JIS K 8589:2017 5-スルホサリチル酸二水和物(試薬)

JIS K 8589:2017 規格概要

この規格 K8589は、試薬として用いる5-スルホサリチル酸二水和物について規定。

JISK8589 規格全文情報

規格番号
JIS K8589 
規格名称
5-スルホサリチル酸二水和物(試薬)
規格名称英語訳
5-Sulfosalicylic acid dihydrate
制定年月日
1950年11月10日
最新改正日
2017年2月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
試薬 II 2020
改訂:履歴
1950-11-10 制定日, 1953-10-02 確認日, 1956-10-02 確認日, 1958-03-03 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1978-04-01 改正日, 1983-04-01 確認日, 1988-03-01 確認日, 1992-08-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-03-22 改正日, 2015-10-20 確認日, 2017-02-20 改正
ページ
JIS K 8589:2017 PDF [11]
                                                                                   K 8589 : 2017

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[2]
  •  4 性質・・・・[2]
  •  4.1 性状・・・・[2]
  •  4.2 定性方法・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 一般事項・・・・[3]
  •  6.2 純度(C7H6O6S・2H2O) 36.3 水溶状・・・・[4]
  •  6.4 強熱残分(硫酸塩)・・・・[5]
  •  6.5 塩化物(Cl)・・・・[5]
  •  6.6 硫酸塩(SO4)・・・・[5]
  •  6.7 重金属(Pbとして)・・・・[6]
  •  6.8 鉄(Fe)・・・・[7]
  •  6.9 サリチル酸(HOC6H4COOH)・・・・[7]
  •  7 容器・・・・[8]
  •  8 表示・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8589 pdf 1] ―――――

K 8589 : 2017

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8589:2011は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成29年8月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8589:2011によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8589 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 8589 : 2017

5-スルホサリチル酸二水和物(試薬)

5-Sulfosalicylic acid dihydrate

                                                C7H6O6S・2H2O         FW : 254.21

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いる5-スルホサリチル酸二水和物について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8201 塩化ヒドロキシルアンモニウム(試薬)
JIS K 8202 塩化1,10-フェナントロリニウム一水和物(試薬)
JIS K 8295 グリセリン(試薬)
JIS K 8359 酢酸アンモニウム(試薬)
JIS K 8371 酢酸ナトリウム三水和物(試薬)
JIS K 8392 サリチル酸(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8680 トルエン(試薬)
JIS K 8799 フェノールフタレイン(試薬)

――――― [JIS K 8589 pdf 3] ―――――

2
K 8589 : 2017
JIS K 8949 硫化ナトリウム九水和物(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 8987 硫酸ナトリウム(試薬)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3505 ガラス製体積計

3 種類

  種類は,特級とする。

4 性質

4.1 性状

  5-スルホサリチル酸二水和物は,白い結晶又は結晶性粉末で,水及びエタノール(99.5)に極めて溶け
やすい。

4.2 定性方法

  試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117によって測定すると,波数1 669 cm-1,1 436 cm-1,1 226 cm-1,
1 165 cm-1,1 035 cm-1,839 cm-1,802 cm-1及び716 cm-1付近に主な吸収ピークを認める。この場合,試料
調製はJIS K 0117の5.3 a)(錠剤法)による。錠剤の調製に臭化カリウムを用いたときの赤外吸収スペク
トルの例を,図1に示す。
図1−赤外吸収スペクトルの例

5 品質

  品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。

――――― [JIS K 8589 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
K 8589 : 2017
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(C7H6O6S・2H2O) 質量分率 % 99.0以上 6.2
水溶状 − 試験適合 6.3
強熱残分(硫酸塩) 質量分率 % 0.05以下 6.4
塩化物(Cl) 質量分率 % 0.001以下 6.5
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.02以下 6.6
重金属(Pbとして) 質量分率 % 0.001以下 6.7
鉄(Fe) 質量分率 % 0.001以下 6.8
サリチル酸(HOC6H4COOH) 質量分率 % 0.02以下 6.9

6 試験方法

6.1 一般事項

  一般事項は,次による。
a) 試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
b) 使用するガラス器具は,特に規定がない場合は,JIS R 3503及びJIS R 3505による。
c) 使用する標準液は,計量計測トレーサビリティが確保された標準液を,使用用途に合致することを確
認し,必要ならば希釈して使用する。このような標準液がない場合,使用用途に合致することを確認
して市販の標準液を用いるか,又は調製したものを用いる。
注記1 計量計測トレーサビリティが確保された標準液としては,計量標準供給制度[JCSS(Japan
Calibration Service System)]に基づく標準液,国立研究開発法人産業技術総合研究所計量標
準総合センター(NMIJ),米国国立標準技術研究所(NIST),ドイツ連邦材料試験研究所
(BAM)などが供給する標準液及びこれらへの計量計測トレーサビリティが確保された市
販の認証標準液がある。
d) 滴定用溶液の調製及び標定は,JIS K 8001の附属書JA(試験用溶液類の調製方法及び滴定用溶液類の
調製及び標定)による。市販品を用いる場合は,使用用途に合致することを確認する。
注記2 計量計測トレーサビリティが確保された滴定用溶液としては,ISO/IEC 17025に基づく認
定試験所が認定の範囲で値付けした市販の滴定用溶液がある。
6.2 純度(C7H6O6S・2H2O)
純度(C7H6O6S・2H2O)の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 二酸化炭素を除いた水 JIS K 8001の5.8 c)(二酸化炭素を除いた水)による。
2) フェノールフタレイン溶液 JIS K 8799に規定するフェノールフタレイン1.0 gをはかりとり,JIS
K 8102に規定するエタノール(95)90 mLを加えて溶かし,水を加えて100 mLにする。
3) 1 mol/L 水酸化ナトリウム溶液(NaOH : 40.00 g/L) JIS K 8576に規定する水酸化ナトリウムを用
い,6.1 d)による。
b) 装置 主な装置は,次のとおりとする。
自動滴定装置(必要な場合に用いる。) 電位差滴定の機能をもち,最小吐出量が0.01 mL以下のも
の。
c) 操作 操作は,次のとおり行う。
試料2.5 gをコニカルビーカー200 mLなどに0.1 mgの桁まではかりとり,二酸化炭素を除いた水約

――――― [JIS K 8589 pdf 5] ―――――

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JIS K 8589:2017の関連規格と引用規格一覧