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JIS A 6511:2002 規格概要
この規格 A6511は、プレストレストコンクリート製の板状製品で,その内部に空胴をもつ空胴プレストレストコンクリートパネルについて規定。
JISA6511 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A6511
- 規格名称
- 空胴プレストレストコンクリートパネル
- 規格名称英語訳
- Prestressed concrete hollow cored panels
- 制定年月日
- 1976年5月1日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 91.100.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1976-05-01 制定日, 1979-04-01 確認日, 1984-06-01 確認日, 1989-09-01 確認日, 1995-07-01 改正日, 2000-03-20 確認日, 2002-02-20 改正日, 2007-04-20 確認日, 2008-03-20 改正日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS A 6511:2002 PDF [12]
A 6511 : 2002
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人建材試験
センター (JTCCM) /財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべ
きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。こ
れによって,JIS A 6511 : 1995は改正され,この規格に置き換えられる。
JIS A 6511には,次に示す附属書がある。
附属書(参考) 反りの測定方法
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS A 6511 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 6511 : 2002
空胴プレストレストコンクリートパネル
Prestressed concrete hollow cored panels
1. 適用範囲 この規格は,プレストレストコンクリート製の板状製品で,その内部に空胴をもつ空胴プ
レストレストコンクリートパネル(以下,パネルという。)について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1108 コンクリートの圧縮強度試験方法
JIS A 1132 コンクリートの強度試験用供試体の作り方
JIS A 1145 骨材のアルカリシリカ反応性試験方法(化学法)
JIS A 1146 骨材のアルカリシリカ反応性試験方法(モルタルバー法)
JIS A 5001 道路用砕石
JIS A 5002 構造用軽量コンクリート骨材
JIS A 5005 コンクリート用砕石及び砕砂
JIS A 5406 建築用コンクリートブロック
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3109 PC鋼棒
JIS G 3112 鉄筋コンクリート用棒鋼
JIS G 3117 鉄筋コンクリート用再生棒鋼
JIS G 3532 鉄線
JIS G 3536 PC鋼線及びPC鋼より線
JIS G 3551 溶接金網及び鉄筋格子
JIS R 5210 ポルトランドセメント
3. 種類及び種別
3.1 種類 種類は,主な用途によって,表1のように区分する。
表1 種類による区分
種類 記号 説明
床用パネル S 主として水平的に使用するパネル
壁用パネル W 主として垂直的に使用するパネル
3.2 種別 種別は,断面平均有効プレストレスの量 (Pe/A) (1)によって,表2のように区分する。
――――― [JIS A 6511 pdf 2] ―――――
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A 6511 : 2002
表2 種別による区分
種別 断面平均有効プレストレスの量
N/mm2
30 3.00±0.75
45 4.50±0.75
注(1) eはPC鋼材の有効引張力 (N) ,Aはパネルの断面積(空胴部分は含まない。) (mm2) 。
4. 外観及び性能
4.1 外観 パネルは構造上又は仕上げ上有害な反り,きず,欠けなどがあってはならない。ただし,反
りについては,受渡当事者間の協定によるものとし,その測定方法は,附属書(参考)によることができ
る。
4.2 性能 パネルの性能は,8.2及び8.3の試験方法によって試験し,各区分ごとに表3に示す値に適合
しなければならない。
表3 性能
種類 厚さ 種別 曲げ破壊モーメント
曲げひび割れモーメント 透水性 参考
(幅1m当たり)(2) (幅1m当たり)(2) 単位質量
mm kN・m kN・m ml/m2・h kg/m2
床用パネル 70 30 6以上 10以上 100以下 135±15
(S) 45 8以上 13以上
100 30 12以上 20以上 175±20
45 19以上 32以上
120 30 16以上 27以上 200±20
45 27以上 48以上
150 30 26以上 43以上 235±25
45 47以上 78以上
200 30 51以上 85以上 275±35
45 77以上 128以上
250 30 82以上 137以上 360±35
45 103以上 172以上
300 30 105以上 175以上 415±60
45 155以上 260以上
壁用パネル 70 30 5以上 6以上 135±15
(W) 45 6以上 7以上
100 30 9以上 10以上 165±20
45 14以上 16以上
120 30 12以上 14以上 210±25
45 18以上 21以上
150 30 18以上 21以上 255±30
45 28以上 33以上
注(2) 自重によるモーメントを含んだ値。
5. 寸法及び許容差
5.1 パネルの寸法 パネルの寸法は,長さ及び幅は受渡当事者間の協定によるものとし,厚さは表4に
よる。
――――― [JIS A 6511 pdf 3] ―――――
