JIS A 4705:2020 重量シャッター構成部材 | ページ 5

                                                                                            19
A 4705 : 2020

11.3 開閉繰返し試験

11.3.1 一般
開閉繰返し試験は,11.3.2又は11.3.3による。
なお,試験日,試験場所,試験体の設置場所(屋外又は屋内)について記録する。
11.3.2 電動式シャッターの開閉繰返し試験
電動式シャッターの試験体は組立が完了しているものを使用し,電動式開閉機によってシャッターカー
テンの全開と全閉とを繰り返し,開閉を行う。試験後に,電動式開閉機によってシャッターカーテンを開
閉させ,円滑に作動することを目視によって確認する。
11.3.3 手動式シャッターの開閉繰返し試験
手動式シャッターの試験体は組立が完了しているものを使用し,手動式開閉機の手動操作によってシャ
ッターカーテンの全開と全閉とを繰り返し,開閉を行う。試験後に,手動式開閉機によってシャッターカ
ーテンを開閉させ,円滑に作動することを目視によって確認する。

12 検査

  構成部材の品質,機能,構造及び寸法は合理的な抜取検査方式を用いて試験などを行ったとき,箇条5,
箇条6及び箇条7の規定に適合していることを確認する。また,シャッターの構成部材は,使用上有害な
曲がり,さびなどの欠点があってはならない。

13 製品の呼び方

  製品の呼び方は,シャッターの種類(呼び),開閉方式,並びにスラットの鋼板の表示厚さ及びスラット
の材質による。
次に,例として,管理用シャッターで開閉方式が電動式,スラットの鋼板が表示厚さ1.6 mmの溶融亜
鉛めっき鋼板及び鋼帯のものを示す。
例 管理−電動式−1.6SGC
スラットの鋼板の表示厚さ及びスラットの材質
開閉方式
シャッターの種類(呼び)

14 表示

  この規格の全ての要求事項に適合したシャッターには,次の事項を表示しなければならない。
a) 規格番号,規格の名称及び製品の呼び方
b) 製造業者名又はその略号(製造業者名又はその略号の表示位置は,座板の垂直面に表示する。)
c) 操作方法の注意事項(操作方法の注意事項及び常にシャッターの視認できる場所に設置する内容を押
しボタンスイッチに表示する。また,常にシャッターの視認できる場所で操作する内容を,リモコン
に表示するか,又はリモコンに関する取扱説明書に記載する。)

15 取扱い上及び維持管理上の注意事項

  シャッターには,次に示す取扱い上及び維持管理上の注意事項を記載した文書を添付しなければならな
い。
a) 操作及び取扱いに関する注意事項 例えば,製品の分解·改造を行わないこと,シャッター開閉時に

――――― [JIS A 4705 pdf 21] ―――――

           20
A 4705 : 2020
は出入りはしないこと,人がいないことを確認しながら操作することなど。
b) 維持管理上の注意事項及び手入れ方法 例えば,さびの除去方法,シャッター不作動時·開閉時の異
常音発生時,所定位置でシャッターカーテンが停止しない場合には専門業者に依頼すること,押しボ
タンスイッチの位置は,常にシャッターの視認できる場所にあることなど。
c) 建築物又は工作物に設置後の品質及び性能を維持するために必要な定期的保守点検 例えば,保守点
検実施頻度の目安,使用者と専門業者とで保守点検契約の必要性などを記載するなど。

