JIS B 7551:1999 フロート形面積流量計 | ページ 2

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図2 主要部の名称(続き)
備考 図2のa) i)は,単に主要部の名称及び種類の例を示すためのものであって,形状及び構造を規定するもの
ではない。

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6. 種類 流量計の種類は,測定管の形状及び材料,指示方式又は指示伝送方式並びに配管との接続方向
によって表1のとおりとする。
表1 流量計の種類
測定管の形状及び材料並びに指示方式又は指示伝送 配管との接続方向による種類
方式による種類 下→上 下→上横 下横→上 下横→上横 (水平配
管)
[図3 a)][図3 b)][図3 c)] [図3 d)] 横→横
[図3 e)]
透明テーパ直接指示形 透明材料製のテーパ管及
管式 びフロートからなる形式
で,テーパ管内のフロート ○ ○ ○ ○ −
の位置を透視によって直
接読み取るもの[図2 a)]。
透明直管式 直接指示形 絞り機構をもつ透明材料
製の直管とテーパフロー
ト(テーパプラグ)とから
なる形式で,管内のテーパ ○ ○ ○ ○ −
フロートの位置を透視に
よって直接読み取るもの
[図2 b)]。
金属テーパ直接指示形 金属製のテーパ管と可動
管式 部とからなる形式で,テー
パ管の上部又は下部に透
明材料製の直管を設け,直
○ ○ ○ ○ ○
管内の可動部の位置を透
視によって直接読み取る
もの。
[図2 c),d)]。
間接指示形 金属製のテーパ管と可動
部からなる形式で,テーパ
管内の可動部の位置が磁
○ ○ ○ ○ ○
気によって間接的に指示
部に伝達され流量指示さ
れるもの[図2 e),f),g)]。
間接指示伝金属製テーパ管式間接指
送形 示形の指示部に,指示値の
○ ○ ○ ○ ○
遠隔伝送機能が付加して
あるもの[図2 e),f),g)]。
金属直管式 間接指示形 絞り機構をもつ金属製の
直管とテーパフロート(テ
ーパプラグ)とからなる形
式で,管内の可動部の位置 ○ ○ ○ ○ ○
が磁気によって間接的に
指示部に伝達され,流量指
示されるもの[図2 h)]。
間接指示伝金属直管式間接指示形の
送形 指示部に指示値の遠隔伝
○ ○ ○ ○ ○
送機能が付加してあるも
の[図2 i)]。
備考1. 表中の○印は,その欄の測定管及び指示方式又は指示伝送方式による種類によって適用可能な接続方向を示
す。
2. [ ]で示した図は,参考例である。
3. 間接指示伝送形の機能には,流量指示のほか,積算,警報,それらの発信などがある。

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図3 配管及び接続の例
7. 性能
7.1 測定範囲 測定できる流量範囲は,流体の種類に応じ,表2のとおりとする。
表2 測定範囲
流体 最小測定範囲 最大測定範囲 備考
液体 0.55ml/min 50500m3/h 水(密度1.0g/cm3)換算
気体 550ml/min 1 00010 000m3/h 空気(0℃, 101.3kPa)換算
蒸気 0.11kg/h 1.515t/h 飽和蒸気(98.1kPa)換算
7.2 有効測定範囲 有効測定範囲は,最大目盛値の10100%とする。
7.3 精度 精度は,有効測定範囲において,最大目盛値の±2%とする。
7.4 耐圧性及び耐熱性 最高使用圧力(最高許容圧力)(1)及び最高又は最低使用温度(2)で使用したとき,
漏れ,変形,性能の低下及びその他の異状を生じてはならない。
注(1) 流量計を配管に取り付けた状態において,指定された温度で許容できる最高の圧力。流量計の
設計において,各部の厚さ又は機械的強度を決定するときに用いる設計圧力に関係なく,製品
に対して許容できる最高の圧力である。一般に最高使用圧力は,使用開始時で設計圧力以上の
圧力となるが,経年変化によって腐れ代がなくなると設計圧力に近い値となる。
(2) 設計圧力を定めるとき,設計圧力に対応して使用条件から決まる温度(設計温度)の最高値又
は最低値。
7.5 絶縁抵抗 電子式の間接指示伝送形流量計は,電気回路と接地端子との間の絶縁抵抗が,用いる電
子機器に定められた定格を満足していなければならない。

