JIS C 1010-2-201:2021 測定用,制御用及び試験室用電気機器の安全性―第2-201部:制御装置の個別要求事項 | ページ 4

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C 1010-2-201 : 2021
接続手段に関する規定を除いて,6.5.2.4又は6.5.2.5の要求事項に適合しなければならない。
6.6.1 一般

注記2 主電源に接続するコードについては,6.10を参照。
6.6.2 外部回路用端子

接触及び通電を保つ端子の全ての部分は,適切な機械的強度をもった金属でなければならない。
外部接続部分の機械的設計では,導線の曲げ半径は,外被,覆い及び充材を除いたいずれの導線部の
直径の6倍未満であってはならない。
適合性は,検査によって確認する。
配線端子と接地端子との間の空間距離は,6.7.101による。
6.6.3 危険な活電状態の端子がある回路

この細分箇条は,端子及びポートの両方に適用する(表103参照)。
閉鎖形装置の接触可能な導体部分は,危険充電部であってはならない。開放形装置は,表103に規定さ
れている端子及びポートが危険充電部になる場合には保護を備えなければならない。
適合性は,検査によって確認する。
6.7.1.1 一般

分離した回路間及び回路と接触可能導電部との間の絶縁要求事項は,図102による。
装置1 装置2
主電源回路 主電源回路
危険電圧二次回路 危険電圧二次回路
主電源電圧以下で動作 主電源電圧以下で動作
B1 又は B2 a)
危険電圧二次回路 危険電圧二次回路
主電源電圧を超えて動作 主電源電圧を超えて動作
接触不能ELV回路 接触不能ELV回路
接触可能SELV回路 接触可能SELV回路
接触可能PELV回路 接触可能PELV回路
接触可能導電部 接触可能導電部
(非接地) (非接地)
PELV回路の接地さ PELV回路の接地さ
れた導電部分に接触 れた導電部分に接触
可能な接地部分 可能な接地部分
図102−分離した回路間及び回路と接触可能導電部との間の絶縁に関する要求事項

――――― [JIS C 1010-2-201 pdf 16] ―――――

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B1 : B1と記す基礎絶縁は,6.4の要求事項を満たさなければならない。沿面距離,空間距離及び固体絶縁は,6.7.2の
要求事項を満たさなければならない。
B2 : B2と記す基礎絶縁は,6.4の要求事項を満たさなければならない。沿面距離,空間距離及び固体絶縁は,6.7.3の
要求事項を満たさなければならない。
B3 : B3と記す基礎絶縁は,6.4の要求事項を満たさなければならない。沿面距離,空間距離及び固体絶縁は,6.7.3の
要求事項を満たさなければならない。4.4に従った単一故障状態における試験で,ハザードとならないと実証さ
れた場合,省略してもよい。
R1 : R1と記す強化絶縁及び二重絶縁は,6.5の要求事項を満たさなければならない。沿面距離,空間距離及び固体絶
縁は,6.7.2の要求事項を満たさなければならない。
R2 : R2と記す強化絶縁及び二重絶縁は,6.5の要求事項を満たさなければならない。沿面距離,空間距離及び固体絶
縁は,6.7.3の要求事項を満たさなければならない。
F : Fと記す機能絶縁には,具体的な等級は規定しない。
接地された導電部 : 6.5.2.4又は6.5.2.5の要求事項を満たさなければならない。
右側の赤い円で囲んだ項目は,箇条9の火の燃え広がりに対する保護にだけ適用する場合がある。
注a) B1絶縁とB2絶縁とのいずれが大きいかは,主電源の動作電圧と二次回路の動作電圧とのいずれが高いかによ
っている。
図102−分離した回路間及び回路と接触可能導電部との間の絶縁に関する要求事項(続き)

接触可能な部分(SELV,PELV又は非接地導電部)と危険充電部との間には,2段階の保護措置(二重
絶縁,強化絶縁,基礎絶縁+保護接続などの措置)を行わなければならない。
6.7.1.2 空間距離

