JIS A 4704:2015 軽量シャッター構成部材 | ページ 4

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A 4704 : 2015
表5−主要材料
主要材料の 構成部材の名称
規格 ス 座 巻 ス 軸 ケ ガ 中
ラ 板 取 プ 受 ー イ 柱
ッ り リ 部 ス ド
ト シ ン レ
ャ グ ー
フ ル

JIS G 3101 − ○ ○ − ○ ○ ○ ○
JIS G 3131 − − ○ − ○ ○ − ○
JIS G 3141 − ○ ○ − − ○ ○ ○
JIS G 3302 ○ ○ ○ − ○ ○ ○ ○
JIS G 3312 ○ ○ − − − ○ ○ ○
JIS G 3313 − ○ ○ − ○ ○ ○ ○
JIS G 3350 − − − − − ○ − −
JIS G 3444 − − ○ − − − − −
JIS G 3445 − − ○ − − − − −
JIS G 3466 − − − − − ○ − −
JIS G 3521 − − − ○ − − − −
JIS G 3522 − − − ○ − − − −
JIS G 4304 − ○ − − − − − −
JIS G 4305 ○ ○ − − ○ ○ ○ ○
JIS G 5501 − − ○ − − − − −
JIS K 6744 ○ − − − − ○ − −
JIS H 4100 a) − ○ − − − − ○ ○
注a) IS H 4100の表面処理は,JIS H 8602に規定するB種又は
それ以上の処理を施したものとする。

9 加工及び組立

  加工及び組立は,次による。
a) 加工 鋼材は,加工前に有害なゆがみなどを除去したうえで,表4の寸法許容差によって,スラット,
座板,ガイドレール及び中柱に切断加工,穴あけ加工,曲げ加工,プレス加工,ロールフォーミング
加工などを行う。
なお,溶接が必要な部材については,アーク溶接,スポット溶接などによって,堅ろうに溶接接合
する。
b) 組立 あらかじめ表面処理した材料を使用する場合,加工組付けによって離又は劣化した部分は補
修する。仕上がり寸法,部材の取合いなどを適正に行い,かつ,溶接及びボルト締め,その他の方法
によって堅ろうに組み立てる。

10 塗装

10.1 一般

  スラット,座板,軸受部,ガイドレール,ケース及び中柱の下地のさび止め処理,さび止め塗装及び塗
装仕上げは,10.2及び10.3による。ただし,JIS G 3302,JIS G 3312,JIS G 4305及びJIS K 6744に規定
する材料,又は性能及び品質がこれらと同等以上の材料を使用した場合は,下地処理及び塗装仕上げを行
わなくてもよい。

――――― [JIS A 4704 pdf 16] ―――――

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10.2 下地のさび止め処理及びさび止め塗装

10.2.1  下地のさび止め処理
下地のさび止め処理は,JIS H 8610の2級以上のめっきを施すか,又は10.2.2.1のさび止めペイントを
塗装する。
10.2.2 さび止め塗装
10.2.2.1 さび止めペイント
さび止めペイントは,JIS K 5621,JIS K 5629若しくはJIS K 5674に規定する塗料又はこれらと同等以
上の性能及び品質をもつ塗料とする。
10.2.2.2 さび止めペイントの塗装方法
さび止めペイントの塗装方法は,次による。
a) 浮き上がった黒皮,ほこり,汚れなどの表面付着物を除いて清浄にした後,10.2.2.1のさび止めペイン
トを全面に一様に塗る。ただし,10.2.1の下地のさび止め処理を施した鋼板を使用した場合は除く。
b) 組立後に,塗装が困難な部分は,組立前にさび止め塗装を行う。
c) 加工のために鉄素地が現れた部分は,さび止め塗装を施す。

