水素カリウム(試薬)
JISR3503:1994
化学分析用ガラス器具
JISR3505:1994
ガラス製体積計