JIS S 2113:2019 業務用ガスこんろ | ページ 2

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S 2113 : 2019

5 性能

  機器の性能は,表4の試験方法及び箇条7によって試験したとき,表4の性能を満足しなければならな
い。また,複合形機器及び二つ以上の機能を兼用するものは,それぞれの機能の性能を満足しなければな
らない。
なお,試験条件,試験ガス,試験用計測器及び試験装置は,JIS S 2093による。
表4−性能及び試験方法
項目 性能 試験方法
JIS S この規格で
2093 規定する
試験方法
ガス通路の気密 器具栓を通して漏れる量が70 mL/h以下 表7 −
器具栓以外のガス閉止弁を通して漏れる量が550 mL/h以下
ガス接続口から炎口まで外部漏れがあってはならない。
ガス消費量 表示ガス消費量に対して±10 % 表8 −
個々のバーナの表示ガス消費量に対しては,取扱説明書に表
示する個々のバーナの表示ガス消費量に対して±10 %
個々のバーナのガス消費量の総和に対する全ガス消費量の 7.4
比は,80 %以上
燃焼状態 無風状態 確実に着火a) し,かつ,爆発的着火があってはならないb)。
表9 7.5.1
また,1点に着火した後,速やかに全ての炎口に着火しなけ
ればならない。
リフティングがあってはならないc)。
消火があってはならないd)。
炎が均一でなければならない。
逆火があってはならないe)。
連続騒音f) が60 dB以下
消火時に爆発音があってはならない。
理論乾燥燃焼ガス中の一酸化炭素(以下,COという。)濃度
(体積分率%)(以下,CO %という。)が0.14 %以下
すすが発生してはならないg)。
パイロットバーナの消火及び逆火があってはならないd) )。
キャビネット扉 消火及び逆火があってはならないd) )。 − 7.5.2
開閉時(組込形
及びキャビネッ
ト形のこんろ部
に適用)

――――― [JIS S 2113 pdf 6] ―――――

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S 2113 : 2019
表4−性能及び試験方法(続き)
項目 性能 試験方法
JIS S この規格で
2093 規定する
試験方法
温度上昇 平常時温度上昇 操作時に手の触れる部分の 表12
金属製,陶磁器製及びガラス製 7.6
(機器の各部) 表面(つまみ類) のもの 基準周囲温
60 ℃以下 度は35 ℃
その他のもの とする。
70 ℃以下
操作時に手の触れるおそれがある部分の表面(つまみ類及び
燃焼ガスの排出部は除く。)
140 ℃以下
乾電池の表面
55 ℃以下
ガス接続口(ねじ接続口を除く。)の表面
60 ℃以下
ガス閉止弁(器具栓を含 表12
85 ℃以下又は耐熱試験によっ
む。)本体のガスの通る部分
てガス通路の気密の項目に適表16
の外表面 合し,かつ,使用上支障がない
ことが確認された温度以下
点火ユニット(圧電素子を85 ℃以下又は耐熱試験によっ
含む。)の表面 て電気点火の項目に適合し,変
形及び変色がないこと,かつ,
使用上支障がないことが確認
された温度以下
器具ガバナのガスの通る部70 ℃以下又は耐熱試験によっ
分の外表面 てガス通路の気密の項目に適
合し,かつ,調整圧力の変化が
(0.05P1+30)Pa以下であるこ
とが確認された温度以下
P1 : 耐熱試験前の調整圧力
平常時温度上昇 機器後面,側面及び上方天100 ℃以下 表12
(木壁など) 井面の木壁の表面,並びに
機器下面の木台の表面
(図9図14参照)
カウンタの表面及び機器が
接するカウンタの表面(組
込形に適用)
(図15図17参照)
排気管貫通部の壁表面(組
込形に適用)

――――― [JIS S 2113 pdf 7] ―――――

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S 2113 : 2019
表4−性能及び試験方法(続き)
項目 性能 試験方法
JIS S この規格で
2093 規定する
試験方法
電気点火 表13
商用電源又は乾電池を用いた連続放電点火方式のものは20 ガス量を調
回中19回,その他のものは10回中9回以上点火しなければ 節するもの
ならない。また,点火動作が自動的に行われるもの又は点火 にあって
動作が自動的に行われないものでパイロットバーナをもた は,最大及
ないものは,爆発的点火があってはならないb)。 び最小の状
態で確認す
る。
安 立 再 消火した場合の 消火後の閉弁時間は,60秒以内とする。 表14 −
全 消 点 閉弁時間
装 え 火
置 安 形 点火時に不点火 1回の閉弁時間につき,60秒以内とする。
全 した場合の閉弁

