JIS K 0553:2002 超純水中の金属元素試験方法 | ページ 4

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8.2.3 操作 操作は,次による。
a) CP発光分光分析装置を定量できる状態にし,5.1.3で濃縮した試料をJIS K 0116の5.8(ICP発光分
光分析の定量分析)に従って,試料導入部を通して高周波プラズマ中に噴霧して波長279.553nmの発
光強度を測定する(6)。
注(6) 7.注(8)による。
b) 空試験として,水を高周波プラズマ中に噴霧して波長279.553nmの発光強度を測定(7)し,試料につい
て得た発光強度を補正する。
注(7) 7.注(9)による。
c) 検量線からマグネシウムの濃度 (ngMg/L) を求め,濃縮倍数を用いて,試料中のマグネシウムの濃度
(ngMg/L) を算出する。
検量線 混合標準液 [(10ngCa, 10ngMg, 250ngCu, 250ngZn, 250ngCd, 100ngMn, 250ngFe) /ml](8)0.2
10mlを段階的に全量フラスコ100mlにとり,試料と同じ酸の濃度になるように硝酸 (1+1) を加え
た後(通常は,約0.1ml),水を標線まで加える。これらの溶液についてa)の操作を行う。別に,
空試験として,この操作に用いた水について,試料と同じ酸の濃度になるように硝酸 (1+1) を加
え,a)の操作を行って,それぞれの標準液について得た発光強度を補正した後,マグネシウムの濃
度 (ngMg/L) と発光強度との関係線を作成する(9)。検量線の作成は,試料の測定時に行う。
注(8) 5.注(9)による。
(9) 7.注(10)による。
備考3. 備考2.による。
8.3 高周波プラズマ質量分析法 試料を高周波プラズマ中に噴霧し,マグネシウムのm/z(質量/荷電数)
におけるイオン電流を測定してマグネシウムを定量する。
定量範囲 : Mg202 000ng/L(10),繰返し分析精度 : 520%(10)
注(10) 5.注(8)による。
8.3.1 試薬 試薬は,次による。
a) 水 5.1.1a)よる。
b) 硝酸 (1+1) 4.1b)による。
c) 混合標準液 [(20ngNa, 20ngMg, 10ngCu, 20ngZn, 5ngPb, 5ngCd, 10ngNi, 10ngCo, 10ngMn, 10ngCr,
10ngAl) /ml] 5.2.1c)による。
8.3.2 装置 装置は,次による。
a) 高周波プラズマ質量分析計
備考4. 5.備考4.による。
5. 5.備考5.による。
b) ガス 5.2.2b)による。
8.3.3 操作 操作は,次による。
a) 高周波プラズマ質量分析計を定量できる状態にし,試料をJIS K 0133の12.(定量分析)に従って,
試料導入部を通して高周波プラズマ中に噴霧してマグネシウムのm/zにおける指示値(11)を読み取る。
注(11) 5.注(11)による。
b) 水を用いてa)の操作を行って装置からの空試験値を求め(12),試料について得た指示値(11)を補正する。
注(12) 5.注(12)による。

