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K 0107 : 2012
D.3.6 試料ガス採取量の算出
5.5による。
D.4 定量方法
D.4.1 試薬及び試薬溶液の調製
D.4.1.1 試薬
試薬は,次による。
a) 過塩素酸 JIS K 8223に規定するもの。
b) チオシアン酸水銀(II)
c) 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水 JIS K 8982に規定するもの。
d) メタノール JIS K 8891に規定するもの。
e) 塩化物イオン標準液(Cl− : 1 000 mg/L)
f) 吸収液[水酸化ナトリウム(0.1 mol/L)] D.3.2 b)で調製したもの。
D.4.1.2 試薬溶液の調製
試薬溶液の調製は,次による。
a) チオシアン酸水銀(II)メタノール溶液 チオシアン酸水銀(II)0.4 gをメタノール100 mLに溶かす。
褐色瓶に保存する。
b) 硫酸アンモニウム鉄(III)溶液 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水6.0 gを過塩素酸(1+2)100 mL
に溶かす。褐色瓶に保存する。
c) 塩化物イオン標準液(Cl− : 1 mg/mL) 7.1.2.2 c)による。
d) 塩化物イオン標準液(Cl− : 0.02 mg/mL) c)の塩化物イオン標準液(Cl− : 1 mg/mL)2.0 mLを全量
フラスコ100 mLに正確にとり,水を標線まで加える。使用時に調製する。
D.5 装置
装置は,次による。
a) 分光光度計又は光電光度計
D.6 定量操作
定量操作は,次による。
a) .3.5で調製した分析用試料溶液5 mLを共栓付試験管に分取する。
b) 硫酸アンモニウム鉄(III)溶液2 mL,チオシアン酸水銀(II)メタノール溶液1 mL及びメタノール
10 mLを加えて栓をして振り混ぜる。
c) 液温を20±2 ℃に保って約10 分間放置し,吸収セル10 mmに移し,波長460 nm付近における吸光
度を測定する。
d) .7によって作成した検量線から塩化物イオン(Cl−)の質量(mg)を求める1)。
e) 吸収液2 mLを共栓付試験管にとり,水を加えて5 mLとし,b) d)に準じて操作し,空試験値(mg)
を求める。
注1) 使用済み吸収発色液には,水銀化合物が含まれているので,廃液の処理には特に注意が必要
である。
D.7 検量線の作成
――――― [JIS K 0107 pdf 31] ―――――
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K 0107 : 2012
検量線の作成は,次による。
a) 塩化物イオン標準液(Cl− : 0.02 mg/mL)05 mLを数個の共栓付試験管に段階的にとり,水を加えて
5 mLとする。
b) .6のb)及びc)の操作を行う。吸光度の測定は,塩化物イオン標準液を含まないものについて操作し
た液を対象とする。
c) 塩化物イオンの質量(mg)と吸光度との関係線を作成する。
D.8 計算
試料ガス中の塩化水素の濃度を算出する。
.0632 (a−b) 250 / 5
CV= 1 000
VS
.103 (a−b) 250 / 5
CW= 1 000
VS
CW=CV×1.63
ここに, CV : 試料ガス中の塩化水素の体積分率(vol ppm)
CW : 試料ガス中の塩化水素の質量濃度(mg/m3)
a : D.6 d)で求めた塩化物イオンの質量(mg)
b : D.6 e)の空試験で求めた塩化物イオンの質量(mg)
VS : 5.5によって算出した標準状態の試料ガス採取量(L)(乾
きガス量の場合はVSD,湿りガス量の場合はVSW)
0.632 : 塩化物イオン(Cl−)1 mgに相当する塩化水素(HCl)
の体積(mL)(標準状態)
1.03 : 塩化物イオン(Cl−)1 mgに相当する塩化水素(HCl)
の質量(mg)
1.63 : 塩化水素(HCl)1 vol ppmに相当する塩化水素としての
質量濃度(mg/m3)(36.45/22.41による)
JIS K 0107:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.040 : 気質 > 13.040.40 : 固定施設からの発生ガス
JIS K 0107:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7984:2006
- 排ガス中の塩化水素自動計測器
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0055:2002
- ガス分析装置校正方法通則
- JISK0095:1999
- 排ガス試料採取方法
- JISK0103:2011
- 排ガス中の硫黄酸化物分析方法
- JISK0104:2011
- 排ガス中の窒素酸化物分析方法
- JISK0106:2010
- 排ガス中の塩素分析方法
- JISK0115:2004
- 吸光光度分析通則
- JISK0115:2020
- 吸光光度分析通則
- JISK0122:1997
- イオン電極測定方法通則
- JISK0127:2013
- イオンクロマトグラフィー通則
- JISK0557:1998
- 用水・排水の試験に用いる水
- JISK8005:2014
- 容量分析用標準物質
- JISK8032:2013
- アセトニトリル(試薬)
- JISK8121:2007
- 塩化カリウム(試薬)
- JISK8223:2016
- 過塩素酸(試薬)
- JISK8230:2016
- 過酸化水素(試薬)
- JISK8295:2020
- グリセリン(試薬)
- JISK8355:2006
- 酢酸(試薬)
- JISK8355:2021
- 酢酸(試薬)
- JISK8371:2006
- 酢酸ナトリウム三水和物(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8548:2007
- 硝酸カリウム(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8622:2007
- 炭酸水素ナトリウム(試薬)
- JISK8625:2017
- 炭酸ナトリウム(試薬)
- JISK8723:2019
- ニトロベンゼン(試薬)
- JISK8830:1995
- ウラニン(試薬)
- JISK8863:2007
- ほう酸(試薬)
- JISK8866:2008
- 四ほう酸ナトリウム十水和物(試薬)
- JISK8891:2006
- メタノール(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8962:2008
- 硫酸カリウム(試薬)
- JISK8982:2008
- 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
- JISK8987:2006
- 硫酸ナトリウム(試薬)
- JISK9000:2008
- チオシアン酸アンモニウム(試薬)
- JISK9704:1994
- 2-アミノ-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオール(試薬)
- JISK9808:1996
- 生化学試薬―2-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオール(ビス-トリス)
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具