JIS B 2710-4:2008 重ね板ばね―第4部:製品仕様

JIS B 2710-4:2008 規格概要

この規格 B2710-4は、自動車,鉄道車両,産業機械などに使用する重ね板ばねの製品仕様について規定。重ね板ばねには,ばね板が一枚だけの場合も含む。

JISB2710-4 規格全文情報

規格番号
JIS B2710-4 
規格名称
重ね板ばね―第4部 : 製品仕様
規格名称英語訳
Leaf springs -- Part 4:Specification of products
制定年月日
2008年3月20日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

21.160
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
機械要素(ねじを除く) 2021, 自動車 II 2020
改訂:履歴
2008-03-20 制定日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS B 2710-4:2008 PDF [21]
                                                                                 B 2710-4 : 2008

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 ばねの種類・・・・[2]
  •  5 材料・・・・[4]
  •  5.1 鋼種及び寸法・・・・[4]
  •  5.2 平鋼の断面形状・・・・[4]
  •  5.3 硬さ・・・・[4]
  •  6 基本寸法及びその許容差・・・・[4]
  •  6.1 基本寸法の表し方・・・・[4]
  •  6.2 ストレートスパン及び固定側ハーフスパンの許容差・・・・[5]
  •  6.3 トレーリングリーフの固定側ハーフスパン及び空気ばね側長さの許容差・・・・[5]
  •  7 性能・・・・[5]
  •  7.1 一般性能・・・・[5]
  •  7.2 許容差・・・・[5]
  •  8 ばね各部の形状及び寸法・・・・[5]
  •  8.1 中心穴・・・・[5]
  •  8.2 開先形状・・・・[6]
  •  8.3 目玉・・・・[7]
  •  8.4 二番巻・・・・[8]
  •  8.5 組立幅・・・・[10]
  •  8.6 胴締め・・・・[10]
  •  9 部品・・・・[12]
  •  10 その他の仕様・・・・[18]
  •  11 検査及び報告・・・・[18]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 2710-4 pdf 1] ―――――

B 2710-4 : 2008

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本ばね工業会(JSMA)及び財団法
人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標
準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 2710:2000は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS B 2710の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 2710-1 第1部 : 用語
JIS B 2710-2 第2部 : 設計方法
JIS B 2710-3 第3部 : 試験方法
JIS B 2710-4 第4部 : 製品仕様

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 2710-4 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 2710-4 : 2008

重ね板ばね−第4部 : 製品仕様

Leaf springs−Part 4: Specification of products

1 適用範囲

  この規格は,自動車,鉄道車両,産業機械などに使用する重ね板ばねの製品仕様について規定する。
なお,この規格でいう重ね板ばねには,ばね板が一枚だけの場合も含む。
注記 この規格は,適合性評価を意図していない。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の一部を構成する。これらの引用規
格は,その最新版(追補を含む)を適用する。
JIS B 0209-1 一般用メートルねじ−公差−第1部 : 原則及び基礎データ
JIS B 0209-2 一般用メートルねじ−公差−第2部 : 一般用おねじ及びめねじの許容限界寸法−中(は
めあい区分)
JIS B 0209-3 一般用メートルねじ−公差−第3部 : 構造体用ねじの寸法許容差
JIS B 0209-4 一般用メートルねじ−公差−第4部 : めっき後に公差位置H又はGにねじ立てをした
めねじと組み合わせる溶融亜鉛めっき付きおねじの許容限界寸法
JIS B 0209-5 一般用メートルねじ−公差−第5部 : めっき前に公差位置hの最大寸法をもつ溶融亜鉛
めっき付きおねじと組み合わせるめねじの許容限界寸法
JIS B 0401-2 寸法公差及びはめあいの方式−第2部 : 穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表
JIS B 1021 締結用部品の公差−第1部 : ボルト,ねじ,植込みボルト及びナット−部品等級A,B及
びC
JIS B 1051 炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質−第1部 : ボルト,ねじ及び植込みボルト
JIS B 1181 六角ナット
JIS B 1213 冷間成形リベット
JIS B 2710-1 重ね板ばね−第1部 : 用語
JIS B 2710-2 重ね板ばね−第2部 : 設計方法
JIS B 2710-3 重ね板ばね−第3部 : 試験方法
JIS B 2711 ショットピーニング
JIS G 0558 鋼の脱炭層深さ測定方法
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3131 熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
JIS G 3141 冷間圧延鋼板及び鋼帯
JIS G 3302 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯

――――― [JIS B 2710-4 pdf 3] ―――――

2
B 2710-4 : 2008
JIS G 3445 機械構造用炭素鋼鋼管
JIS G 3505 軟鋼線材
JIS G 3507-1 冷間圧造用炭素鋼−第1部 : 線材
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 4053 機械構造用合金鋼鋼材
JIS G 4801 ばね鋼鋼材
JIS Z 2243 ブリネル硬さ試験−試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 2710-1による。