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7.6 耐電圧 電子式の間接指示伝送形流量計は,電気回路と接地端子との間の耐電圧が,用いる電子機
器に定められた定格を満足していなければならない。
7.7 電源変動 電子式の間接指示伝送形流量計は,電源電圧及び周波数の変動に対して,定められた変
動幅の値を満足していなければならない。
8. 構造
8.1 目盛 目盛の種類及び実流量目盛の最大値は,次による。
a) 目盛の種類は,次のいずれかとする。
1) 実流量目盛 : 測定流体の流量に応じて数値及び単位を付けた目盛
2) 等間隔目盛 : 実流量に関係なく等間隔に分割し,数値だけを付けた目盛
3) 百分率目盛 : 測定流量範囲を百分率 (%) で表示した目盛
b) 実流量目盛の最大値は,次のいずれかの数値の10n倍(nは0又は整数)とする。
10 ,12,15,20,25,30,35,40,45,50,60,70,80,90
8.2 可動部の目盛読取り位置 直接指示形流量計は,目盛を図4の矢印の位置で読み取るように,目盛
及び可動部が構成されていなければならない。
図4 可動部の目盛読取り位置
備考 この図は,目盛読取り位置を示すためのものであって,可動部の形状及び構造を規定するもの
ではない。
8.3 可動部の最低静止位置の表示 間接指示形流量計は,可動部の最低静止位置が目盛板上に表示され
ていなければならない。
8.4 接続部 流量計の接続部は,次による。
a) 配管との接続部は,大きさの呼びが10,15,20,25,32,40,50,65,80,100,125,150,200,250
又は300とし,表3に示す規格のいずれかに適合するフランジ又は管用ねじを用いる。

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表3 接続部の種類及び規格
フランジ JIS B 2220
JIS B 2238
JIS B 2239
JIS B 2290
管用ねじ JIS B 0202
JIS B 0203
b) 配管との接続方向(流入一流出接続部における流体の流れ方向)は,表1のとおりとする。
8.5 伝送信号 間接指示伝送形流量計の伝送信号は,目盛の0100%に対して電子式では直流420mA,
空気圧式では20100kPaとし,それぞれ伝送信号値の10100%が流量指示値の10100%に対応するも
のでなければならない。
9. 寸法
9.1 接続面間の寸法許容差 接続面間の寸法許容差は,表4のとおりとする。
表4 接続面間の寸法許容差
単位mm
接続面間寸法 許容差
L, l≦500 ±3.0
L, l>500 ±4.0
9.2 接続部の寸法許容差 流入一流出接続部の寸法許容差は,接続方式に応じ表5のとおりとする。
表5 接続部の寸法許容差
接続方式 許容差
フランジ JIS B 2238による。
JIS B 2239による。
JIS B 2290による。
管用ねじ JIS B 0202による。
JIS B 0203による。
10. 外観 流量計の外観は,次による。
a) 主要部の内外面に有害なき(亀)裂,きず及び仕上がり程度の不同があってはならない。
b) 塗装面及びめっき肌に顕著なきずがあってはならない。
11. 材料 流体に触れる主要部の材料は,表6によるもの又は機械的性質及び耐食性がこれらと同等以上
の性能をもつものとする。ただし,特に腐食性が強い流体に用いる場合には,受渡当事者間の協定による。

――――― [JIS B 7551 pdf 10] ―――――

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JIS B 7551:1999の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 7551:1999の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB0202:1999
管用平行ねじ
JISB0203:1999
管用テーパねじ
JISB2220:2012
鋼製管フランジ
JISB2238:1996
鋼製管フランジ通則
JISB2239:2013
鋳鉄製管フランジ
JISB2290:1998
真空装置用フランジ
JISB2401:2005
Oリング
JISB2404:2018
管フランジ用ガスケットの寸法
JISB7552:2011
液体用流量計の校正方法及び試験方法
JISB8283:1993
圧力容器の耐圧試験及び漏れ試験
JISG3101:2015
一般構造用圧延鋼材
JISG3101:2020
一般構造用圧延鋼材
JISG3201:1988
炭素鋼鍛鋼品
JISG3452:2019
配管用炭素鋼鋼管
JISG3454:2017
圧力配管用炭素鋼鋼管
JISG3456:2019
高温配管用炭素鋼鋼管
JISG3459:2016
配管用ステンレス鋼鋼管
JISG3459:2021
配管用ステンレス鋼鋼管
JISG4051:2016
機械構造用炭素鋼鋼材
JISG4103:1979
ニッケルクロムモリブデン鋼鋼材
JISG4303:2012
ステンレス鋼棒
JISG4303:2021
ステンレス鋼棒
JISG4304:2012
熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4304:2021
熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4309:2013
ステンレス鋼線
JISG5121:2003
ステンレス鋼鋳鋼品
JISG5501:1995
ねずみ鋳鉄品
JISH3100:2018
銅及び銅合金の板及び条
JISH4040:2015
アルミニウム及びアルミニウム合金の棒及び線
JISH4551:2000
ニッケル及びニッケル合金板及び条
JISH4552:2000
ニッケル及びニッケル合金継目無管
JISH4553:1999
ニッケル及びニッケル合金棒
JISH4554:1999
ニッケル及びニッケル合金の線と引抜素材
JISH4600:2012
チタン及びチタン合金―板及び条
JISH4630:2012
チタン及びチタン合金―継目無管
JISH4650:2016
チタン及びチタン合金―棒
JISH4701:2001
タンタル展伸材
JISK6720:1977
塩化ビニル樹脂
JISK6741:2016
硬質ポリ塩化ビニル管
JISK6745:2015
プラスチック―硬質ポリ塩化ビニル板
JISK6888:1995
四ふっ化エチレン樹脂板
JISK6889:1995
四ふっ化エチレン樹脂丸棒
JISK6890:1995
四ふっ化エチレン樹脂チューブ
JISK6897:1995
四ふっ化エチレン樹脂パイプ
JISZ8103:2019
計測用語