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L 1013 : 2021
g) 該当した場合の使用したオプション,商用水分率又は商用許容量
h) 使用したサンプリング方式
i) 乾燥用オーブンに供給した空気の温度及び相対湿度
j) 合意又は他の理由による,指定手順からの逸脱
――――― [JIS L 1013 pdf 46] ―――――
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L 1013 : 2021
附属書AA
(規定)
かせゲージによるかせ長さをチェックする方法
AA.1 装置
記述された荷重の条件の下において,テストかせの長さをチェックするかせゲージは,同じ垂直面にあ
る2個の,直径1.25 cm,長さ5 cm6 cmの丸い金属製支持突起で構成されている。支持突起の一つは器
具の固いフレームに固定されており,ほかの支持突起は簡単な荷重システムのレバーの上を移動するが,
同レバーの支点はやはりフレームの上を移動する低摩擦のベアリングである。支持突起の少なくとも一つ
は軸の周りを自由に回転できるものとする。
AA.2 手順
束状にならないように注意しながら,2個の支持突起の周りにかせを装着し,例えば,レバーアームに
荷重片をつり下げるか,又はレバーアームに沿って滑る荷重片を動かすことによって適切な荷重を加える。
かせの円周の長さは,器具のフレームに取り付けた目盛上で,レバーアームに取り付けた指針,又はレバ
ーアームの端の目盛線によって示される。
支持突起の軸間の長さDは,指針が糸巻の実際の円周の長さを目盛で示したときに,次の式で与えられ
る。
L πd
D
2 2
ここに, L : 糸巻の実際の円周の長さ
d : 支持突起の直径
テックス表示で,糸の名目繊度当たり0.5 cN±0.1 cNに等しい端荷重の下でかせの長さを測定する。
AA.3 要求事項
糸巻の1回転から期待される糸の長さが±0.2 %の限界を超える長さのかせは除外する。
――――― [JIS L 1013 pdf 47] ―――――
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L 1013 : 2021
附属書AB
(規定)
サンプリングの手順
AB.1 バルクサンプル(荷口,ロット又は委託品からのケースの数)
表AB.1によって試験するロットの代表として,1又は複数のケースをバルクサンプルとして採取する。
表AB.1−バルクサンプル
荷口,ロット又は バルクサンプル−ランダ
委託品のケースの数 ムに選択するケースの数
≦3 1
410 2
1130 3
3175 4
≧76 5
選択したケースの中に損傷したもの又は湿潤したものがあれば取り替え,その内容を報告書に記録する
(A.11参照)。
AB.2 試験室サンプルのパッケージ数
AB.2.1 採取するパッケージ数は,試験結果について要求される精度及び信頼水準による。これらが材料
仕様に示されていない場合,受渡当事者間での合意で決めるものとし,必要な試験片の数は承認された統
計的方法によって計算する。もし,何らかの理由で指示されたパッケージ数で試験するのが実際的でない
場合は,指示された精度若しくは信頼水準,又は両方を改正する必要がある。
AB.2.2 材料仕様も,受渡当事者間での合意もない場合,95 %の信頼水準で±3 %の精度(平均の最大許
容誤差)が得られるパッケージ数を選択する。このパッケージ数は0.43 V2として計算することができるが,
ここでVは個々のパッケージから得た繊度値の変動係数である。Vの評価値を得るには,各パッケージに
対する繊度値は通常試験で使用される糸と同じ長さをベースとしなければならない。Vの評価値は,同じ
材料で長い経験を経たものによるのがよい。
AB.2.3 V値が未知の場合,マルチフィラメント糸は4パッケージ,紡績糸は10パッケージで試験を行
う。
AB.2.4 材料仕様がない場合,各ケースからできるだけ同じパッケージ数になるようにしながら,バルク
サンプルから必要な数の糸パッケージを採取する。ケースの中の上部,中央及び下部層から,また,層の
側面及び中央からランダムにパッケージを採取する。試験室サンプルの各パッケージから同じ試験片数を
採取する。
注記 この方法では,パッケージごとに一試験が行われると想定される。通常,パッケージ間で繊度
に差があるので,各パッケージから一つ以上のかせを採取しても,精度が大幅に上がることは
ない。
――――― [JIS L 1013 pdf 48] ―――――
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L 1013 : 2021