――――― [JIS K 0553 pdf 16] ―――――

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K 0553 : 2002
c) 検量線からマグネシウムの濃度 (ngMg/L) を求め,試料中のマグネシウムの濃度 (ngMg/L) を算出す
る。
検量線 混合標準液 [(20ngNa, 20ngMg, 10ngCu, 20ngZn, 5ngPb, 5ngCd, 10ngNi, 10ngCo, 10ngMn,
10ngCr, 10ngAl) /ml](8)0.110mlを段階的に全量フラスコ100mlにとり,試料と同じ酸の濃度になる
ように硝酸 (1+1) を加えた後(通常は約0.1ml),水を標線まで加える。これらの溶液についてa)
の操作を行う。別に,空試験として,この操作に用いた水について,試料と同じ酸の濃度になるよ
うに硝酸 (1+1) を加え,a)の操作を行って,それぞれの標準液について得た指示値を補正した後,
マグネシウムの濃度 (ngMg/L) と指示値との関係線を作成する(13)。検量線の作成は,試料測定時に
行う。
注(13) 5.注(13)による。
備考6. 5.備考6.による。
9. 銅 (Cu) 銅の定量には,電気加熱原子吸光法,ICP発光分光分析法又は高周波プラズマ質量分析法
を適用する。
9.1 電気加熱原子吸光法 試料を濃縮した後,電気加熱原子吸光法で銅による原子吸光を波長324.8nm
で測定して銅を定量する。
定量範囲 : Cu10100ng/L(1),繰返し分析精度 : 1030%(1)
注(1) 5.注(1)による。
9.1.1 試薬 試薬は,次による。
a) 水 5.1.1a)による。
b) 塩酸 (1+3) IS K 9902に規定する高純度試薬−塩酸又は同等の品質の塩酸とA3の水とを用いて調
製する。
c) 硝酸 (1+1) 4.1 b)による。
d) 銅標準液 (100 最 一 殉 騰譛 量分析用標準物質の銅を塩酸 (1
洗し,JIS K 8101に規定するエタノール (99.5) で洗い,次に,JIS K 8103に規定するジエチルエーテ
ルで洗った後,直ちにデシケーター中に入れ,12時間以上放置する。Cu100%に対してその0.100gを
とり,硝酸 (1+1) 20ml中に加え,煮沸して溶かし,窒素酸化物を追い出す。放冷後,全量フラスコ1
000mlに移し入れ,水を標線まで加える。又はJIS K 8983に規定する硫酸銅 (II) 五水和物0.393gを
とり,硝酸 (1+1) 20mlを加えて溶かし,全量フラスコ1 000mlに移し入れ,水を標線まで加える。
若しくはJIS K 0010に規定する標準物質−標準液−銅のCu100を用いる。
e) 銅標準液 (1 最 一 蕪 準液 (100 最 一 フラスコ500mlにとり,
る。使用時に調製する。
f) 銅標準液 (10ngCu/ml) 銅標準液 (1 最 一 フラスコ500mlにとり,水を標線まで加
る。使用時に調製する。
9.1.2 器具及び装置 器具及び装置は,次による。
a) 電気加熱原子吸光分析装置 7.1.2a)による。
b) 発熱体 黒鉛製又は耐熱金属製
c) 銅中空陰極ランプ
d) フローガス 5.1.2e)による。
e) マイクロピペット 5.1.2f)による。

――――― [JIS K 0553 pdf 17] ―――――

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9.1.3 操作 操作は,次による。
a) 電気加熱原子吸光分析装置を定量できる状態にし,5.1.3で濃縮した試料の定量(例えば,50 をマ
イクロピペットで発熱体に注入し,JIS K 0121の6.(操作方法)に従って,乾燥,灰化,原子化を行
い(2),銅の原子吸光を波長324.8nmで測定し,指示値(3)を読み取る(4)。
注(2) 5.注(5)による。
(3) 5.注(6)による。
(4) 5.注(7)による。
b) 空試験として,試料を注入することなく,a)に準じた操作を行って指示値(3)を読み取り,試料につい
て得た指示値を補正する。
c) 検量線から銅の濃度 (ngCu/L) を求め,濃縮倍数を用いて試料中の銅の濃度 (ngCu/L) を算出する。
検量線 銅標準液 (10ngCu/ml) 550mlを段階的に全量フラスコ100mlにとり,濃縮後の試料と同じ
酸の濃度になるように硝酸 (1+1) を加えた後,水を標線まで加える。これらの溶液について濃縮
することなくa)の操作を行う。別に,空試験として,この操作に用いた水について,濃縮後の試料
と同じ酸の濃度になるように硝酸 (1+1) を加え,濃縮することなくa)の操作を行って,それぞれ
の標準液について得た指示値を補正した後,銅の濃度 (ngCu/L) と指示値との関係線を作成する。
検量線の作成は,試料の測定時に行う。
備考1. 5.備考2.による。
2. 銅の濃度が100ng/L以上の試料を試験する場合には,5.1.3の操作で試料の量は500ml以下の
適量をとり,約10mlになるまで濃縮して試験する。
9.2 ICP発光分光分析法 試料を濃縮した後,高周波プラズマ中に噴霧し,銅による発光を波長
324.754nmで測定して銅を定量する。
定量範囲 : Cu101 000ng/L(5),繰返し分析精度 : 515%(5)
注(5) 5.注(1)による。
9.2.1 試薬 試薬は,次による。
a) 水 5.1.1a)による。
b) 硝酸 (1+1) 4.1b)による。
c) 銅標準液 (25 最 一 蕪 準液 (100 最 一
+1) 2mlを加え,水を標線まで加える。
d) 混合標準液 [(10ngCa, 10ngMg, 250ngCu, 250ngZn, 250ngCd, 100ngMn, 250ngFe) /ml] 7.2.1c)による。
9.2.2 器具及び装置 7.2.2による。
9.2.3 操作 操作は,次による。
a) CP発光分光分析装置を定量できる状態にし,5.1.3で濃縮した試料をJIS K 0116の5.8(ICP発光分
光分析の定量分析)に従って,試料導入部を通して高周波プラズマ中に噴霧して波長324.754nmの発
光強度を測定する(6)。
注(6) 7.注(8)による。
b) 空試験として,水を高周波プラズマ中に噴霧して波長324.754nmの発光強度を測定(7)し,試料につい
て得た発光強度を補正する。
注(7) 7.注(9)による。

