JIS K 8996:2019 硫酸マンガン(II)一水和物(試薬)

JIS K 8996:2019 規格概要

この規格 K8996は、試薬として用いる硫酸マンガン(II)一水和物について規定。

JISK8996 規格全文情報

規格番号
JIS K8996 
規格名称
硫酸マンガン(II)一水和物(試薬)
規格名称英語訳
Manganese (II) sulfate monohydrate (Reagent)
制定年月日
2019年2月20日
最新改正日
2019年2月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
試薬 II 2020
改訂:履歴
2019-02-20 制定
ページ
JIS K 8996:2019 PDF [14]
                                                                                   K 8996 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[2]
  •  4 性質・・・・[2]
  •  4.1 性状・・・・[2]
  •  4.2 定性方法・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 一般事項・・・・[3]
  •  6.2 純度(MnSO4・H2O)・・・・[3]
  •  6.3 水溶状・・・・[4]
  •  6.4 強熱減量・・・・[4]
  •  6.5 塩化物(Cl)・・・・[4]
  •  6.6 ナトリウム(Na)及びカリウム(K)・・・・[5]
  •  6.7 マグネシウム(Mg),カルシウム(Ca),亜鉛(Zn)及びニッケル(Ni)・・・・[6]
  •  6.8 銅(Cu),鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[7]
6.9 銅(Cu),マグネシウム(Mg),カルシウム(Ca),亜鉛(Zn),鉛(Pb),鉄(Fe)及びニッケル(Ni)
9
  •  6.10 過マンガン酸還元性物質・・・・[11]
  •  7 容器・・・・[11]
  •  8 表示・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 9920 pdf 1] ―――――

K 8996 : 2019

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本試薬協会(JRA)及び一般
財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 9920 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                            JIS
K 8996 : 2019
硫酸マンガン(II)一水和物(試薬)
Manganese (II) sulfate monohydrate (Reagent)
MnSO4·H2O FW : 169.02

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いる硫酸マンガン(II)一水和物について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0116 発光分光分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 0970 ピストン式ピペット
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 8116 塩化アンモニウム(試薬)
JIS K 8121 塩化カリウム(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8152 塩化ニッケル(II)六水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8201 塩化ヒドロキシルアンモニウム(試薬)
JIS K 8247 過マンガン酸カリウム(試薬)
JIS K 8284 くえん酸水素二アンモニウム(試薬)
JIS K 8377 酢酸ブチル(試薬)
JIS K 8454 N,N-ジエチルジチオカルバミド酸ナトリウム三水和物(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬)
JIS K 8617 炭酸カルシウム(試薬)
JIS K 8736 エリオクロムブラックT(試薬)
JIS K 8891 メタノール(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)

――――― [JIS Z 9920 pdf 3] ―――――

2
K 8996 : 2019
JIS K 8953 硫酸亜鉛七水和物(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)·12水(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JIS K 8995 硫酸マグネシウム七水和物(試薬)
JIS K 9005 りん酸(試薬)
JIS K 9502 L(+)-アスコルビン酸(試薬)
JIS Z 8802 pH測定方法

3 種類

  種類は,特級とする。

4 性質

4.1 性状

  硫酸マンガン(II)一水和物は,白から淡紅色の結晶又は結晶性粉末で,僅かに吸湿性があり,水に溶
けやすく,エタノール(99.5)にほとんど溶けない。

4.2 定性方法

  定性方法は,次による。
a) 試料1 gに水200 mLを加えて溶かす(A液)。A液10 mLに塩化バリウム溶液(100 g/L)1 mLを加え
ると白い沈殿が生じる。
b) A液10 mLに硫酸(1+5)10 mL及び過よう素酸カリウム溶液(飽和)1 mLを加えて加熱すると過マ
ンガン酸の赤が現れる。

5 品質

  品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(MnSO4·H2O) 質量分率 % 98.0101.0 6.2
水溶状 − 試験適合 6.3
強熱減量 質量分率 % 10.012.0 6.4
塩化物(Cl) 質量分率 % 0.001以下 6.5
ナトリウム(Na) 質量分率 % 0.005以下 6.6
カリウム(K) 質量分率 % 0.002以下 6.6
銅(Cu) 質量分率 % 0.001以下 6.8又は6.9
マグネシウム(Mg) 質量分率 % 0.005以下 6.7又は6.9
カルシウム(Ca) 質量分率 % 0.005以下 6.7又は6.9
亜鉛(Zn) 質量分率 % 0.001以下 6.7又は6.9
鉛(Pb) 質量分率 % 0.001以下 6.8又は6.9
鉄(Fe) 質量分率 % 0.001以下 6.8又は6.9
ニッケル(Ni) 質量分率 % 0.002以下 6.7又は6.9
過マンガン酸還元性物質 − 試験適合 6.10

――――― [JIS Z 9920 pdf 4] ―――――

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K 8996 : 2019

6 試験方法

6.1 一般事項

  試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。

6.2 純度(MnSO4・H2O)