――――― [JIS A 4705 pdf 22] ―――――

                                                                                                                                         21
A 4705 : 2020
附属書A
(参考)
技術上重要な改正に関する新旧対照表
現行規格(JIS A 4705:2020) 旧規格(JIS A 4705:2015) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
2 引用規格 “JIS K 5629 鉛酸カルシウムさび止2 引用規格 JIS K 5629 鉛酸カルシウムさび止め 該当するJISが平成28年12月20日に廃止された
めペイント”を削除。 ペイント ため。
3 用語及び 1なし
1用語の追記(3.14 リモコンスイッチ) 3 用語及び 1リモコンによる操作が一般化したため。
定義 2用語の削除(電装品) 定義 23.15 電装品 2用語が本文で使われていないため。
3用語の削除(障害物感知装置) 33.25 障害物感知装置 3用語の変更で“障害物感知装置(一般型)”を“障
害物感知装置”に変更したため。
4用語の変更(3.25 障害物感知装置) 43.26 障害物感知装置(一般型) 4JIS Z 8301に従った表現とした。
5用語の変更(3.26 危害防止装置) 53.27 障害物感知装置(自動閉鎖型) 5JIS Z 8301に従った表現とした。
6用語の追記(3.30 送信機) 6なし 6構造に障害物感知装置を追記したため。
4 種類 1表1から,総称としての障害物感知 4 種類 1表1に障害物感知装置が総称として 1用語を変更したため。
装置を削除し,一般型を障害物感知装 あり,その中に一般型と自動閉鎖型の
置,自動閉鎖型を危害防止装置に変更 記載あり。
した。
2表1の注d) 原則として急降下停止 2表1の注c) 急降下防止装置の種類 2原則として急降下停止装置を設置するため。急降
装置を設置する内容に変更した。 と有無について選択できる記載あり。下防止装置の種類と有無について選択できなくし
た。また,人が近寄れない場合は,省略できるよう
にした。
5.2.2 電動 5.2.2 電動
スイッチ操作にリモコンスイッチを追 スイッチ操作は押しボタンスイッチ 操作スイッチにリモコンスイッチが追加されたた
による電動 加した。 による電動 め。
式シャッタ 式シャッタ
ーの開閉性 ーの開閉性
A4
能 能
705 : 2
0 20
2

――――― [JIS A 4705 pdf 23] ―――――

   22
A 4705 : 2020
A4
2
現行規格(JIS A 4705:2020) 旧規格(JIS A 4705:2015) 改正理由
7
箇条番号 内容 箇条番号 内容
05
及び題名 及び題名
: 2
6 構造 16.2.10 障害物感知装置を追記 6 構造 1なし 1障害物感知装置が故障した場合の状況について
0 20
安全上明確にした方がよいため。
26.2.11 リモコンスイッチを追記 2なし 2リモコンスイッチのボタンスイッチを2度操作
とすることで,誤操作を防止するため。
10.3.1 さび JIS K 5629の記載を削除 10.3.1 さび JIS K 5629の記載あり JIS K 5629が廃止されたため。
止めペイン 止めペイン
ト ト
11.2.2 電動 11.2.2 電動
スイッチ操作にリモコンスイッチを追 なし 操作スイッチにリモコンスイッチが追加されたた
による電動 加した。 による電動 め。
式シャッタ 式シャッタ
ーの開閉性 ーの開閉性
試験 試験
14 表示 14 表示
操作方法などの注意事項の括弧書きを 操作方法などの注意事項 押しボタンスイッチの設置位置を安全上明確にす
追記 るため。
15 取扱い 15 取扱い
b)に“押しボタンスイッチの位置は, b)に 押しボタンスイッチについては,
改修など行った場合でも押しボタンスイッチの設
上及び維持 上及び維持
常にシャッターの視認できる場所にあ 記載なし。 置位置を安全上明確にするため。
管理上の注 ること”を追記 管理上の注
意事項 意事項

JIS A 4705:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 4705:2020の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA9511:2017
発泡プラスチック保温材
JISB1521:2012
転がり軸受―深溝玉軸受
JISB1557:2009
転がり軸受―インサート軸受ユニット
JISB1801:2020
伝動用ローラチェーン及びブシュチェーン
JISG3101:2015
一般構造用圧延鋼材
JISG3101:2020
一般構造用圧延鋼材
JISG3123:2004
みがき棒鋼
JISG3131:2018
熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
JISG3141:2017
冷間圧延鋼板及び鋼帯
JISG3141:2021
冷間圧延鋼板及び鋼帯
JISG3302:2019
溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3312:2019
塗装溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3313:2015
電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3313:2021
電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3350:2017
一般構造用軽量形鋼
JISG3350:2021
一般構造用軽量形鋼
JISG3444:2015
一般構造用炭素鋼鋼管
JISG3444:2021
一般構造用炭素鋼鋼管
JISG3445:2016
機械構造用炭素鋼鋼管
JISG3445:2021
機械構造用炭素鋼鋼管
JISG3452:2019
配管用炭素鋼鋼管
JISG3466:2015
一般構造用角形鋼管
JISG3466:2021
一般構造用角形鋼管
JISG4051:2016
機械構造用炭素鋼鋼材
JISG4304:2012
熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4304:2021
熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4305:2012
冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4305:2021
冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG5501:1995
ねずみ鋳鉄品
JISG5502:2001
球状黒鉛鋳鉄品
JISH4100:2015
アルミニウム及びアルミニウム合金の押出形材
JISH8602:2010
アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化塗装複合皮膜
JISK5621:2019
一般用さび止めペイント
JISK5674:2019
鉛・クロムフリーさび止めペイント
JISZ8401:2019
数値の丸め方