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S 2135 : 2020
表2−継手の性能
項目 性能 主な試験条件 適用
箇条
気密性 1外部漏れがあってはならない。 4.2 kPaの空気圧 9.4
2安全機構の通過漏れが0.55 L/h以下
3異常時に漏れがあってはならない。
着脱作動 円滑かつ確実でなければならない。 − 9.5
着脱力 接続力 60 N以下 − 9.6
取外し力 30 N以下
流量 500 L/h以上 9.7
0.1 kPa降下したときに
おける標準状態に換算
したときの空気流量
反復 接続部 操作速度10回/分
気密性(123)及び着脱作動の項目に適合しなければなら 9.8
使用 ない。 20回/分で6 000回
自在部 気密性(1)の項目に適合しなければならない。 操作速度5回/分20
回/分で6 000回
引張強度 離脱してはならない。また,気密性(12)及び着脱作動の − 9.9
項目に適合しなければならない。
耐荷重性 350 N
気密性(12)及び着脱作動の項目に適合しなければならな 9.10
い。
耐衝撃性 気密性(12)及び着脱作動の項目に適合しなければならな − 9.11
い。
引抜き強度 抜けてはならない。 − 9.12
耐熱性 120 ℃±2 ℃ 30分間
気密性(12)及び着脱作動の項目に適合しなければならな 9.13
い。
耐寒性 −10 ℃±2 ℃ 30分間
気密性(12)及び着脱作動の項目に適合しなければならな 9.14
い。
難燃性 5秒以上炎を出して燃え続けてはならない。 − 9.15
6 構造及び寸法
6.1 構造
継手の各部の構造は,安全性及び耐久性を考慮して作られ,通常の使用操作に対して,破損又は使用上
支障のある変形を生じない構造とし,次による。
なお,構造は9.2によって確認する。
a) 各部の端部は,滑らかでなければならない。
b) プラグとソケットとの接続は,確実に行われる構造でなければならない。
c) プラグ及びソケットは,ゴム管,強化ガスホース又はゴム管口と容易に離脱しないように接続できな
ければならない。
d) ガス栓用プラグには,出口側の継手が接続されていない場合にガスが漏れないための安全機構を備え
ていなければならない。
6.2 寸法
6.2.1 接続部の寸法
接続部の寸法は,次による。
なお,寸法は9.2によって確認する。
――――― [JIS S 2135 pdf 6] ―――――
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a) ガス栓用プラグの接続部の寸法は,図1に適合しなければならない。
単位 mm
注記 7 mm±1 mmの寸法は,弁押棒が当たる部分までの寸法
図1−ガス栓用プラグの接続部の寸法
b) ゴム管用ソケット及び強化ガスホース用ソケットの接続部の寸法は,図2に適合しなければならない。
単位 mm
注記 φ3.1 mm±0.1 mmの寸法は,弁押棒の最大外接円を示
し,先端から1.0 mm以内の部分をいう。
図2−ゴム管用ソケット及び強化ガスホース用ソケットの接続部の寸法
――――― [JIS S 2135 pdf 7] ―――――
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S 2135 : 2020
c) ガス機器用プラグの接続部の寸法は,図3に適合しなければならない。
単位 mm
注記 許容差の指定のない寸法については参考値とする。
図3−ガス機器用プラグの接続部の寸法
6.2.2 接続状態の寸法
図1のプラグ及び図2のソケットの接続状態の寸法は,図4に適合しなければならない。
単位 mm
図4−図1のプラグ及び図2のソケットの接続状態の寸法
7 外観
継手は形状が均整で,外観を著しく損なうようなきず,ひび,割れ,その他の欠点があってはならない。
なお,外観は9.2によって確認する。
――――― [JIS S 2135 pdf 8] ―――――
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S 2135 : 2020
8 材料
継手に使用する材料は,通常の使用及び保守条件において,受ける可能性のある機械的,化学的及び熱
的な作用に耐えるものであり,かつ,次に適合しなければならない。
a) 金属部分は,次のいずれかに適合する材料でなければならない。
1) 表3に示すもの又はこれと同等以上の耐食性のあるもの。
2) 9.3.1によって,24時間試験を行ったとき腐食のないことを確認したもの,又はレイティングナンバ
9.89の腐食面積率であるもの。
b) ガスの通る部分に使用するパッキン類(ゴム製弁体を含む。)は,9.3.2によって試験を行い,質量変
化率が20 %以内であり,かつ,使用上支障のある軟化,ぜい化などがあってはならない。
表3−耐食性のある金属材料
材料 規格番号
鋳物 JIS H 5120
JIS H 5202
ダイカスト JIS H 5301
JIS H 5302
ステンレス鋼材 JIS G 4303
JIS G 4304
JIS G 4305
JIS G 4308
JIS G 4309
JIS G 4313
JIS G 4314
JIS G 4318
表面処理鋼材 JIS G 3314
アルミニウム及び JIS H4000
アルミニウム合金材 JIS H4040
JIS H4080
JIS H4090
JIS H4100
銅及び銅合金 JIS H3100
JIS H3250
JIS H3260
JIS H3300
JIS H3320
9 試験方法
9.1 試験条件及び測定値の処理
試験条件は,次による。
a) 試験室の条件 試験室内の温度は,特に規定しない場合は,20 ℃±15 ℃とし,試験中の温度の変動は
±5 ℃とする。ただし,試験項目で試験結果に影響を及ぼさない場合は,これによらなくてもよい。
b) 試験ガスの条件 試験ガスは,特に指定のない限り空気を用いる。
c) 試験器具及び試験装置 試験器具及び試験装置は,表4による。
d) 測定値の処理 測定値及び計算によって求められた数値は,四捨五入によって各規定値の有効数値に
丸める。
――――― [JIS S 2135 pdf 9] ―――――
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S 2135 : 2020
表4−試験器具及び試験装置
項目 試験器具及び試験 種類及び仕様 関連規格
装置a) 種類 測定範囲 細分(最小)目盛
室温及びガス温の 温度計 ガラス製温度計 0 ℃50 ℃ 1/2 ℃ JIS B 7414