  純度(MnSO4·H2O)の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) L(+)-アスコルビン酸 JIS K 9502に規定するもの。
2) アンモニア性塩化アンモニウム溶液(pH 10) JIS K 8116に規定する塩化アンモニウム7 gをはか
りとり,JIS K 8085に規定するアンモニア水(質量分率28.0 %30.0 %)57 mL及び水を加えて溶
かし,水を加えて100 mLにしたもの。ポリエチレンなどの樹脂製瓶に密栓して保存する。
3) エリオクロムブラックT希釈粉末(必要な場合に用いる。) JIS K 8736に規定するエリオクロムブ
ラックT 0.10 gをはかりとり,JIS K 8150に規定する塩化ナトリウム10 gを加えて混合したもの。
褐色ガラス製瓶に保存する。
4) エリオクロムブラックT溶液(必要な場合に用いる。) JIS K 8736に規定するエリオクロムブラッ
クT 0.5 gをはかりとり,JIS K 8891に規定するメタノールを加えて溶かし,JIS K 8891に規定する
メタノールを加えて100 mLにしたもの。保存する場合,JIS K 8201に規定する塩化ヒドロキシル
アンモニウム0.5 gを加えて溶かし,JIS K 8891に規定するメタノールを加えて100 mLにする。褐
色ガラス製瓶に保存する。
5) 0.1 mol/L エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液(0.1 mol/L EDTA2Na溶液) JIS K 8107
に規定するエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物を用い,JIS K 8001のJA.6.4 c) 1)
(0.1 mol/L エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液)に従って,調製,標定及び計算した
もの。
b) 装置 主な装置は,次による。
· 自動滴定装置 光度滴定の機能をもち,最小吐出量が0.01 mL以下のもの。
c) 操作 操作は,次のとおり行う。
1) 試料0.5 gを三角フラスコ200 mLなどに0.1 mgの桁まではかりとり,水100 mLを加えて溶かし,
0.1 mol/L EDTA2Na溶液約20 mLをビュレットを用いて加える。
2) 次のいずれかの方法で滴定する。
2.1) L(+)-アスコルビン酸0.1 g,アンモニア性塩化アンモニウム溶液(pH 10)10 mL及び指示薬として
エリオクロムブラックT希釈粉末0.03 g0.04 g又はエリオクロムブラックT溶液2,3滴を加え,
引き続いて同じビュレットから0.1 mol/L EDTA2Na溶液で滴定する。終点は,液の色が赤から明
らかな青に変わる点とする。
2.2) 光度滴定によって,波長610 nm660 nmの適切な波長で0.1 mol/L EDTA2Na溶液で滴定する。こ
の場合,終点は変曲点とする。
d) 計算 純度(MnSO4·H2O)は,次の式によって算出する。
.0016 902V f
A 100
m
ここに, A : 硫酸マンガン(II)一水和物(MnSO4·H2O)の純度(質
量分率 %)
V : 滴定に要した0.1 mol/L EDTA2Na溶液の体積(mL)

――――― [JIS Z 9920 pdf 5] ―――――

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JIS K 8996:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8996:2019の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISK0050:2019
化学分析方法通則
JISK0067:1992
化学製品の減量及び残分試験方法
JISK0116:2014
発光分光分析通則
JISK0121:2006
原子吸光分析通則
JISK0970:2013
ピストン式ピペット
JISK8001:2017
試薬試験方法通則
JISK8085:2006
アンモニア水(試薬)
JISK8085:2021
アンモニア水(試薬)
JISK8107:2017
エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JISK8116:2006
塩化アンモニウム(試薬)
JISK8121:2007
塩化カリウム(試薬)
JISK8150:2006
塩化ナトリウム(試薬)
JISK8152:2018
塩化ニッケル(II)六水和物(試薬)
JISK8180:2015
塩酸(試薬)
JISK8180:2021
塩酸(試薬)
JISK8201:2006
塩化ヒドロキシルアンモニウム(試薬)
JISK8247:2015
過マンガン酸カリウム(試薬)
JISK8284:2011
くえん酸水素二アンモニウム(試薬)
JISK8284:2021
くえん酸水素二アンモニウム(試薬)
JISK8377:2014
酢酸ブチル(試薬)
JISK8454:1994
N,N-ジエチルジチオカルバミド酸ナトリウム三水和物(試薬)
JISK8541:2015
硝酸(試薬)
JISK8541:2021
硝酸(試薬)
JISK8550:2006
硝酸銀(試薬)
JISK8550:2021
硝酸銀(試薬)
JISK8563:2018
硝酸鉛(II)(試薬)
JISK8617:2007
炭酸カルシウム(試薬)
JISK8736:2018
エリオクロムブラックT(試薬)
JISK8891:2006
メタノール(試薬)
JISK8951:2006
硫酸(試薬)
JISK8953:2008
硫酸亜鉛七水和物(試薬)
JISK8982:2008
硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JISK8983:2016
硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JISK8995:2015
硫酸マグネシウム七水和物(試薬)
JISK8995:2021
硫酸マグネシウム七水和物(試薬)
JISK9005:2006
りん酸(試薬)
JISK9502:2020
L(+)-アスコルビン酸(試薬)
JISZ8802:2011
pH測定方法