表3の最も近い2点間の線形補間を許容する。表3の乗算係数を用いて計算した最小空間距離は,0.1 mm
単位で切り上げなければならない。
6.7.1.5 回路のタイプによる絶縁要求事項

分離した回路間及び回路と接触可能導電部との間の絶縁に関する要求事項は,次のいずれかによる。
a) 図102による。
b) 次の1)5)のうち,一つ以上の特性がある回路に対しては,K.3による。
1) 発生する可能性がある最大過渡電圧を,主電源回路で想定するレベル未満の既知のレベルまで電源
供給源で制限するか,又は装置内で制限する。
2) 発生する可能性がある最大過渡電圧が,主電源回路で想定するレベルを超える。
3) 動作電圧が,2回路以上の電圧の和又は混合電圧である。
4) 動作電圧が,周期的な非正弦波形又は何らかの規則性で起こる非周期的波形をもつ反復ピーク電圧
を含んでいる。
5) 動作電圧の周波数が30 kHzを超える。
c) 過電圧カテゴリIII若しくは過電圧カテゴリIVの主電源回路,又は300 Vを超える過電圧カテゴリII
に関しては,K.1による。
d) 変圧器を用いてc)の回路から分離する二次回路に関しては,K.2による。
測定回路の絶縁に関する要求事項は,JIS C 1010-2-30による。
注記 スイッチング電源のようなスイッチング回路に対する要求事項に関しては,K.3を参照。

――――― [JIS C 1010-2-201 pdf 17] ―――――

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6.7.1.101 危険な活電状態を支持する非金属材料
危険充電部を支持する非金属材料の比較トラッキング指数は,175以上とする。
6.7.2 公称電源電圧が300 V以下の過電圧カテゴリIIの主電源回路に対する絶縁

300 Vを超える主電源回路については,附属書Kを参照する。表K.2,表K.3及び表K.4では,沿面距
離の線形補間を許容するが,沿面距離は空間距離未満とすることはない。
6.7.2.1 空間距離及び沿面距離

表4−過電圧カテゴリIIの300 V以下の主電源回路に対する空間距離及び沿面距離
ライン対 空間距離d) 沿面距離b)
中性点間電圧 汚損 汚損 汚損 汚損度1 汚損度2 汚損度3
(U) 度1 度2 度3 PWB PWB以外 PWB PWB以外 PWB以外
交流実効値 MG
MG I,II,III MG I,II,III MG I,II,MG MG MG MG MG
V c) IIIa I II III I II III
mm mm mm mm mm mm mm mm mm mm mm mm
U≦ 50 0.04 0.2 a) 0.8 0.04 0.18 0.04 0.6 0.85 1.2 1.5 1.7 1.9
50 100 150 注記1 JIS C 60664-1参照。
注記2 MG I=材料グループI,CTI≧600
注記3 MG II=材料グループII,600>CTI≧400
注記4 MG IIIa=材料グループIIIa,400>CTI≧175
注記5 MG IIIb=材料グループIIIb,175>CTI≧100
注記6 MG III=MG III a及びMG III b
注記7 PWB=プリント基板
注記8 この表の沿面距離は,空間距離を下回らない値に増加してある。
注記9 プリント基板については,0.04 mmが最小の沿面距離である。
注a) プリント基板については,汚損度1の値を適用する。
b) 沿面距離の線形補間は可能であるが,沿面距離は空間距離を下回ることはあり得ない。
c) 直流又は交流のピーク値は,交流実効値の2倍である。
d) 空間距離の補間は許容しない。

検査及び測定によって適合性を確認するので,絶縁耐力試験は不要である。
注記101 空間距離及び沿面距離の測定の特殊な場合の例については,附属書FFを参照。
6.7.2.2.1 一般