附属書AC
(参考)
仕上剤を除去するための糸の精練方法
AC.1 原理
かせは,通常糸から作った生地の湿潤加工中に通常除去されるオイル,仕上剤又はその他の材料を除去
するよう設定した条件下で煮沸(精練)する。その条件は,適切な仕上溶剤又は非膨潤性溶剤を用い,糸
の抽出物中の仕上剤の残留量が0.1 %未満になったとき達したとみなす。
AC.2 試薬及び装置
次の試薬及び装置は,テストかせの煮沸に必要なものである。
AC.2.1 中性洗剤又は合成洗剤
AC.2.2 軟水,蒸留水又は脱ミネラル水
AC.2.3 煮沸缶 モネル合金,アルミニウム,ステンレス鋼又はエナメル塗装した鋼などの耐食性のもの
で,密閉したスチームコイル又はジャケット,ガス又は電気によって加熱され,排水及び軟水の供給装置
を備え,オーバーフローによってすすぎができるもの。
なお,煮沸缶の代わりに家庭用タイプの自動洗濯機,又はガラス若しくはステンレス鋼のビーカーのよ
うな小さい耐食性容器を代用してもよい。
AC.2.4 ローラ絞り機又は遠心脱水機
AC.2.5 バッグ 既に煮沸し,オーブン乾燥質量が既知のもので,漂白,脱のり(糊)したナイロン,ポ
リエステル,その他の材料でできているもの。各バッグの大きさは,繊度決めをしようとするかせが,バ
ッグの中で浸透性のよい緩やかな塊を形成することができ,また,かせに煮沸液が自由に出入りできるよ
うにすることができるもの。
AC.2.6 乾燥オーブン(A.5.2参照)
AC.2.7 分析用天びん(秤)(A.5.3参照)
AC.2.8 ひょう(秤)量缶又は瓶 バッグ及び繊度決めかせを保持するのに十分な大きさのもので,しっ
かり蓋のできるひょう量缶又は共栓付ひょう量瓶のいずれかで,オーブンの外でひょう量するときに使用
するもの。
AC.3 手順
オーブン乾燥質量が既知のバッグ(AC.2.5)の中に,A.10によって準備したテストかせを1個又は複数
個入れる。煮沸するかせのグラム当たり少なくとも25 mLの水及び水1 L当たり0.5 gの中性洗剤又は同量
の合成洗剤(AC.2.1)の入った煮沸缶(AC.2.3)に,かせ入りのバッグ(AC.2.5)を浸す。煮沸缶を30分
間かくはん(攪拌)しながら煮沸状態に保つ。煮沸後,75 ℃±3 ℃の軟水(AC.2.2)をオーバーフローし
ながら浮きかすが除去されるまですす(濯)ぎ洗いを行う。
煮沸が試験中の繊維を損傷することが分かっている場合,温度は受渡当事者間で合意しておく。
余分の水を流し出して絞り,75 ℃±3 ℃の軟水で10分間かくはんしながら十分すすぐ。絞りと75 ℃
±3 ℃で10分間のすすぎを繰り返す。かせの最後の絞りを行う。
オプション4では,かせを風乾してA.11.4.2で指示したように処理する。オプション5,6及び7では,
――――― [JIS L 1013 pdf 49] ―――――
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L 1013 : 2021
バッグ及びその中のかせを乾燥オーブン(AC.2.6)に置き,105 ℃±3 ℃で乾燥する。オプション5は
A.11.4.3で,オプション6はA.11.4.4で,オプション7はA.11.4.5で指示したように処理する。
AC.4 煮沸のチェック
煮沸した乾燥糸を,試験対象繊維を溶解しない溶剤で抽出を行い,煮沸の効力を試験する。
抽出物の量が0.1 %(m/m)を超える場合,より多くの又は上質の合成洗剤の使用,より激しいかくはん,
より長時間又は2回目の煮沸などによって,煮沸の効力を改善しなければならない。
なお,抽出だけの操作で,煮沸法で得られた結果と同一又は一定の比率をもつ結果が得られることが分
かった場合は,この抽出を既存の製品の日常テストに使用することができる。しかし,新規又は未知の材
料に対しては煮沸の代替としてはならない。
――――― [JIS L 1013 pdf 50] ―――――
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JIS L 1013:2021の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 2060:1994(MOD)
- ISO 2061:2015(MOD)
- ISO 2062:2009(MOD)
JIS L 1013:2021の国際規格 ICS 分類一覧
JIS L 1013:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7751:2007
- 紫外線カーボンアーク灯式の耐光性試験機及び耐候性試験機
- JISB7753:2007
