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K 8364 : 2013
f) 判定 d)によって操作し,e)によって計算し,次に適合するとき,“銅(Cu) : 質量分率0.001 %以下(規
格値),バリウム(Ba) : 質量分率0.005 %以下(規格値),鉛(Pb) : 質量分率0.001 %以下(規格値),
鉄(Fe) : 質量分率0.001 %以下(規格値)”とする。
計算して得られた含有率が,規格値を満足している。
6.10.2 第2法 原子吸光法
銅(Cu),鉛(Pb)及び鉄(Fe)の試験方法は,第2法 原子吸光法による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 塩酸(2+1) 6.6 a) 2)による。
2) 硝酸(1+2) 6.2 a) 4)による。
3) 銅標準液(Cu : 0.01 mg/ml),鉛標準液(Pb : 0.01 mg/ml)及び鉄標準液(Fe : 0.01 mg /ml) 次の
ものを用いる。
3.1) 銅標準液(Cu : 0.01 mg/ml) 6.10.1 a) 4.2.1)による。
3.2) 鉛標準液(Pb : 0.01 mg/ml) 6.10.1 a) 4.2.3)による。
3.3) 鉄標準液(Fe : 0.01 mg/ml) 6.10.1 a) 4.2.4)による。
b) 装置 主な装置は,次のとおりとする。
フレーム原子吸光分析装置 6.9 b)による。
c) 分析種及び測定波長 分析種及び測定波長の例を表6に示す。
表6−分析種及び測定波長の例
単位nm
分析種 測定波長
銅 Cu 324.8
鉛 Pb 283.3
鉄 Fe 248.3
d) 操作 操作は,次のとおり行う。
1) 銅(Cu)の場合
1.1) 試料溶液の調製は,試料2.0 gを全量フラスコ100 mlにはかりとり,塩酸(2+1)5 ml及び水を
加えて溶かし,水を標線まで加えて混合する(X液)。
1.2) 比較溶液の調製は,試料2.0 gを全量フラスコ100 mlにはかりとり,塩酸(2+1)5 ml,銅標準液
(Cu : 0.01 mg/ml)2.0 ml及び水を加えて溶かし,水を標線まで加えて混合する(Y液)。
1.3) フレーム原子吸光分析装置を用いて,Y液をフレーム中に噴霧し,測定波長324.8 nm付近で吸光
度が最大となる波長を設定する。X液及びY液をそれぞれフレーム中に噴霧し,銅の吸光度を測
定し,X液の指示値(n1)及びY液の指示値(n2)を読み取る。
1.4) 測定結果は,X液の指示値n1をY液の指示値からX液の指示値を引いたn2−n1と比較する。
2) 鉛(Pb)及び鉄(Fe)の場合
2.1) 試料溶液の調製は,試料5.0 gを全量フラスコ100 mlにはかりとり,塩酸(2+1)5 ml及び水を
加えて溶かし,水を標線まで加えて混合する(X液)。
2.2) 比較溶液の調製は,試料5.0 gを全量フラスコ100 mlにはかりとり,塩酸(2+1)5 ml,鉛標準液
(Pb : 0.01 mg/ml)5.0 ml,鉄標準液(Fe : 0.01 mg/ml)5.0 ml及び水を加えて溶かし,水を標線ま
で加えて混合する(Y液)。
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2.3) フレーム原子吸光分析装置を用いて,Y液をフレーム中に噴霧し,表6に示す測定波長付近で吸
光度が最大となる波長を設定する。X液及びY液をそれぞれフレーム中に噴霧し,分析種の吸光
度を測定し,X液の指示値(n1)及びY液の指示値(n2)を読み取る。
2.4) 測定結果は,X液の指示値n1をY液の指示値からX液の指示値を引いたn2−n1と比較する。
e) 判定 d) 1)によって操作し,次に適合するとき,“銅(Cu) : 質量分率0.001 %以下(規格値)”とし,
d) 2) によって操作し,次に適合するとき,“鉛(Pb) : 質量分率0.001 %以下(規格値),鉄(Fe) : 質
量分率0.001 %以下(規格値)”とする。
n1は,n2−n1より大きくない。
注記 分析種の含有率(質量分率 %)は,6.9 e)の注記に準じて求めることができる。
6.11 マグネシウム(Mg)及びストロンチウム(Sr)
マグネシウム(Mg)及びストロンチウム(Sr)の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 塩酸(2+1) 6.6 a) 2)による。
2) 硝酸(1+2) 6.2 a) 4)による。
3) マグネシウム標準液及びストロンチウム標準液
3.1) マグネシウム標準液(Mg : 1 mg/ml)及びストロンチウム標準液(Sr : 1 mg/ml) 次のいずれか
のものを用いる。
3.1.1) CSSに基づく標準液 6.3 a) 3.1.1)に準じる。
3.1.2) CSS以外の認証標準液など 6.3 a) 3.1.2)に準じる。
3.1.3) マグネシウム標準液(Mg : 1 mg/ml)及びストロンチウム標準液(Sr : 1 mg/ml)を調製する場合
3.1.3.1) マグネシウム標準液(Mg : 1 mg/ml) JIS K 8995に規定する硫酸マグネシウム七水和物10.1 g
を全量フラスコ1 000 mlにはかりとり,塩酸(2+1)15 ml及び水を加えて溶かし,水を標線
まで加えて混合する。
3.1.3.2) ストロンチウム標準液(Sr : 1 mg/ml) JIS K 8554に規定する硝酸ストロンチウム2.42 gを全
量フラスコ1 000 mlにはかりとり,水を加えて溶かし,水を標線まで加えて混合する。
3.2) マグネシウム標準液(Mg : 0.01 mg/ml)及びストロンチウム標準液(Sr : 0.01 mg/ml) 次のもの
を用いる。
3.2.1) マグネシウム標準液(Mg : 0.01 mg/ml) マグネシウム標準液(Mg : 1 mg/ml)10 mlを全量フラ
スコ1 000 mlに正確に入れ,塩酸(2+1)15 mlを加え,更に水を標線まで加えて混合する。
3.2.2) ストロンチウム標準液(Sr : 0.01 mg/ml) ストロンチウム標準液(Sr : 1 mg/ml)10 mlを全量フ