4 ばねの種類

  ばねの種類は,形状によって,次のとおりとする。ただし,これらは総体的形状及び構造を大まかに分
類するものであり,端部の形状など細部の構造を規定するものではない。また,これら以外の形状につい
ても,受渡当事者間の協定によって,その種類を取り決めてもよい。
a) マルチリーフスプリング 階段状に長さの異なるリーフを重ね合わせて構成された板ばねで,自動車,
鉄道車両,産業機械などに広く用いられる。その形状例を図1に示す。
図1−マルチリーフスプリングの形状例
b) テーパリーフスプリング すべてのリーフがスパンと同じ長さをもち,また,長手方向にテーパが施
されているため板の長手方向の応力分布が均一になる板ばねであり,自動車に多く用いられる。その
形状例を図2に示す。
図2−テーパリーフスプリングの形状例
c) トレーリングリーフ 主にリンク機構として車軸の前側でシャシフレームとつながれる板ばねであ
り,自動車のエアサスペンションに用いられる。その形状例を図3及び図4に示す。
注記 C : 反り
図3−トレーリングリーフの形状例(タイプ1)

――――― [JIS B 2710-4 pdf 4] ―――――

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B 2710-4 : 2008
注記 H : 高さ
図4−トレーリングリーフの形状例(タイプ2)
d) 親子重ね板ばね 常時荷重を受けるばね(親ばね)と,荷重が増加した後に補助的に働くばね(子ば
ね)とで構成された重ね板ばねであり,自動車に多く用いられる。その形状例を図5に示す。
図5−親子重ね板ばねの形状例
e) まくらばね 鉄道車両における台車枠と車体との間に用いる重ね板ばねの総称であり,一般に中央部
を胴締めされた重ね板ばねが上下直列に組み合わされただ円ばねが多く用いられる。その形状例を図
6に示す。
図6−まくらばねの形状例
f) 担いばね 鉄道車両などの車体(シャシー)を支える重ね板ばねの総称であり,シャシーばねともい
われる。一般に中央部は胴締めされ,また両端部はばねつり穴で支持される構造となっている。その
形状例を図7に示す。
図7−担いばねの形状例

――――― [JIS B 2710-4 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS B 2710-4:2008の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 2710-4:2008の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB0209-1:2001
一般用メートルねじ―公差―第1部:原則及び基礎データ
JISB0209-2:2001
一般用メートルねじ―公差―第2部:一般用おねじ及びめねじの許容限界寸法―中(はめあい区分)
JISB0209-3:2001
一般用メートルねじ―公差―第3部:構造体用ねじの寸法許容差
JISB0209-4:2001
一般用メートルねじ―公差―第4部:めっき後に公差位置H又はGにねじ立てをしためねじと組み合わせる溶融亜鉛めっき付きおねじの許容限界寸法
JISB0209-5:2001
一般用メートルねじ―公差―第5部:めっき前に公差位置hの最大寸法をもつ溶融亜鉛めっき付きおねじと組み合わせるめねじの許容限界寸法
JISB0401-2:2016
製品の幾何特性仕様(GPS)―長さに関わるサイズ公差のISOコード方式―第2部:穴及び軸の許容差並びに基本サイズ公差クラスの表
JISB1021:2003
締結用部品の公差―第1部:ボルト,ねじ,植込みボルト及びナット―部品等級A,B及びC
JISB1051:2014
炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質―強度区分を規定したボルト,小ねじ及び植込みボルト―並目ねじ及び細目ねじ
JISB1181:2014
六角ナット
JISB1213:1995
冷間成形リベット
JISB2710-1:2008
重ね板ばね―第1部:用語
JISB2710-1:2020
重ね板ばね―第1部:用語
JISB2710-2:2008
重ね板ばね―第2部:設計方法
JISB2710-2:2020
重ね板ばね―第2部:設計方法
JISB2710-3:2008
重ね板ばね―第3部:試験方法
JISB2711:2013
ばねのショットピーニング
JISG0558:2007
鋼の脱炭層深さ測定方法
JISG0558:2020
鋼の脱炭層深さ測定方法
JISG3101:2015
一般構造用圧延鋼材
JISG3101:2020
一般構造用圧延鋼材
JISG3131:2018
熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
JISG3141:2017
冷間圧延鋼板及び鋼帯
JISG3141:2021
冷間圧延鋼板及び鋼帯
JISG3302:2019
溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3445:2016
機械構造用炭素鋼鋼管
JISG3445:2021
機械構造用炭素鋼鋼管
JISG3505:2017
軟鋼線材
JISG3507-1:2010
冷間圧造用炭素鋼―第1部:線材
JISG3507-1:2021
冷間圧造用炭素鋼―第1部:線材
JISG4051:2016
機械構造用炭素鋼鋼材
JISG4053:2016
機械構造用合金鋼鋼材
JISG4801:2011
ばね鋼鋼材
JISG4801:2021
ばね鋼鋼材
JISZ2243:2008
ブリネル硬さ試験―試験方法
JISZ8401:2019
数値の丸め方