10.3 塗装仕上げ

10.3.1  上塗り塗料
塗装仕上げをするときの,上塗りに用いる塗料は,JIS K 5572若しくはJIS K 5651に規定する塗料又は
これらと同等以上の性能及び品質をもつ塗料とする。
10.3.2 塗装仕上げ方法
塗装仕上げをするときの方法は,次による。
a) 見え掛かり部分全面に一様に上塗り塗料を塗装する。
b) 焼付塗装を行う場合の塗膜厚さは,下地のさび止め処理厚さとの合計が20 μm以上とする。その際の
焼付塗装の場合の塗膜厚さは,受渡当事者間の協定による。
c) 焼付以外の塗装は,b) と同等以上の性能及び品質が得られる塗料を塗装する。

11 試験方法

11.1 構成部材の曲げ試験

11.1.1  スラットの曲げ試験
スラットの曲げ試験は,同一条件で製造したスラットから3枚を抜き取り,図8のように横にかみ合わ
せて連結したものを用いる。試験体の両端は,堅ろうな支持台に取り付けたガイドレールの溝の中に外部
側が上になるように,かみ合わせる。この場合,図9に示す“l”は,シャッターの内のり幅と等しくする。
始めに,おもりを載荷する前のたわみ量を1 mmの単位で測定し,次に試験体の上に,表6に示す質量
のおもりを図9に示す番号の順序でほぼ等分布に載荷し,10分間放置後,載荷したおもりを取り除いたと
きのたわみ量を1 mmの単位で測定する。おもりは,砂などを詰めた袋を使用し,1袋当たりの質量を1
2 kgとする。
おもりを取り除いたときのたわみ量から,おもりを載荷する前のたわみ量を減じたものを残留たわみ量
とし,残留たわみ量は,式(1)によって求める。
δ δ1δ0 (1)
ここに, δ : 残留たわみ量(mm)
δ0 : おもりを載荷する前のたわみ量測定値(mm)

――――― [JIS A 4704 pdf 17] ―――――

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δ1 : おもりを取り除いたときのたわみ量測定値(mm)
表6−スラットの載荷荷重及びおもりの質量
載荷荷重 単位長さ当たりのスラット載荷用おもりの質量a)
N/m2 kg
Q b) シャッターの内のり幅1 m当たり
3.06×10−4×Q×P c)
注a) おもりの質量は,スラットの質量を含め小数点以下1位まで求め,JIS Z 8401によって整数
に丸める。
なお,おもりには,スラットの質量を含める。
b) は,載荷荷重を示し,一般的には500 N/m2とするが,500 N/m2を超える要求がある場合
には,載荷荷重は受渡当事者間の協定による。
c) は,スラット1枚当たりの幅(mm)を示す。
図8−スラットの曲げ試験試験体(例)
単位 mm
l 内のり幅
図9−スラットの曲げ試験方法

――――― [JIS A 4704 pdf 18] ―――――

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11.1.2 中柱の曲げ試験
中柱の曲げ試験は,同一条件で製造された中柱のうちから1本を抜き取って試験体とし,試験体の両端
を,支持台の上に外部側が上になるように載せる。支持台は一辺が約90 mmの木製角材とする。この場合,
図10に示す“h”は,シャッターの内のり高さと等しくする。
始めに,おもりを載荷する前のたわみ量を1 mmの単位で測定し,次に図10のように内のり高さの両端
からh/4の位置に一辺が約90 mm×25 mmの木製角材を介し,表7に示すおもりの質量を載荷し,10分間
放置後,載荷したおもりを取り除いたときのたわみ量を1 mmの単位で測定する。おもりは,砂などを詰
めた袋を使用し,1袋当たりの質量を15 kgとする。
単位 mm
h 内のり高さ
図10−中柱の曲げ試験方法
おもりを取り除いたときのたわみ量から,おもりを載荷する前のたわみ量を減じたものを残留たわみ量
とし,残留たわみ量は,式(2)によって求める。
δ δ1δ0 (2)
ここに, δ : 残留たわみ量(mm)
δ0 : おもりを載荷する前のたわみ量測定値(mm)
δ1 : おもりを取り除いたときのたわみ量測定値(mm)

