JIS A 4112:2020 太陽集熱器 | ページ 10

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図C.3−温度差センサの例
図C.4−熱損失特性線図

――――― [JIS A 4112 pdf 46] ―――――

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附属書D
(参考)
空気集熱式の空気漏えい(洩)試験
D.1 空気集熱式の空気漏えい(洩)試験
D.1.1 試験装置
試験装置は,図D.1に示す機器から構成され,集熱器入口を塞ぐ栓及び集熱器出口から流量計までの空
気漏えい(洩)は,0.2 kg/h以下とする。
図D.1−測定装置の構成
D.1.2 測定条件
試験圧力の測定中の変動は,±1 %である。
D.1.3 測定機器
測定機器は,次による。
a) 流量の測定には,±2 %の精度で計測できる流量計を用いる。
b) 圧力の測定には,±2.5 Paの精度で計測できる圧力計を用いる。
D.1.4 試験方法
空気漏えい(洩)量の測定手順は,次による。
a) 試験は,3点以上の圧力で各2回c)によって測定し,各々の測定結果からD.1.5によって空気漏えい(洩)
特性線図を描く。
b) 試験圧力は,3点以上とし,式(D.1)で決まる値に近い値とする。式の最小試験圧力は,試験圧力を0
から少しずつ上げ,圧力,流量共に測定可能最小値を示した点をとる。最大試験圧力は,製造業者の
指定した最大内圧とする。
Pm P1 n mPn m 1/1 n 1
(D.1)
ここに, P1 : 最小試験圧力(Pa)
Pn : 最大試験圧力(Pa)
Pm : m番目の試験圧力(Pa)
n : 試験の点数
c) 測定点1点につき連続した5分間以上の間,圧力,空気漏えい(洩)量,周囲温度,周囲湿度につい

――――― [JIS A 4112 pdf 47] ―――――

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て記録し,1分間について4回以上の等時間間隔の測定値を用いて平均値を求める。
D.1.5 空気漏えい(洩)特性の整理
各々の測定結果を用い,空気漏えい(洩)特性を圧力の関数として最小2乗法によって,式(D.2)の式の
係数0V,nを求める。
1 n
V V0 ΔP (D.2)
ここに, V : 空気漏えい(洩)量(kg/h)
ΔP : 試験圧力(Pa)
また,図D.2に示す例のように両対数グラフに空気漏えい(洩)特性線図を描く。
図D.2−空気漏えい(洩)特性線図の例

――――― [JIS A 4112 pdf 48] ―――――

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附属書E
(参考)
圧力損失試験
E.1 液体集熱式
E.1.1 計測機器
計測機器は,次による。
a) 圧力計はJIS B 7505-1に規定する1.6級又はこれと同等のものとする。
b) 温度計の精度は±0.5 ℃とする。
c) 流量計の精度は±1.0 %とする。
E.1.2 試験装置
試験装置は,図E.1に示す構成とし,次の条件を満足しなければならない。ただし,図E.1は例であり,
これと同等の装置を用いてもよい。
図E.1−試験装置(例)
a) 圧力測定口は,直管部の他の配管(エルボなど)の影響を受けない範囲で,できるだけ集熱器に近づ
けた箇所に設置する。ただし,図中Lは当該直管部内径の4倍以上とする。
b) 圧力測定口の形状は,直径2 mm6 mm又は主管の内径の1/10のうち,いずれか小さい方とし,主管
の内壁面に直角で穴径の2倍以上の壁厚をもち,その位置における内面が滑らかで,かつ,穴の内縁
にまくれがあってはならない。
E.1.3 試験条件
試験条件は,次による。
a) 測定は常温で行い,集熱器の温度は,気温又は周囲温度の±10 ℃とする。
b) 測定期間中の集熱媒体の温度変動は,±5 Kとする。
c) 集熱媒体は,集熱器の熱効率の試験に用いた集熱媒体を用いる。
d) 集熱媒体の流量範囲は,製造業者の指示した流量範囲とする。指定のない場合は,集熱器総面積の単
位面積当たり18 kg/(h・m2)108 kg/(h・m2)の流量範囲とする。
e) 集熱媒体の流量は,設定値に対して±1 %で,一定とする。
f) 集熱媒体として不凍液を用いる場合は,プロピレングリコールの濃度が質量分率50 %の水溶液とする。