主電源又は二次電圧が300 Vを超えるときは,附属書Kを使用する。

――――― [JIS C 1010-2-201 pdf 18] ―――――

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表5−過電圧カテゴリIIの300 V以下の主電源間及び主電源と二次回路との間の固体絶縁の試験電圧d)
ライン対中性点間電圧 基礎絶縁及び補強絶縁 強化絶縁
(U) 試験電圧 試験電圧
交流実効値 V V
V a) 交流 直流 交流 直流
5秒 1分 5秒 1分 5秒 1分 5秒 1分
U≦ 50 b) 1 250 300 1 750 420 2 500 600 3 500 850
50 c) 100 150 注記 JIS C 60664-1参照。
注a) 直流又は交流のピーク値は,交流実効値の2倍である。
b) 直流では,60 Vまでとする。
c) 直流では,60 Vからとする。
d) SELV又はPELV回路/ユニットは,試験が必要ない。
次に置き換える。>
適合性は,検査及び表5の該当する試験電圧値を用いた6.8.3.1の交流電圧試験,又は6.8.3.2の直流電圧
試験によって確認する。1分間の試験及び5秒間の試験の両方を実行するか,1分間の試験及び5秒間の試
験の最も条件が厳しい組合せで1回の試験を実行する。
注記101 例えば,1.1 kVの1分間の試験及び3 kVの5秒間の試験が必要な場合は,3 kVで1分間
の試験を実行すれば十分である。
6.7.3.1 一般

300 Vを超える主電源回路については,附属書Kを参照。
6.7.3.2 空間距離

――――― [JIS C 1010-2-201 pdf 19] ―――――

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表6−過電圧カテゴリIIの300 V以下の主電源回路から
電力供給する二次側回路の空間距離及び試験電圧
二次側動作 主電源電圧,過電圧カテゴリII(U)
電圧 U≦100 V b) 100 V 交流実効値b) 交流実効値 交流実効値 交流実効値
V 定格インパルス電圧 定格インパルス電圧 定格インパルス電圧
500 V 800 V 1 500 V
空間距離a) 試験電圧 空間距離a) 試験電圧 空間距離a) 試験電圧
交流実効値 交流実効値 交流実効値
mm V mm V mm V
10 0.04 440 0.10 500 0.47 770
12.5 0.04 440 0.10 500 0.47 770
16 0.04 440 0.10 500 0.50 840
33 0.05 455 0.11 510 0.52 850
50 0.05 455 0.12 520 0.53 860
100 0.07 476 0.13 540 0.61 900
150 0.10 507 0.16 580 0.69 940
300 0.24 641 0.39 770 0.94 1 040
600 0.79 980 1.01 1 070 1.61 1 450
1 000 1.66 1 500 1.92 1 630 2.52 1 970
1 250 2.23 1 700 2.50 1 960 3.16 2 280
1 600 3.08 2 200 3.39 2 390 4.11 2 730
2 000 4.17 2 750 4.49 2 890 5.30 3 230
2 500 5.64 3 300 6.02 3 520 6.91 3 850
3 200 7.98 4 000 8.37 4 390 9.16 4 660
4 000 10.6 4 900 10.9 5 320 11.6 5 610
5 000 13.7 6 000 14.0 6 590 14.9 6 960
6 300 17.8 8 000 18.2 8 270 19.1 8 620
8 000 23.5 10 000 23.9 10 400 24.7 10 700
10 000 30.3 12 500 30.7 12 900 31.6 13 300
12 500 39.1 15 800 39.6 16 100 40.5 16 400
16 000 52.0 20 000 52.5 20 400 53.5 20 700
20 000 67.4 25 000 67.9 25 300 68.9 25 600
25 000 87.4 31 300 87.9 31 600 89.0 32 000
32 000 117 40 400 117 40 400 118 40 700
40 000 151 50 300 151 50 300 153 50 800
50 000 196 62 800 196 62 800 198 63 400
63 000 258 79 400 258 79 400 260 80 000
注a) 線形補間を施してもよい。
b) 直流又は交流のピーク値は,交流実効値の2倍とする。
6.7.3.3 沿面距離
き換える。>
二次側動作電圧 交流実効値 V

6.7.101 公称電圧が1 000 V以下の過電圧カテゴリIIの現場配線端子に対する絶縁
現場配線端子間及び現場配線端子と導電性きょう(筐)体との間の最小空間距離は,表104による。

――――― [JIS C 1010-2-201 pdf 20] ―――――

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JIS C 1010-2-201:2021の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 61010-2-201:2017(MOD)

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