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A 6511 : 2002
表4 パネルの厚さ
単位 mm
厚さ 70 100 120 150 200 250 300
5.2 寸法の許容差 寸法の許容差は,表5による。
表5 寸法の許容差
単位 mm
許容差
厚さ +4
−2
幅 +4
−3
長さ ±5
6. 材料
6.1 セメント セメントは,JIS R 5210に適合するポルトランドセメント及び白色セメントとする。
6.2 骨材
6.2.1 骨材は,清浄,強硬,耐久的で,ごみ・泥・有機物などの有害成分を有害量含まないものとする。
粗骨材の最大寸法は,6.5に示すPC鋼材とPC鋼材,コアー,型枠などとの最小のあき寸法以下とする。
また,骨材はJIS A 1145又はJIS A 1146によってアルカリシリカ反応性試験を行い,無害であると判定さ
れたものでなければならない。
6.2.2 砕石及び砕砂は,JIS A 5005に準じるものとする。
備考 砕石はJIS A 5001に規定するS-13(6号),S-5(7号)などの粒度範囲のものを用いてもよい。
ただし,この場合でも砕石の品質は6.2.1に適合しなければならない。
6.2.3 軽量骨材は,JIS A 5002に適合する人工軽量骨材とし,かつ,パネルの性能に有害な影響を与えな
いものとする。
6.3 水 水は清浄で,油・酸・有機物などの有害成分を有害量含まないものとする。
6.4 混和材料 混和材料は,パネルの外観及び性能に有害な影響を与えないものとする。
6.5 鋼材 PC鋼線,PC鋼より線,PC鋼棒(これらをまとめてPC鋼材と呼ぶ。),鉄筋,平鋼,鉄線及
び金網は,次のいずれかに示すものとする。
a) IS G 3536に規定するPC鋼線及びPC鋼より線並びにこれに準じるもの(3)。
注(3) 3本よりのPC鋼線など。
b) IS G 3109に規定するPC鋼棒
c) IS G 3112に規定する棒鋼
d) IS G 3117に規定する棒鋼
e) IS G 3101に規定する平鋼
f) JIS G 3532に規定する普通鉄線
g) IS G 3551に規定する溶接金網
7. 製造及び切断・加工
7.1 製造 パネルの製造方法は,次による。
a) あらかじめPC鋼材を正しい位置に配置し緊張しておき,パネルの内部に連続した空胴部が所定の位
――――― [JIS A 6511 pdf 4] ―――――
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A 6511 : 2002
置に正しく形成される方法でコンクリートを打ち込み,押し出し,振動・タンピングなどを加えて締
め固め,成形する。この際,必要に応じて使用する鉄筋,平鋼,鉄線,金網などは,所定量を正しい
位置に配置する。
b) C鋼材の応力度は,緊張時においてはPC鋼材規格引張強度の75%又はPC鋼材規格降伏点強度の85%
のいずれかの小さい値以下とし,定着完了時においてはPC鋼材規格引張強度70%又はPC鋼材規格
降伏点強度の80%のいずれか小さい値以下とする。
c) 成形が終わった後,コンクリート,鋼材などの品質に害を与えないような,適切な方法で養生する。
d) コンクリートの圧縮強度が30N/mm2以上,かつ,プレストレス導入直後の最大圧縮力の1.7倍以上と
なったとき,PC鋼材を切断して,所定のプレストレスを導入する。
e) C鋼材に対する,パネル表面からのコンクリートのかぶり厚さは2cm以上とする。
f) コンクリートの材料及び配合は,材齢28日の圧縮強度が40N/mm2以上となるように定める。
g) まだ固まらないコンクリートに含まれる塩化物量は,塩素量イオン換算で0.20kg/m3以下でなければ
ならない。
7.2 切断・加工 パネルを切断又は加工する場合は,パネルの外観,品質及び性能に有害な影響を与え
ないようにする。
8. 試験
8.1 寸法測定試験 厚さ,幅及び長さの測定は,次による。
a) パネルを水平に置き,図1に示す,厚さt1及びt2,幅b,長さLを測る。
b) 厚さは,図1に示す側面端部から約100mmの位置で測った数値,t1,t2の平均値を,小数点以下第一
位で四捨五入して求める。
c) 幅bは,側面の片側の最も幅の大きい部分を,直線距離で測る。
d) 長さLは,側面の片側のパネル下部を,直線距離で測る。
e) 測定は,1mmまで測定できる測定器を用いて行う。
――――― [JIS A 6511 pdf 5] ―――――
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JIS A 6511:2002の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.100 : 建設材料 > 91.100.30 : コンクリート及びコンクリート製品
JIS A 6511:2002の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1108:2018
- コンクリートの圧縮強度試験方法
- JISA1132:2020
- コンクリートの強度試験用供試体の作り方
- JISA1145:2017
- 骨材のアルカリシリカ反応性試験方法(化学法)
- JISA1146:2017
- 骨材のアルカリシリカ反応性試験方法(モルタルバー法)
- JISA5001:1995
- 道路用砕石
- JISA5002:2003
- 構造用軽量コンクリート骨材
- JISA5005:2009
- コンクリート用砕石及び砕砂
- JISA5005:2020
- コンクリート用砕石及び砕砂
- JISA5406:2017
- 建築用コンクリートブロック
- JISG3101:2015
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3101:2020
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3109:2008
- PC鋼棒
- JISG3109:2020
- PC鋼棒
- JISG3112:2020
- 鉄筋コンクリート用棒鋼
- JISG3117:2017
- 鉄筋コンクリート用再生棒鋼
- JISG3532:2011
- 鉄線
- JISG3536:2014
- PC鋼線及びPC鋼より線
- JISG3551:2005
- 溶接金網及び鉄筋格子
- JISG3551:2021
- 溶接金網及び鉄筋格子
- JISR5210:2009
- ポルトランドセメント