JIS A 6204:2011 コンクリート用化学混和剤 | ページ 5

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A 6204 : 2011
B.3.3 操作
操作は,次による。
a) 試料約1 gを0.1 mgまで正しくはかり,水でうすめて全量フラスコ250 mLに移し入れ,水を標線ま
で加える。この溶液を試料溶液(A)とする3),4)。
注3) 試料が完全に溶解していない場合には,JIS P 3801に規定する5種Bのろ紙を用いてろ過し,
残さ(渣)を水で8回洗浄し,ろ液と洗液とを合わせて全量フラスコ250 mLに移し入れ,水
を標線まで加える。
4) 試料に多量のカルシウムが存在する場合は,c)の操作を行い,試料中のカルシウム量を測定
する。
b) 試料溶液(A)から分取し,Na2O,K2Oとして0.44 mg/Lの範囲となるように水でうすめる。これ
を試料溶液(B)とし,原子吸光分析装置によってナトリウム(589.0 nm)及びカリウム(766.5 nm)
における吸光度を測定する。
c) 試料溶液(A)から20 mLを分取してビーカー300 mLに入れ,水を加えて100 mLとし,トリエタノ
ールアミン(1+1)を2 mL加える。水酸化カリウム溶液(3 mol/L)を加えて,pH値を12.713.2に
調製する。23分放置した後,カルシウム用指示薬0.1 gを加え,タングステンランプ照明器に載せ
て0.02 mol/L EDTA標準液で滴定し,赤紫色から赤みが全く消えて青色を呈するときを終点とする。
試料溶液(A)に含まれている酸化カルシウムの量は,次の式によって算出する。
250 1 000
CaO Ved Eca
20 250
ここに, CaO : 酸化カルシウムの含有量(mg/L)
Ved : EDTA標準液の滴定量(mL)
Eca : EDTA標準液1 mL当たりの酸化カルシウム相当量(mg)
B.3.4 検量線の作成
アルカリ調合原液10 mLを全量フラスコ250 mLに移し入れ,水を標線まで加える5)。この溶液につい
て,原子吸光分析装置によって,ナトリウム(589.0 nm)及びカリウム(766.5 nm)における吸光度を測
定する。
注5) 試料中にカルシウムが多量に存在する場合,B.3.3 b)の試料溶液(B)中の酸化カルシウム量と
なるようにB.3.4の全量フラスコ250 mLに酸化カルシウム溶液を添加した後,水を標線まで加
える。
添加する酸化カルシウム溶液の量は,次の式から求める。
CaO 1 1
Vca
n 4 Cca
ここに, Vca : 添加する酸化カルシウム溶液の量(mL)
CaO : B.3.3 c)で求めた酸化カルシウムの含有量(mg/L)
n : 試料溶液(B)の希釈倍率
Cca : 酸化カルシウム溶液の濃度(CaO,mg/mL)
B.3.5 計算
B.3.4で作成した検量線から,試料溶液中の酸化ナトリウム及び酸化カリウム量を求める。試料中の酸化
ナトリウム及び酸化カリウムの含有率は,次の式によって算出し,算出した値を四捨五入によって小数点
以下2桁に丸める。

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A 6204 : 2011
b
Na2O又は K2O 100
b
ここに, Na2O又はK2O : 酸化ナトリウム又は酸化カリウムの含有率(%)
Bb : 試料溶液(B)中の酸化ナトリウム又は酸化カリウ
ムの量(mg/L)
Cb : 試料溶液(B)の濃度(mg/L)
求めた酸化ナトリウム及び酸化カリウムの含有量によって全アルカリ量(Na2Oeq)を次の式によって算
出し,算出した値を四捨五入によって小数点以下1桁に丸める。
Na2Oeq=Na2O+0.658×K2O
ここに, Na2Oeq : 全アルカリ量(%)
Na2O : 酸化ナトリウム含有量(%)
K2O : 酸化カリウム含有量(%)

JIS A 6204:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 6204:2011の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA0203:2019
コンクリート用語
JISA1101:2005
コンクリートのスランプ試験方法
JISA1101:2020
コンクリートのスランプ試験方法
JISA1103:2014
骨材の微粒分量試験方法
JISA1105:2015
細骨材の有機不純物試験方法
JISA1108:2018
コンクリートの圧縮強度試験方法
JISA1109:2020
細骨材の密度及び吸水率試験方法
JISA1110:2020
粗骨材の密度及び吸水率試験方法
JISA1115:2020
フレッシュコンクリートの試料採取方法
JISA1118:2017
フレッシュコンクリートの空気量の容積による試験方法(容積方法)
JISA1119:2014
ミキサで練り混ぜたコンクリート中のモルタルの差及び粗骨材量の差の試験方法
JISA1122:2014
硫酸ナトリウムによる骨材の安定性試験方法
JISA1123:2012
コンクリートのブリーディング試験方法
JISA1128:2019
フレッシュコンクリートの空気量の圧力による試験方法―空気室圧力方法
JISA1129-1:2010
モルタル及びコンクリートの長さ変化測定方法―第1部:コンパレータ方法
JISA1129-2:2010
モルタル及びコンクリートの長さ変化測定方法―第2部:コンタクトゲージ方法
JISA1129-3:2010
モルタル及びコンクリートの長さ変化測定方法―第3部:ダイヤルゲージ方法
JISA1132:2020
コンクリートの強度試験用供試体の作り方
JISA1137:2014
骨材中に含まれる粘土塊量の試験方法
JISA1138:2018
試験室におけるコンクリートの作り方
JISA1145:2017
骨材のアルカリシリカ反応性試験方法(化学法)
JISA1146:2017
骨材のアルカリシリカ反応性試験方法(モルタルバー法)
JISA1147:2019
コンクリートの凝結時間試験方法
JISA1148:2010
コンクリートの凍結融解試験方法
JISA5002:2003
構造用軽量コンクリート骨材
JISA5005:2009
コンクリート用砕石及び砕砂
JISA5005:2020
コンクリート用砕石及び砕砂
JISK0050:2019
化学分析方法通則
JISK0113:2005
電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
JISK0121:2006
原子吸光分析通則
JISK0127:2013
イオンクロマトグラフィー通則
JISP3801:1995
ろ紙(化学分析用)
JISR5210:2009
ポルトランドセメント
JISZ8801-1:2019
試験用ふるい―第1部:金属製網ふるい