――――― [JIS K 0553 pdf 18] ―――――

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K 0553 : 2002
c) 検量線から銅の濃度 (ngCu/L) を求め,濃縮倍数を用いて試料中の銅の濃度 (ngCu/L) を算出する。
検量線 混合標準液 [(10ngCa, 10ngMg, 250ngCu, 250ngZn, 250ngCd, 100ngMn, 250ngFe) /ml](8)0.550mlを
段階的に全量フラスコ100mlにとり,試料と同じ酸の濃度になるように硝酸 (1+1) を加えた後(通常
は,約0.1ml),水を標線まで加える。これらの溶液についてa)の操作を行う。別に,空試験として,
この操作に用いた水について,試料と同じ酸の濃度になるように硝酸 (1+1) を加え,a)の操作を行っ
て,それぞれの標準液について得た発光強度を補正した後,銅の濃度 (ngCu/L) と発光強度との関係線
を作成する(9)。検量線の作成は,試料の測定時に行う。
注(8) 5.注(9)による。
(9) 7.注(10)による。
備考3. 備考2.による。
9.3 高周波プラズマ質量分析法 試料を高周波プラズマ中に噴霧し,銅のm/z(質量/荷電数)における
イオン電流を測定して銅を定量する。
定量範囲 : Cu101 000ng/L(10),繰返し分析精度 : 515%(10)
注(10) 5.注(8)による。
9.3.1 試薬 試薬は,次による。
a) 水 5.1.1a)による。
b) 硝酸 (1+1) 4.1b)による。
c) 混合標準液 [(20ngNa, 20ngMg, 10ngCu, 20ngZn, 5ngPb, 5ngCd, 10ngNi, 10ngCo, 10ngMn, 10ngCr,
10ngAl) /ml] 5.2.1c)による。
9.3.2 装置 装置は,次による。
a) 高周波プラズマ質量分析計
備考4. 5.備考4.による。
5. 5.備考5.による。
6. コーンからの汚染が認められる場合には,白金製のコーンを用いる。
b) ガス 5.2.2b)による。
9.3.3 操作 操作は,次による。
a) 高周波プラズマ質量分析計を定量できる状態にし,試料をJIS K 0133の12.(定量分析)に従って,
試料導入部を通して高周波プラズマ中に噴霧して銅のm/zにおける指示値(11)を読み取る。
注(11) 5.注(11)による。
b) 水を用いてa)の操作を行って装置からの空試験値を求め(12),試料について得た指示値(11)を補正する。
注(12) 5.注(12)による。
c) 検量線から銅の濃度 (ngCu/L) を求め,試料中の銅の濃度 (ngCu/L) を算出する。
検量線 混合標準液 [(20ngNa, 20ngMg, 10ngCu, 20ngZn, 5ngPb, 5ngCd, 10ngNi, 10ngCo, 10ngMn,
10ngCr, 10ngAl) /ml](8)0.110mlを段階的に全量フラスコ100mlにとり,試料と同じ酸の濃度になる
ように硝酸 (1+1) を加えた後(通常は,約0.1ml),水を標線まで加える。これらの溶液について
a)の操作を行う。別に,空試験として,この操作に用いた水について,試料と同じ酸の濃度になる
ように硝酸 (1+1) を加え,a)の操作を行って,それぞれの標準液について得た指示値を補正した後,
銅の濃度 (ngCu/L) と指示値との関係線を作成する(13)。検量線の作成は,試料測定時に行う。
注(13) 5.注(13)による。
備考7. 5.備考6.による。

