JIS K 8227:2010 過塩素酸ナトリウム一水和物(試薬)

JIS K 8227:2010 規格概要

この規格 K8227は、試薬として用いる過塩素酸ナトリウム一水和物について規定。

JISK8227 規格全文情報

規格番号
JIS K8227 
規格名称
過塩素酸ナトリウム一水和物(試薬)
規格名称英語訳
Sodium perchlorate monohydrate (Reagent)
制定年月日
1950年3月31日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
試薬 I 2020, 試薬 II 2020
改訂:履歴
1950-03-31 制定日, 1953-03-31 確認日, 1956-03-28 改正日, 1959-02-27 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1979-05-01 確認日, 1980-03-01 改正日, 1985-06-01 確認日, 1991-06-01 確認日, 1992-08-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2010-04-20 改正日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS K 8227:2010 PDF [18]
                                                                                   K 8227 : 2010

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[2]
  •  4 性質・・・・[2]
  •  4.1 性状・・・・[2]
  •  4.2 定性方法・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[3]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 一般事項・・・・[3]
  •  6.2 純度(NaClO4・H2O)・・・・[3]
  •  6.3 水溶状・・・・[5]
  •  6.4 pH(50 g/l,25 ℃)・・・・[6]
  •  6.5 塩化物及び塩素酸塩(Clとして)・・・・[7]
  •  6.6 硫酸塩(SO4)・・・・[7]
  •  6.7 窒素化合物(Nとして)・・・・[8]
  •  6.8 カリウム(K)・・・・[12]
  •  6.9 銅(Cu),鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[13]
  •  6.10 カルシウム(Ca)・・・・[15]
  •  7 容器・・・・[16]
  •  8 貯蔵方法・・・・[16]
  •  9 表示・・・・[16]
  •  10 取扱い上の注意事項・・・・[17]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8227 pdf 1] ―――――

K 8227 : 2010

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本試薬
協会(JRA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきと
の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8227:1992は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8227 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                          JIS
K 8227 : 2010

過塩素酸ナトリウム一水和物(試薬)

Sodium perchlorate monohydrate (Reagent)

                               NaClO4・H2O         FW : 140.46

序文

  この規格は,1950年に制定され,その後3回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は,1992年に
行われたが,その後の試験・研究開発などの技術進歩に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は,現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いる過塩素酸ナトリウム一水和物について規定する。
警告 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。
この規格は,その使用に関連して起こるすべての安全上の問題を取り扱おうとするものではな
い。この規格の利用者は,MSDS(化学物質等安全データシート)などを参考にして各自の責
任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8005 容量分析用標準物質
JIS K 8019 亜硝酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8034 アセトン(試薬)
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 8121 塩化カリウム(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8284 くえん酸水素二アンモニウム(試薬)

――――― [JIS K 8227 pdf 3] ―――――

2
K 8227 : 2010
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8377 酢酸ブチル(試薬)
JIS K 8454 N,N-ジエチルジチオカルバミド酸ナトリウム三水和物(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8548 硝酸カリウム(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬)
JIS K 8574 水酸化カリウム(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8587 アミド硫酸(試薬)
JIS K 8603 ソーダ石灰(試薬)
JIS K 8617 炭酸カルシウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8637 チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JIS K 8653 デバルダ合金(試薬)
JIS K 8659 でんぷん(溶性)(試薬)
JIS K 8780 ピロガロール(試薬)
JIS K 8798 フェノール(試薬)
JIS K 8842 ブロモチモールブルー(試薬)
JIS K 8893 メチルオレンジ(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS Z 8802 pH測定方法

3 種類

  種類は,特級とする。

4 性質

4.1 性状

  過塩素酸ナトリウム一水和物は,白い結晶で,潮解性があり,水に極めて溶けやすい。

4.2 定性方法

  定性方法は,次による。
a) 試料1 gに水20 mlを加えて溶かす(A液)。A液10 mlに塩化カリウム溶液(100 g/l)1 mlを加える
と,白い沈澱が生じる。
b) 炎色試験は,直径約0.8 mmの白金線を先端から約30 mmまで塩酸(1+1)に浸し,炎の長さ約120 mm,
内炎の長さ約30 mm程度としたガスバーナーの無色炎中に,内炎の最上部から約10 mmの位置に水

――――― [JIS K 8227 pdf 4] ―――――

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K 8227 : 2010
平に入れた後,放冷する。この操作を炎に色が現れなくなるまで繰り返す。次に,A液に白金線の先
端約5mmを浸し,ガスバーナーの無色炎中に入れると黄色が現れる。

