この規格ページの目次
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S 3024 : 2017
3.3 給水方式による種類
給水方式による給湯機の種類は,表2による。
表2−給水方式による種類
種類 給水方式 参考
水道直結式 給水管に直結して,水道の直圧によって給水する方式。 図1
図2
給水管に直結し,水道用減圧弁及び逃し弁を用いて,
圧力0.1 MPa以下で給水する方式。
シスターン式 図3
給水管に直結しないで,水を一旦シスターンなどに落
として給水する方式。
注記 配管は,一例を示す。
図1−水道直結式(瞬間形)
注記 配管は,一例を示す。
図2−水道直結式(貯湯式急速加熱形)
――――― [JIS S 3024 pdf 6] ―――――
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S 3024 : 2017
注記 配管は,一例を示す。
図3−シスターン式(貯湯式急速加熱形)
3.4 加熱形態による種類
加熱形態による給湯機の種類は,表3による。
表3−加熱形態による種類
種類 加熱形態 参考
瞬間形 図4
給湯機内の水通路に水が流れるのを感知して,自動的に燃焼
を開始し,水を加熱するもの。
貯湯式急速加熱形 図5
給湯機内の水に圧力が加わった状態で湯温に関連して自動的
に燃焼を開始し,水を加熱するもの。
――――― [JIS S 3024 pdf 7] ―――――
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S 3024 : 2017
番号 名称 番号 名称
1 エアフィルタ 12 水抜栓
2 給気口 13 排気筒接続口
3 ケーシング 14 空だき防止装置
4 燃焼用送風機 15 燃焼室及び熱交換器
5 炎検知器 16 のぞき窓
6 定油面器 17 点火電極
7 対震自動消火装置 18 ヒータ
8 ノズル 19 バーナ
9 電磁ポンプ 20 水流検知器
10 送油管 21 給水口
11 給油口
注記 形状は,気化式の一例を示す。
図4−瞬間形
――――― [JIS S 3024 pdf 8] ―――――
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S 3024 : 2017
番号 名称 番号 名称
1 断熱材 10 温度調節器
2 熱交換器外胴 11 過熱防止装置
3 燃焼室 12 バーナ
4 耐火材 13 排水口
5 熱交換器内胴 14 電源スイッチ
6 排気胴 15 給湯口
7 排気筒接続口 16 電源表示灯
8 給水口 17 扉
9 対震自動消火装置
注記 形状は,圧力噴霧式の一例を示す。
図5−貯湯式急速加熱形
4 性能
4.1 使用性能
給湯機の使用性能は,次による。
a) 点火が容易で,アルコールなど引火性の高い危険物の使用及び危険な操作を必要としてはならない。
b) 各部の作動が円滑かつ確実で,使用上有害な欠点があってはならない。
c) つまみなどは,使用中に容易に変形したり,又は作動に異常が起こってはならない。
d) 異常燃焼などによって,温度が異常に上昇したとき,自動的にバーナの燃焼を停止できなければなら
ない。
e) 操作が容易で,操作時に危険を生じるおそれがあってはならない。
f) 消火の操作は,速やかに,確実に行えなければならない。
――――― [JIS S 3024 pdf 9] ―――――
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S 3024 : 2017
g) のぞき窓がある給湯機は,正常な取扱いによる燃焼中,のぞき窓に油煙が付着し,燃焼状態が確認で
きないような状態になってはならない。
h) 燃焼調節装置をもつ給湯機は,各燃焼量において,火炎が異常に大きくなる,著しい煙を生じる,又
はその他の異常燃焼を起こすおそれがあってはならない。
4.2 一般品質性能
給湯機の一般品質性能は,箇条10によって試験したとき,表4の規定を満足しなければならない。
表4−一般品質性能
項目 品質性能 JIS S 3031の
適用箇条番号
燃 a) つまみなど手をかける部分の 6.1及び6.2 a)
測定温度と室温との差が,金属,陶磁器では25 ℃以
焼 表面温度 a) 下,プラスチックでは35 ℃以下
性 b) 手を触れるおそれがある部分150 ℃以下 6.1及び6.2 b)
能 の表面温度 b)
c) 整流体の表面温度 セレン製のもの 75 ℃以下 6.1及び6.2 c)
ゲルマニウム製のもの 60 ℃以下
シリコン製のもの 135 ℃以下
d) ヒューズクリップの接触部の90 ℃以下 6.1及び6.2 d)
表面温度
e) 油タンクの表面温度 測定温度と室温との差が25 ℃以下 6.1及び6.2 e)
f) 給湯機下面の木台の表面温度 測定温度と室温との差が65 ℃以下 6.1及び6.2 f)
g) 給湯機周辺の木台の表面温度 測定温度と室温との差が65 ℃以下 6.1及び6.2 f)
h) 給湯機上面の木壁の表面温度 測定温度と室温との差が65 ℃以下 6.1及び6.2 f)
i) 測定温度と室温との差が65 ℃以下
給湯機側面(背面を含む。)の 6.1及び6.2 f)
木壁の表面温度