ラスコ1 000 mlに正確に入れ,水を標線まで加えて混合する。
b) 装置 主な装置は,次のとおりとする。
フレーム原子吸光分析装置 6.9 b)による。
c) 分析種及び測定波長 分析種及び測定波長の例を表7に示す。
表7−分析種及び測定波長の例
単位nm
分析種 測定波長
マグネシウム Mg 285.2
ストロンチウム Sr 460.7
――――― [JIS K 8364 pdf 17] ―――――
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d) 操作 操作は,次のとおり行う。
1) 試料溶液の調製は,試料0.10 gを全量フラスコ100 mlにはかりとり,塩酸(2+1)2 ml及び水を加
えて溶かし,水を標線まで加えて混合する(X液)。
2) 比較溶液の調製は,試料0.10 gを全量フラスコ100 mlにはかりとり,塩酸(2+1)2 ml,マグネシ
ウム標準液(Mg : 0.01 mg/ml)5.0 ml,ストロンチウム標準液(Sr : 0.01 mg/ml)5.0 ml及び水を加
えて溶かし,水を標線まで加えて混合する(Y液)。
3) フレーム原子吸光分析装置を用いて,Y液をフレーム中に噴霧し,表7に示す測定波長付近で吸光
度が最大となる波長を設定する。X液及びY液をそれぞれフレーム中に噴霧し,分析種の吸光度を
測定し,X液の指示値(n1)及びY液の指示値(n2)を読み取る。
4) 液の指示値n1をY液の指示値からX液の指示値を引いたn2−n1と比較する。
e) 判定 d)によって操作し,次に適合するとき,“マグネシウム(Mg) : 質量分率0.05 %以下(規格値),
ストロンチウム(Sr) : 質量分率0.05 %以下(規格値)”とする。
n1は,n2−n1より大きくない。
注記 分析種の含有率(質量分率 %)は,6.9 e)の注記に準じて求めることができる。
7 容器
容器は,気密容器とする。
8 表示
容器には,次の事項を表示する。
a) 日本工業規格(日本産業規格)番号
b) 名称 “酢酸カルシウム一水和物”及び“試薬”の文字
c) 種類
d) 化学式及び式量
e) 純度
f) 内容量
g) 製造番号
h) 製造業者名又はその略号
JIS K 8364:2013の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8364:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISH6202:1986
- 化学分析用白金皿
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0116:2014
- 発光分光分析通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK0970:2013
- ピストン式ピペット
- JISK1107:2005
- 窒素
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8005:2014
- 容量分析用標準物質
- JISK8050:2019
- 1-アミノ-2-ナフトール-4-スルホン酸(試薬)
- JISK8059:2018
- 亜硫酸水素ナトリウム(試薬)
- JISK8061:2010
- 亜硫酸ナトリウム(試薬)
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8101:2006
- エタノール(99.5)(試薬)
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8103:2013
- ジエチルエーテル(試薬)
- JISK8107:2017
- エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
- JISK8116:2006
- 塩化アンモニウム(試薬)
- JISK8121:2007
- 塩化カリウム(試薬)
- JISK8136:2017
- 塩化すず(II)二水和物(試薬)
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8155:2017
- 塩化バリウム二水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8529:2016
- 臭素(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8554:2020
- 硝酸ストロンチウム(試薬)
- JISK8563:2018
- 硝酸鉛(II)(試薬)
- JISK8574:2006
- 水酸化カリウム(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8586:2011
- スルファニル酸(試薬)
- JISK8603:2011
- ソーダ石灰(試薬)
- JISK8736:2018
- エリオクロムブラックT(試薬)
- JISK8776:1994
- 2-ヒドロキシ-1-(2-ヒドロキシ-4-スルホ-1-ナフチルアゾ)-3-ナフトエ酸(試薬)
- JISK8810:2018
- 1-ブタノール(試薬)
- JISK8832:2013
- ブルシンn水和物(試薬)
- JISK8905:2019
- モリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8962:2008
- 硫酸カリウム(試薬)
- JISK8982:2008
- 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
- JISK8983:2016
- 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
- JISK8995:2015
- 硫酸マグネシウム七水和物(試薬)
- JISK8995:2021
- 硫酸マグネシウム七水和物(試薬)
- JISK9007:2008
- りん酸二水素カリウム(試薬)
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISZ8802:2011
- pH測定方法