――――― [JIS A 4704 pdf 19] ―――――

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表7−中柱の載荷荷重及びおもりの質量
載荷荷重 おもりの質量a)
N/m2 kg
Q b) 1.02×10−1×Q×l c)×h d)
注a) おもりには,中柱,載荷台などの質量を含める。
b) は,載荷荷重を示し,一般的には500 N/m2とするが,
500 N/m2を超える要求がある場合には,載荷荷重は受渡
当事者間の協定による。
c) は,シャッターの内のり幅(m)を示す。
d) は,シャッターの内のり高さ(m)を示す。
11.1.3 上げ落としの曲げ試験
上げ落としの曲げ試験は,上げ落としを取り付けた長さ500 mm以上の中柱を用いる。この試験体を上
げ落としの落とし棒を全部下げた状態にして,スパン400 mmで支持する。この場合,図11に示すように,
上げ落としは下側にし,かつ,上げ落としの落とし棒を鋼製角材にかけ,鋼製角材の内側から400 mmの
ところに直径約30 mmの鋼製丸棒を置き,鋼製丸棒に中柱の他端を水平に設置する。スパン中央に同様の
丸棒を介し,毎秒100 Nの割合で表8に示す荷重を負荷できる試験装置を用いて1分間放置後,荷重を除
き有害な変形のないことを確認する。
表8−上げ落としの載荷荷重
載荷荷重 荷重
N/m2 N
Q a) Q×l b)×h c)
注a) は,載荷荷重を示し,一般的には500 N/m2とするが,500 N/m2を超え
る要求がある場合には,載荷荷重は受渡当事者間の協定による。
b) は,シャッターの内のり幅(m)を示す。
c) は,シャッターの内のり高さ(m)を示す。
単位 mm
図11−上げ落としの曲げ試験方法

11.2 開閉性試験

11.2.1  手動式(スプリング式)シャッターの開閉性試験
シャッターの内のり幅1 800 mm,シャッターの内のり高さ2 400 mmのシャッターを試験体とし,シャ
ッターを手で開閉し,円滑に作動することを確認する。シャッターの座板中央部分をプッシュプルスケー

――――― [JIS A 4704 pdf 20] ―――――

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JIS A 4704:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 4704:2015の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA9511:2017
発泡プラスチック保温材
JISB1801:2020
伝動用ローラチェーン及びブシュチェーン
JISG3101:2015
一般構造用圧延鋼材
JISG3101:2020
一般構造用圧延鋼材
JISG3131:2018
熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
JISG3141:2017
冷間圧延鋼板及び鋼帯
JISG3141:2021
冷間圧延鋼板及び鋼帯
JISG3302:2019
溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3312:2019
塗装溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3313:2015
電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3313:2021
電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3350:2017
一般構造用軽量形鋼
JISG3350:2021
一般構造用軽量形鋼
JISG3444:2015
一般構造用炭素鋼鋼管
JISG3444:2021
一般構造用炭素鋼鋼管
JISG3445:2016
機械構造用炭素鋼鋼管
JISG3445:2021
機械構造用炭素鋼鋼管
JISG3466:2015
一般構造用角形鋼管
JISG3466:2021
一般構造用角形鋼管
JISG3521:2018
硬鋼線
JISG3522:2014
ピアノ線
JISG4304:2012
熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4304:2021
熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4305:2012
冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4305:2021
冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG5501:1995
ねずみ鋳鉄品
JISH4100:2015
アルミニウム及びアルミニウム合金の押出形材
JISH8602:2010
アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化塗装複合皮膜
JISH8610:1999
電気亜鉛めっき
JISK5572:2010
フタル酸樹脂エナメル
JISK5621:2019
一般用さび止めペイント
JISK5629:2002
鉛酸カルシウムさび止めペイント
JISK5651:2002
アミノアルキド樹脂塗料
JISK5674:2019
鉛・クロムフリーさび止めペイント
JISK6744:2019
ポリ塩化ビニル被覆金属板及び金属帯
JISZ8401:2019
数値の丸め方