置 時間(点火動作
が自動的に行わ
れるものに適
用)
爆発的点火 消火した後及び点火時に不点火した後,再び点火動作をした
ときに爆発的点火があってはならないb)。
再 消火した場合の 閉弁時間は,60秒以内とする。 表14 −
点 閉弁時間

形 点火時に不点火 閉弁時間は,60秒以内とする。
以 した場合の閉弁

時間
過熱防止装置 表14
製造事業者の指定する温度に達したときに作動し,ガスの通 7.7.1
路を自動的に閉ざさなければならない。また,温度が平常に
戻った場合にガスの通路が自動的に開いてはならない。
油の最高温度
調理油過熱防止装置(こ 300 ℃未満 − 7.7.2
んろバーナに適用) (高温モード設定時を除く。)
電気部 絶縁性能 平常 1 MΩ以上 表20 −
(交流電 (絶縁抵 時温
源を使用 抗) 度上
する機器 昇試
に適用) 験前
耐電圧 電気回路に異常があってはならない。
交流電 停電 パイロットバーナなどの炎が消えるものは,再び通電したと
源異常 き,バーナへのガス通路が自動的に開かないか,又はパイロ
ットバーナなどに再び自動的に点火しなければならない。

――――― [JIS S 2113 pdf 8] ―――――

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S 2113 : 2019
表4−性能及び試験方法(続き)
項目 性能 試験方法
JIS S この規格で
2093 規定する
試験方法
電気部 はんだの耐久性 表20
通常使用時の温度変化に耐え,かつ,はんだクラック進行ラ 7.8
(電子制 ンクが7未満
御装置を
もつもの
に適用)
反復使用 器具栓 表15
ガス通路の気密の項目に適合し,かつ,使用上支障があって 繰返し回数
はならない。 は6 000回
とする。
電気点火装置 表15
電気点火の項目に適合し,かつ,使用上支障があってはなら 繰返し回数
ない。 は6 000回
とする。
器具ガバナ 表15
ガス通路の気密の項目に適合し,かつ,調整圧力の変化が 繰返し回数
(0.05P1+30)Pa以下でなければならない。 は30 000回
P1 : 試験前の調整圧力 とする。
立消え安全装置 表15
ガス通路の気密の項目及び安全装置の立消え安全装置の項 繰返し回数
目に適合しなければならない。 は1 000回
とする。
タイマ(電子式 表15
ガス通路の気密の項目に適合し,使用上支障がなく,かつ, 繰返し回数
作動時間の変化が10 %以下でなければならない。
のものを除く。) は2 000回
とする。
サーモスタット 表15
ガス通路の気密の項目に適合し,かつ,使用上支障があって 7.9.1
(電子式のもの はならない。
及び比例制御式
のものを除く。)
器具コンセント 表15
ガス通路の気密の項目に適合し,かつ,着脱が円滑確実でな 繰返し回数
ければならない。 は6 000回
とする。
自在ガス接続口 表15
ガス通路の気密の項目に適合し,かつ,使用上支障があって 繰返し回数
はならない。 は1 000回
とする。
調理油過熱防止 ガス通路の気密の項目及び安全装置の調理油過熱防止装置− 7.9.2
装置(こんろバ の項目に適合しなければならない。
ーナ部に適用)
耐振動 ガス通路の気密の項目に適合しなければならない。 表18 −
連続燃焼 ガス通路の気密 ガス通路の気密の項目に適合しなければならない。 − 7.10
燃焼状態 CO %は0.14 %以下
逆火があってはならないe)。