測定
気圧の測定 気圧計 フォルタン式気圧 − 0.1 kPa −
計又はアネロイド
式気圧計
ガス圧の測定 水柱計 − 0 kPa5.0 kPa 0.01 kPa −
寸法の測定 マイクロメータ − 0 mm25 mm 1/100 mm JIS B 7502
(又は50 mm)
ノギス − 0 mm150 mm 1/20 mm JIS B 7507
スケール − 0 mm1 000 mm 1 mm JIS B 7516
所要時間の測定 ストップウォッチ − 30分計 2/10秒 −
時計 − − 1分 −
ガス流量の測定 ガスメータ 湿式ガスメータ − 1回転の1/100 JIS B 8571
流量計 層流管流量計 − − −
ガス通路の気密 水柱計 − 0 kPa5.0 kPa 0.01 kPa −
安全機構の通過漏 流量計 ソープフィルムメ − − −
れの測定 ータ又はバブルイ
ンジケータ
耐熱性試験 恒温槽 − 130 ℃以上 − −
耐寒性試験 恒温槽 − −15 ℃以下 − −
難燃性試験 加熱用バーナ ブンゼンバーナ 炎口内径10 mm − −
材料の耐食性試験 耐食試験装置 塩水噴霧試験装置 − − JIS Z 2371
着脱力試験 テンションゲージ − 0 N100 N 2N −
引張強度試験 引張試験機 − − − −
引抜き強度試験 引張試験機 − − − −
耐衝撃性試験 衝撃試験機 − − − −
耐荷重性試験 荷重試験機 − 350 N − −
材料の耐ガス性試天びん − 30 g 0.1 mg −
験
注a) 試験器具及び試験装置は,代表的なものを示したものであり,これと同等以上の性能をもつ試験器具及び試
験装置を使用してもよい。
9.2 構造,寸法及び外観試験
試験方法について,特定する規定のない項目などについての試験は,目視又は通常の使用操作によって
確認する。また,6.2については表4の測定に用いる適切な試験器具を用いて各部の寸法を測定する。
9.3 材料試験
9.3.1 耐食性
耐食性は,JIS Z 2371の箇条5(装置)及び箇条9(試験条件)に適合する装置及び試験条件とし,箇条
4(試験用の塩溶液)に規定する塩溶液を,連続24時間噴霧した後,箇条13(試験結果の表し方)のa)
(腐食面積)によって調べる。ただし,JIS Z 2371の箇条4及び箇条9については,中性塩水噴霧試験を
適用する。
9.3.2 耐ガス性
耐ガス性は,あらかじめ質量を測定した3個の試料を温度5 ℃25 ℃のn-ペンタン中に72時間以上浸
――――― [JIS S 2135 pdf 10] ―――――
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JIS S 2135:2020の国際規格 ICS 分類一覧
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.060 : バーナ.ボイラ > 27.060.20 : ガス燃料バーナ
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.040 : パイプライン部品及びパイプライン > 23.040.60 : フランジ,カップリング及びジョイント
JIS S 2135:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0405:1991
- 普通公差―第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
- JISB7414:2018
- ガラス製温度計
- JISB7502:2016
- マイクロメータ
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISB7516:2005
- 金属製直尺
- JISB8571:2015
- ガスメーター
- JISG3314:2019
- 溶融アルミニウムめっき鋼板及び鋼帯
- JISG4303:2012
- ステンレス鋼棒
- JISG4303:2021
- ステンレス鋼棒
- JISG4304:2012
- 熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4304:2021
- 熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4305:2012
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4305:2021
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4308:2013
- ステンレス鋼線材
- JISG4309:2013
- ステンレス鋼線
- JISG4313:2011
- ばね用ステンレス鋼帯
- JISG4314:2013
- ばね用ステンレス鋼線
- JISG4318:2016
- 冷間仕上ステンレス鋼棒
- JISH3100:2018
- 銅及び銅合金の板及び条
- JISH3250:2015
- 銅及び銅合金の棒
- JISH3250:2021
- 銅及び銅合金の棒
- JISH3260:2018
- 銅及び銅合金の線
- JISH3300:2018
- 銅及び銅合金の継目無管
- JISH3320:2006
- 銅及び銅合金の溶接管
- JISH4000:2014
- アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
- JISH4040:2015
- アルミニウム及びアルミニウム合金の棒及び線
- JISH4080:2015
- アルミニウム及びアルミニウム合金継目無管
- JISH4090:1990
- アルミニウム及びアルミニウム合金溶接管
- JISH4100:2015
- アルミニウム及びアルミニウム合金の押出形材
- JISH5120:2016
- 銅及び銅合金鋳物
- JISH5202:2010
- アルミニウム合金鋳物
- JISH5301:1990
- 亜鉛合金ダイカスト
- JISH5302:2006
- アルミニウム合金ダイカスト
- JISK2240:2013
- 液化石油ガス(LPガス)
- JISK6348:2017
- ガス用ゴム管
- JISK6351:1953
- ゴムカタサ試験機
- JISK6351:2017
- ガス用強化ゴムホース及びホースアセンブリ
- JISS2091:2013
- 家庭用燃焼機器用語
- JISS2146:2013
- ガスコード
- JISZ2371:2015
- 塩水噴霧試験方法