――――― [JIS K 0553 pdf 19] ―――――

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K 0553 : 2002
10. 亜鉛 (Zn) 亜鉛の定量には,電気加熱原子吸光法,ICP発光分光分析法又は高周波プラズマ質量分
析法を適用する。
10.1 電気加熱原子吸光法 試料を濃縮した後,電気加熱原子吸光法で亜鉛による原子吸光を波長213.9nm
で測定して亜鉛を定量する。
定量範囲 : Zn220ng/L(1),繰返し分析精度 : 1030%(1)
注(1) 5.の注(1)による。
10.1.1 試薬 試薬は,次による。
a) 水 5.1.1a)による。
b) 塩酸 (1+3) 9.1.1b)による。
c) 硝酸 (1+1) 4.1b)による。
d) 亜鉛標準液 (100 最一 殉 騰譛 量分析用標準物質の亜鉛を塩酸
水洗し,JIS K 8101に規定するエタノール (99.5) で洗い,次に,JIS K 8103に規定するジエチルエー
テルで洗った後,直ちにデシケーター中に入れ12時間以上放置する。Zn100%に対してその0.100gを
とり,硝酸 (1+1) 20ml中に加え,煮沸して溶かし,窒素酸化物を追い出す。放冷後,全量フラスコ
1000mlに移し入れ,水を標線まで加える。又はJIS K 0011に規定する標準物質−標準液−亜鉛のZn100
を用いる。
e) 亜鉛標準液 (1 最一 準液 (100 最一 フラスコ500mlに
加える。使用時に調製する。
f) 亜鉛標準液 (10ngZn/ml) 亜鉛標準液 (1 最一 フラスコ500mlにとり,水を標線
加える。使用時に調製する。
10.1.2 器具及び装置 器具及び装置は,次による。
a) 電気加熱原子吸光分析装置 7.1.2a)による。
b) 発熱体 黒鉛製又は耐熱金属製
c) 亜鉛中空陰極ランプ
d) フローガス 5.1.2e)による。
e) マイクロピペット 5.1.2f)による。
10.1.3 操作 操作は,次による。
a) 電気加熱原子吸光分析装置を定量できる状態にし,5.1.3で濃縮した試料の定量(例えば,50 をマ
イクロピペットで発熱体に注入し,JIS K 0121の6.(操作方法)に従って,乾燥,灰化,原子化を行
い(2),亜鉛の原子吸光を波長213.9nmで測定し,指示値(3)を読み取る(4)。
注(2) 5.注(5)による。
(3) 5.注(6)による。
(4) 5.注(7)による。
b) 空試験として,試料を注入することなく,a)に準じた操作を行って指示値(3)を読み取り,試料につい
て得た指示値を補正する。

――――― [JIS K 0553 pdf 20] ―――――

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JIS K 0553:2002の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 0553:2002の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB9920:2002
クリーンルームの空気清浄度の評価方法
JISH2105:1955
鉛地金
JISH2111:1968
精製アルミニウム地金
JISH2113:1961
カドミウム地金
JISK0010:1997
標準物質 ― 標準液 ― 銅
JISK0011:1983
亜鉛標準液
JISK0012:1983
カドミウム標準液
JISK0013:1983
ニッケル標準液
JISK0014:1983
コバルト標準液
JISK0015:1983
鉛標準液
JISK0016:1983
鉄標準液
JISK0024:1997
標準物質 ― 標準液 ― クロム
JISK0027:1997
標準物質 ― 標準液 ― マンガン
JISK0050:2019
化学分析方法通則
JISK0101:1998
工業用水試験方法
JISK0102:2016
工場排水試験方法
JISK0116:2014
発光分光分析通則
JISK0121:2006
原子吸光分析通則
JISK0127:2013
イオンクロマトグラフィー通則
JISK0133:2007
高周波プラズマ質量分析通則
JISK0211:2013
分析化学用語(基礎部門)
JISK0215:2016
分析化学用語(分析機器部門)
JISK0512:1995
水素
JISK0557:1998
用水・排水の試験に用いる水
JISK0970:2013
ピストン式ピペット
JISK1105:2017
アルゴン
JISK1107:2005
窒素
JISK8005:2014
容量分析用標準物質
JISK8059:2018
亜硫酸水素ナトリウム(試薬)
JISK8101:2006
エタノール(99.5)(試薬)
JISK8103:2013
ジエチルエーテル(試薬)
JISK8121:2007
塩化カリウム(試薬)
JISK8247:2015
過マンガン酸カリウム(試薬)
JISK8255:2010
硫酸カリウムアルミニウム・12水(試薬)
JISK8432:2017
酸化マグネシウム(試薬)
JISK8532:2007
L(+)-酒石酸(試薬)
JISK8541:2015
硝酸(試薬)
JISK8541:2021
硝酸(試薬)
JISK8563:2018
硝酸鉛(II)(試薬)
JISK8617:2007
炭酸カルシウム(試薬)
JISK8979:2008
硫酸アンモニウム鉄(II)六水和物(試薬)
JISK8983:2016
硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JISK9062:2020
ニッケル(試薬)
JISK9901:1994
高純度試薬―硝酸
JISK9902:1994
高純度試薬―塩酸
JISK9905:1995
高純度試薬―硫酸
JISR3503:1994
化学分析用ガラス器具
JISR3505:1994
ガラス製体積計
JISZ0701:1977
包装用シリカゲル乾燥剤