- サンシャインカーボンアーク灯式の耐光性試験機及び耐候性試験機
- JISB7754:1991
- キセノンアークランプ式耐光性及び耐候性試験機
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0061:2001
- 化学製品の密度及び比重測定方法
- JISK0129:2005
- 熱分析通則
- JISK0557:1998
- 用水・排水の試験に用いる水
- JISK6233:2016
- ゴム―イオンクロマトグラフィーによる全硫黄の求め方(定量)
- JISK7121:1987
- プラスチックの転移温度測定方法
- JISK7252-1:2016
- プラスチック―サイズ排除クロマトグラフィーによる高分子の平均分子量及び分子量分布の求め方―第1部:通則
- JISK7252-3:2016
- プラスチック―サイズ排除クロマトグラフィーによる高分子の平均分子量及び分子量分布の求め方―第3部:常温付近での方法
- JISK8034:2006
- アセトン(試薬)
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8103:2013
- ジエチルエーテル(試薬)
- JISK8107:2017
- エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
- JISK8155:2017
- 塩化バリウム二水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8223:2016
- 過塩素酸(試薬)
- JISK8230:2016
- 過酸化水素(試薬)
- JISK8271:2007
- キシレン(試薬)
- JISK8355:2006
- 酢酸(試薬)
- JISK8355:2021
- 酢酸(試薬)
- JISK8372:2013
- 酢酸ナトリウム(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8567:2018
- 硝酸マグネシウム六水和物(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8680:2006
- トルエン(試薬)
- JISK8799:2020
- フェノールフタレイン(試薬)
- JISK8858:2007
- ベンゼン(試薬)
- JISK8886:2008
- 無水酢酸(試薬)
- JISK8891:2006
- メタノール(試薬)
- JISK8893:2020
- メチルオレンジ(試薬)
- JISK8937:2020
- リグロイン(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8960:2008
- 硫酸アンモニウム(試薬)
- JISK9701:2013
- ヘプタン(試薬)
- JISK9702:2014
- ジメチルスルホキシド(試薬)
- JISK9901:1994
- 高純度試薬―硝酸
- JISL0101:1978
- テックス方式
- JISL0104:2000
- テックス方式による糸の表示
- JISL0105:2020
- 繊維製品の物理試験方法通則
- JISL0204-2:2010
- 繊維用語(原料部門)―第2部:化学繊維
- JISL0204-2:2020
- 繊維用語(原料部門)―第2部:化学繊維
- JISL0205:1972
- 繊維用語(糸部門)
- JISL0208:2006
- 繊維用語―試験部門
- JISL0842:2004
- 紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0844:2011
- 洗濯に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0845:1998
- 熱湯に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0848:2004
- 汗に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0849:2013
- 摩擦に対する染色堅ろう度試験方法
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8722:2009
- 色の測定方法―反射及び透過物体色
- JISZ8741:1997
- 鏡面光沢度―測定方法
- JISZ8781-3:2016
- 測色―第3部:CIE三刺激値
- JISZ8807:2012
- 固体の密度及び比重の測定方法