この規格ページの目次
JIS K 8687:2011 規格概要
この規格 K8687は、試薬として用いるナトリウムについて規定。
JISK8687 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8687
- 規格名称
- ナトリウム(試薬)
- 規格名称英語訳
- Sodium (Reagent)
- 制定年月日
- 1953年8月21日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1953-08-21 制定日, 1956-08-21 確認日, 1957-03-29 改正日, 1960-03-15 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1979-05-01 確認日, 1985-02-01 確認日, 1991-06-01 確認日, 1994-07-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-03-22 改正日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS K 8687:2011 PDF [14]
K 8687 : 2011
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[3]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 一般事項・・・・[3]
- 6.2 試料の取扱いに関する注意事項・・・・[3]
- 6.3 試料溶液の調製・・・・[3]
- 6.4 塩化物(Cl)・・・・[3]
- 6.5 りん酸塩(PO4)・・・・[4]
- 6.6 硫酸塩(SO4)・・・・[6]
- 6.7 窒素化合物(Nとして)・・・・[6]
- 6.8 重金属(Pbとして)・・・・[10]
- 6.9 鉄(Fe)・・・・[11]
- 7 容器・・・・[12]
- 8 表示・・・・[12]
- 9 取扱い上の注意事項・・・・[12]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8687 pdf 1] ―――――
K 8687 : 2011
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本試薬
協会(JRA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきと
の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これに
よって,JIS K 8687:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8687 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8687 : 2011
ナトリウム(試薬)
Sodium(Reagent)
Na AW : 22.989 769 28
序文
この規格は,1953年に制定され,その後4回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1994年に
行われたが,その後の試験・研究開発などの技術進歩に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いるナトリウムについて規定する。
警告 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。
この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。
この規格の利用者は,MSDS(化学物質等安全データシート)などを参考にして各自の責任に
おいて安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8005 容量分析用標準物質
JIS K 8034 アセトン(試薬)
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 8136 塩化すず(II)二水和物(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8201 塩化ヒドロキシルアンモニウム(試薬)
JIS K 8202 塩化1,10-フェナントロリニウム一水和物(試薬)
――――― [JIS K 8687 pdf 3] ―――――
2
K 8687 : 2011
JIS K 8295 グリセリン(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8359 酢酸アンモニウム(試薬)
JIS K 8371 酢酸ナトリウム三水和物(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8548 硝酸カリウム(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8637 チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JIS K 8653 デバルダ合金(試薬)
JIS K 8659 でんぷん(溶性)(試薬)
JIS K 8780 ピロガロール(試薬)
JIS K 8798 フェノール(試薬)
JIS K 8810 1-ブタノール(試薬)
JIS K 8848 ヘキサン(試薬)
JIS K 8905 七モリブデン酸六アンモニウム四水和物(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8949 硫化ナトリウム九水和物(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 9007 りん酸二水素カリウム(試薬)
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
ナトリウムは,灰白色の切塊で,その新しい切断面は銀白色である。水と激しく反応して溶け,エタノ
ール(95)と反応して溶ける。通常,灯油又は流動パラフィン中に保存する。
4.2 定性方法
定性方法は,次による。
a) 水20 mlに試料約0.01 gを注意して溶かす(A液)。そのA液は,アルカリ性を示す。
b) 炎色試験は,直径約0.8 mmの白金線の先端から約30 mmまでを塩酸(1+1)に浸し,炎の長さ約120