5 品質

  品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(NaClO4・H2O) 質量分率 % 98.0 以上 6.2
水溶状 試験適合 6.3
pH(50 g/l,25 ℃) 4.57.5 6.4
塩化物及び塩素酸塩(Clとして) 質量分率 % 0.002 以下 6.5
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.002 以下 6.6
窒素化合物(Nとして) 質量分率 % 0.002 以下 6.7
カリウム(K) 質量分率 % 0.005 以下 6.8
銅(Cu) 質量分率 ppm 2 以下 6.9
カルシウム(Ca) 質量分率 % 0.002 以下 6.10
鉛(Pb) 質量分率 ppm 2 以下 6.9
鉄(Fe) 質量分率 ppm 3 以下 6.9

6 試験方法

6.1 一般事項

  試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。

6.2 純度(NaClO4・H2O)

  純度(NaClO4・H2O)の試験方法は,次による。
a) 試薬,試験用溶液類など 試薬,試験用溶液類などは,次のものを用いる。
1) ソーダ石灰 JIS K 8603に規定するもの。
2) 塩酸(約1 mol/l) JIS K 8180に規定する塩酸90 mlに水を加えて1 000 mlにする。
3) 強酸性陽イオン交換樹脂(H形)カラムの作製
3.1) 水中で湿潤させた強酸性陽イオン交換樹脂約25 mlを,気泡が入らないように注意して図1のイオ
ン交換カラムに水とともに流し込んで樹脂柱を作る。
3.2) イオン交換カラムのコックを開け,水を徐々に流出させて,水面が樹脂柱上端から約5 mm上にな
るようにする。コックを閉じて塩酸(約1 mol/l)約200 mlを加え,コックを調節して34 ml/min
の流量で通す。
3.3) イオン交換カラムのコックを開け,塩酸(約1 mol/l)を徐々に流出させて,液面が樹脂柱上端か
ら約5 mm上になるようにする。洗浄は,コックを閉じて水約30 mlを加え,コックを調節して
34 ml/minの流量で通す。この洗浄操作を数回行い,流出液にメチルオレンジ溶液を加えたとき
の色が黄みの赤になるまで繰り返す。

――――― [JIS K 8227 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS K 8227:2010の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8227:2010の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISK0050:2019
化学分析方法通則
JISK0115:2004
吸光光度分析通則
JISK0115:2020
吸光光度分析通則
JISK0121:2006
原子吸光分析通則
JISK1107:2005
窒素
JISK8001:2017
試薬試験方法通則
JISK8005:2014
容量分析用標準物質
JISK8019:2010
亜硝酸ナトリウム(試薬)
JISK8034:2006
アセトン(試薬)
JISK8085:2006
アンモニア水(試薬)
JISK8085:2021
アンモニア水(試薬)
JISK8102:2012
エタノール(95)(試薬)
JISK8107:2017
エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JISK8121:2007
塩化カリウム(試薬)
JISK8150:2006
塩化ナトリウム(試薬)
JISK8155:2017
塩化バリウム二水和物(試薬)
JISK8180:2015
塩酸(試薬)
JISK8180:2021
塩酸(試薬)
JISK8284:2011
くえん酸水素二アンモニウム(試薬)
JISK8284:2021
くえん酸水素二アンモニウム(試薬)
JISK8355:2006
酢酸(試薬)
JISK8355:2021
酢酸(試薬)
JISK8377:2014
酢酸ブチル(試薬)
JISK8454:1994
N,N-ジエチルジチオカルバミド酸ナトリウム三水和物(試薬)
JISK8541:2015
硝酸(試薬)
JISK8541:2021
硝酸(試薬)
JISK8548:2007
硝酸カリウム(試薬)
JISK8550:2006
硝酸銀(試薬)
JISK8550:2021
硝酸銀(試薬)
JISK8563:2018
硝酸鉛(II)(試薬)
JISK8574:2006
水酸化カリウム(試薬)
JISK8576:2019
水酸化ナトリウム(試薬)
JISK8587:2018
アミド硫酸(試薬)
JISK8603:2011
ソーダ石灰(試薬)
JISK8617:2007
炭酸カルシウム(試薬)
JISK8625:2017
炭酸ナトリウム(試薬)
JISK8637:2006
チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JISK8653:2018
デバルダ合金(試薬)
JISK8659:2014
でんぷん(溶性)(試薬)
JISK8780:2019
ピロガロール(試薬)
JISK8798:2012
フェノール(試薬)
JISK8842:2012
ブロモチモールブルー(試薬)
JISK8893:2020
メチルオレンジ(試薬)
JISK8913:2006
よう化カリウム(試薬)
JISK8951:2006
硫酸(試薬)
JISK8962:2008
硫酸カリウム(試薬)
JISK8982:2008
硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JISK8983:2016
硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JISR3503:1994
化学分析用ガラス器具
JISZ8802:2011
pH測定方法