――――― [JIS S 2113 pdf 9] ―――――

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S 2113 : 2019
表4−性能及び試験方法(続き)
注a) 確実に着火とは,5回行って5回着火することをいう。
b) 爆発的に点火しないとは,点火したときに発する騒音が85 dBを超えないことをいい,爆発的に着火しない
とは,着火したときに発する騒音が85 dBを超えないことをいう。
c) リフティングがないとは,点火15秒後において炎口から離れる炎が,ノズルに対応したバーナごとに1/3を
超えないことをいう。
d) 消火がないとは,ノズルに対応したバーナごとに炎が消滅することがないことをいう。
e) 逆火がないとは,炎がバーナ内部で燃焼している状態にならないこと及び逆火による消火がないことをいう。
f) 連続騒音について,こんろの連続騒音は,沸騰しない条件で調べる。
g) すすの発生がないとは,点火して30分間経過するまでの間(ただし,点火時を除く。)こんろに載せてある
鍋の底部にすすが付着しないことをいう。
表5−試験用鍋の大きさ
ガス消費量 鍋の大きさ 口径 深さ 鍋底の丸み 質量 熱効率測定時
の呼び (曲率半径) の水の質量
kW cm mm mm mm g kg
1.26以下 14 140 64 20 130 0.65
1.26を超え 16 160 73 23 155 1.0
1.60以下
1.60を超え 18 180 82 26 190 1.4
2.02以下
2.02を超え 20 200 91 29 250 2.0
2.44以下
2.44を超え 22 220 100 32 300 2.7
2.93以下
2.93を超え 24 240 109 35 380 3.5
3.49以下
3.49を超え 26 260 118 38 470 4.4
4.19以下
4.19を超え 28 280 128 41 585 5.6
5.23以下
5.23を超える 30 300 137 44 720 6.9
もの
− ガス消費量は,個々のバーナのガス消費量で,製造業者が取扱説明書などに表示する値による。
− 鍋は,取っ手のないものとし,この表による。この表に規定のないものはJIS S 2010による。
− 鍋の形状は,寸胴のものとする。
− 鍋の寸法及び最低底厚は,この表及びJIS S 2010の規定によるものとし,寸法許容差は,口径については,
10 鍋底の丸み(曲率半径)については,±10 %とする。
±3 %,深さについては,3
− 質量は,熱効率試験用の鍋にだけ適用し,許容差は,取っ手,蓋などを取り除いた状態で規定の±5 %と
する。

6 構造,材料及び寸法

6.1 構造一般

  機器及び機器の各部の構造は,ガス漏れ,火災などに関する安全性及び耐久性を考慮して作られ,通常
の輸送,設置,使用などに対して,破損又は使用上支障がある変形などを生じない構造とし,次の各項に
適合しなければならない。箇条6全般について,試験は7.11によって行う。
a) 6.4.2に規定する器具栓を備えていなければならない。

――――― [JIS S 2113 pdf 10] ―――――

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JIS S 2113:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS S 2113:2019の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB0203:1999
管用テーパねじ
JISB0405:1991
普通公差―第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
JISB2401-1:2012
Oリング―第1部:Oリング
JISC1602:2015
熱電対
JISC1605:1955
放射線サーベイ・メータ
JISC1605:1995
シース熱電対
JISC3101:1994
電気用硬銅線
JISC3102:1984
電気用軟銅線
JISG3302:2019
溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3313:2015
電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3313:2021
電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3314:2019
溶融アルミニウムめっき鋼板及び鋼帯
JISG3446:2017
機械構造用ステンレス鋼鋼管
JISG3459:2016
配管用ステンレス鋼鋼管
JISG3459:2021
配管用ステンレス鋼鋼管
JISG4303:2012
ステンレス鋼棒
JISG4303:2021
ステンレス鋼棒
JISG4304:2012
熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4304:2021
熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4305:2012
冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4305:2021
冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4308:2013
ステンレス鋼線材
JISG4313:2011
ばね用ステンレス鋼帯
JISG4314:2013
ばね用ステンレス鋼線
JISG5501:1995
ねずみ鋳鉄品
JISH3100:2018
銅及び銅合金の板及び条
JISH3250:2015
銅及び銅合金の棒
JISH3250:2021
銅及び銅合金の棒
JISH3300:2018
銅及び銅合金の継目無管
JISH3320:2006
銅及び銅合金の溶接管
JISH4000:2014
アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
JISH4040:2015
アルミニウム及びアルミニウム合金の棒及び線
JISH4080:2015
アルミニウム及びアルミニウム合金継目無管
JISH4090:1990
アルミニウム及びアルミニウム合金溶接管
JISH4100:2015
アルミニウム及びアルミニウム合金の押出形材
JISH5120:2016
銅及び銅合金鋳物
JISH5202:2010
アルミニウム合金鋳物
JISH5301:1990
亜鉛合金ダイカスト
JISH5302:2006
アルミニウム合金ダイカスト
JISS2010:2013
アルミニウム製加熱調理器具
JISS2091:2013
家庭用燃焼機器用語
JISS2093:2019
家庭用ガス燃焼機器の試験方法
JISS2135:2020
ガス機器用迅速継手
JISS2149:1993
ガス燃焼機器用バイメタルサーモスイッチ
JISS2150:1993
ガス燃焼機器用手動ガスバルブ
JISS2151:1993
ガス燃焼機器用自動ガスバルブ