mm,内炎の長さ約30 mm程度としたガスバーナーの無色炎中に,内炎の最上部から約10 mmの位置
に水平に入れた後,放冷する。この操作を炎に色が現れなくなるまで繰り返す。白金線の先端約5 mm
をA液に浸し,少量の試料液を付着させたものをガスバーナーの無色炎中に入れると黄色が現れる。
――――― [JIS K 8687 pdf 4] ―――――
3
K 8687 : 2011
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
塩化物(Cl) 質量分率 % 0.002以下 6.4
りん酸塩(PO4) 質量分率 ppm 5以下 6.5
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.002以下 6.6
窒素化合物(Nとして) 質量分率 % 0.003以下 6.7
重金属(Pbとして) 質量分率 ppm 5以下 6.8
鉄(Fe) 質量分率 % 0.001以下 6.9
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 試料の取扱いに関する注意事項
試料の取扱いに関する注意事項は,次による。
a) 試料は,激しい反応(爆発的反応),火災の発生などの危険があるため,水と接触させてはならない。
また,ハロゲン系溶媒とは,短い誘導期をおいて爆発的な反応が起こる。特に,火災が発生したとき
は,乾燥した砂,ソーダ灰(無水炭酸ナトリウム)又は食塩(塩化ナトリウム)を用いて消火する。
水を消火に使用してはならない。また,四塩化炭素及び二酸化炭素(炭酸ガス)も消火に使用しては
ならない。
b) 試料及び試料溶液が,目に入らないように保護眼鏡を,または皮膚に接触しないよう保護具を着用す
る。
6.3 試料溶液の調製
試料溶液の調製は,次による。
a) 試薬 試薬は,次のものを用いる。
1) エタノール(95) JIS K 8102に規定するもの。
2) ヘキサン JIS K 8848に規定するもの。
b) 操作
1) ヘキサンで表面の灯油又は流動パラフィンを洗い流した試料約15 gを切断し,0.5 g程度の小片とす
る。
2) 別にエタノール(95)200 mlを10 ℃以下に冷却しながら,切断した上記の小片を1片ずつ加える。
小片がほとんど反応して溶けるまで次の小片を加えてはならない。溶けにくくなった場合には,水
を1滴ずつ加えながら試料の全量を溶かし,水を加えて300 mlとする(B液)。
警告 この操作は,発火する危険性が高いので細心の注意を払って行う。
6.4 塩化物(Cl)
塩化物(Cl)の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 硝酸(1+2) JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率6061 %)の体積1と水の体積2とを混合す
る。
――――― [JIS K 8687 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS K 8687:2011の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8687:2011の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0115:2004
- 吸光光度分析通則
- JISK0115:2020
- 吸光光度分析通則
- JISK1107:2005
- 窒素
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8005:2014
- 容量分析用標準物質
- JISK8034:2006
- アセトン(試薬)
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8107:2017
- エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
- JISK8136:2017
- 塩化すず(II)二水和物(試薬)
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8155:2017
- 塩化バリウム二水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8201:2006
- 塩化ヒドロキシルアンモニウム(試薬)
- JISK8202:2019
- 1,10-フェナントロリン塩酸塩一水和物(試薬)
- JISK8295:2020
- グリセリン(試薬)
- JISK8355:2006
- 酢酸(試薬)
- JISK8355:2021
- 酢酸(試薬)
- JISK8359:2006
- 酢酸アンモニウム(試薬)
- JISK8371:2006
- 酢酸ナトリウム三水和物(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8548:2007
- 硝酸カリウム(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8563:2018
- 硝酸鉛(II)(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8625:2017
- 炭酸ナトリウム(試薬)
- JISK8637:2006
- チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
- JISK8653:2018
- デバルダ合金(試薬)
- JISK8659:2014
- でんぷん(溶性)(試薬)
- JISK8780:2019
- ピロガロール(試薬)
- JISK8798:2012
- フェノール(試薬)
- JISK8810:2018
- 1-ブタノール(試薬)
- JISK8848:2012
- ヘキサン(試薬)
- JISK8905:2019
- モリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物(試薬)
- JISK8913:2006
- よう化カリウム(試薬)
- JISK8949:2019
- 硫化ナトリウム九水和物(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8962:2008
- 硫酸カリウム(試薬)
- JISK8982:2008
- 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
- JISK9007:2008
- りん酸二水素カリウム(試薬)