j) 給湯機前面の木壁の表面温度 測定温度と室温との差が65 ℃以下 6.1及び6.2 f)
k) 排気筒又は給排気筒上面の木測定温度と室温との差が65 ℃以下 6.1及び6.2 f)
壁の表面温度 ただし,強制排気形の給湯機に限って,取扱表示,
(屋内用の強制排気形及び強制 取扱説明書などで特別に設置条件が表示されている
給排気形並びに屋外用の開放形 ものには適用しない。
及び強制排気形に限る。)
l) 給排気筒トップ周辺の木壁の測定温度と室温との差が65 ℃以下 6.1及び6.2 f)
表面温度
(屋内用の強制給排気形で製造
業者の指示する方法で取り付け
たとき,外壁から給排気筒トップ
先端までの長さが150 mm以下の
給排気筒トップを使用するもの
に限る。)
m) 壁に接する部分の排気筒又は90 ℃以下 6.1及び6.2 g)
給排気筒の表面温度 ただし,強制排気形の給湯機に限って,取扱表示,
(屋内用の強制排気形及び強制 取扱説明書などで特別に設置条件が表示されている
給排気形に限る。) ものには適用しない。
n) 電動機及び電磁ポンプの巻線A種絶縁のもの 100 ℃以下 6.1及び6.2 h)
の温度 E種絶縁のもの 115 ℃以下
B種絶縁のもの 120 ℃以下
F種絶縁のもの 140 ℃以下
H種絶縁のもの 165 ℃以下
――――― [JIS S 3024 pdf 10] ―――――
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JIS S 3024:2017の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.100 : 家庭用,商業用及び産業用暖房機具 > 97.100.40 : 液体燃料ヒータ
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.060 : バーナ.ボイラ > 27.060.30 : ボイラ及び熱交換器
JIS S 3024:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA9504:2017
- 人造鉱物繊維保温材
- JISA9510:2016
- 無機多孔質保温材
- JISB0203:1999
- 管用テーパねじ
- JISB8407-2:2012
- 強制通風式バーナ―第2部:油バーナ
- JISB8410:2004
- 水道用減圧弁
- JISB8414:2004
- 温水機器用逃し弁
- JISC3301:2000
- ゴムコード
- JISC3306:2000
- ビニルコード
- JISC3307:2000
- 600Vビニル絶縁電線(IV)
- JISC3312:2000
- 600Vビニル絶縁ビニルキャブタイヤケーブル
- JISC3323:2012
- 600Vけい素ゴム絶縁電線
- JISC3327:2000
- 600Vゴムキャブタイヤケーブル
- JISC3405:1998
- 自動車―高圧電線
- JISG3101:2015
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3101:2020
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3131:2018
- 熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
- JISG3141:2017
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3141:2021
- 冷間圧延鋼板及び鋼帯
- JISG3302:2019
- 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
- JISG3452:2019
- 配管用炭素鋼鋼管
- JISG4305:2012
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4305:2021
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISH3100:2018
- 銅及び銅合金の板及び条
- JISH3260:2018
- 銅及び銅合金の線
- JISH3300:2018
- 銅及び銅合金の継目無管
- JISK6343:2004
- 送油用ゴムホース
- JISR2304:1995
- 粘土質耐火れんが
- JISR2501:1981
- 耐火モルタル
- JISR3414:2012
- ガラスクロス
- JISS0011:2013
- 高齢者・障害者配慮設計指針―消費生活用製品における凸点及び凸バー
- JISS0012:2018
- アクセシブルデザイン―消費生活用製品のアクセシビリティ一般要求事項
- JISS3020:2006
- 石油燃焼機器用油タンク
- JISS3025:1996
- 燃焼機器用給排気筒
- JISS3030:2009
- 石油燃焼機器の構造通則
- JISS3031:2009
- 石油燃焼機器の試験方法通則
- JIST0921:2017
- アクセシブルデザイン―標識,設備及び機器への点字の適用方法
- JISZ8305:1962
- 活字の基準寸法