――――― [JIS A 4112 pdf 49] ―――――

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E.1.4 試験方法
試験方法は,次による。試験は,実流量範囲で5等分した流量値でそれぞれ5回の測定を行う。
a) 試験装置に集熱媒体を流し調整弁V1を調整することで集熱媒体流量を設定値に安定させる。
b) 切換え弁V3を閉じ,集熱器入口圧力を測定する。
c) 切換え弁V3を開けた後,切換え弁V2を閉じ,集熱器出口圧力を測定する。
E.1.5 測定項目
測定は,次の項目について行う。
a) 集熱媒体質量流量(kg/h)
b) 集熱媒体温度(℃)
c) 集熱器出入口間損失水頭(Pa)
E.2 空気集熱式
E.2.1 測定機器
測定機器は,次による。
a) 流量測定器の精度は,±2 %とする。
b) 差圧計の精度は,±2.5 Paとする。
E.2.2 試験装置
試験装置は,図E.2に示す機器で構成する。
図E.2−試験装置の構成
E.2.3 測定条件
測定条件は,次による。
a) 試験流量の測定中の変動は,±1 %とする。
b) 試験は風速1 m/s以下で行う。
E.2.4 試験方法
圧力損失の測定手順は,次による。
a) 試験流量は,3点以上とし,式(E.1)で決まる値に近い値とする。式(E.1)の最小試験流量は,試験流量
を0から少しずつ上げ,流量,圧力損失共に測定可能最小値を示した点とし,最大試験流量は製造業
者の指定した最大使用流量とする。

――――― [JIS A 4112 pdf 50] ―――――

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JIS A 4112:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 4112:2020の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA1415:2013
高分子系建築材料の実験室光源による暴露試験方法
JISA5701:1995
ガラス繊維強化ポリエステル波板
JISA5752:1994
金属製建具用ガラスパテ
JISA5756:2013
建築用ガスケット
JISA5758:2016
建築用シーリング材
JISA9504:2017
人造鉱物繊維保温材
JISA9511:2017
発泡プラスチック保温材
JISA9521:2017
建築用断熱材
JISB1501:2009
転がり軸受―鋼球
JISB2301:2013
ねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手
JISB2302:2013
ねじ込み式鋼管製管継手
JISB7552:2011
液体用流量計の校正方法及び試験方法
JISB7554:1997
電磁流量計
JISB7555:2003
コリオリメータによる流量計測方法(質量流量,密度及び体積流量計測)
JISB7556:2016
気体用流量計の校正及び器差試験
JISG3131:2018
熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
JISG3141:2017
冷間圧延鋼板及び鋼帯
JISG3141:2021
冷間圧延鋼板及び鋼帯
JISG3302:2019
溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3312:2019
塗装溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3313:2015
電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3313:2021
電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3314:2019
溶融アルミニウムめっき鋼板及び鋼帯
JISG3317:2019
溶融亜鉛―5%アルミニウム合金めっき鋼板及び鋼帯
JISG3318:2019
塗装溶融亜鉛―5%アルミニウム合金めっき鋼板及び鋼帯
JISG3320:2016
塗装ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG3321:2019
溶融55%アルミニウム―亜鉛合金めっき鋼板及び鋼帯
JISG3322:2019
塗装溶融55%アルミニウム―亜鉛合金めっき鋼板及び鋼帯
JISG3442:2015
水配管用亜鉛めっき鋼管
JISG3448:2016
一般配管用ステンレス鋼鋼管
JISG3452:2019
配管用炭素鋼鋼管
JISG3459:2016
配管用ステンレス鋼鋼管
JISG3459:2021
配管用ステンレス鋼鋼管
JISG4305:2012
冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4305:2021
冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISH3100:2018
銅及び銅合金の板及び条
JISH3250:2015
銅及び銅合金の棒
JISH3250:2021
銅及び銅合金の棒
JISH3300:2018
銅及び銅合金の継目無管
JISH3401:1966
銅棒
JISH3401:2001
銅及び銅合金の管継手
JISH4000:2014
アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
JISH4100:2015
アルミニウム及びアルミニウム合金の押出形材
JISH5120:2016
銅及び銅合金鋳物
JISH5121:2016
銅合金連続鋳造鋳物
JISK6353:1997
水道用ゴム
JISK6401:2011
耐荷重用軟質ポリウレタンフォーム―仕様
JISK6718-1:2015
プラスチック―メタクリル樹脂板―タイプ,寸法及び特性―第1部:キャスト板
JISK6718-2:2015
プラスチック―メタクリル樹脂板―タイプ,寸法及び特性―第2部:押出板
JISK6719-1:2011
プラスチック―ポリカーボネート(PC)成形用材料及び押出用材料―第1部:呼び方のシステム及び仕様表記の基礎
JISK6720-1:1999
プラスチック―塩化ビニルホモポリマー及びコポリマー(PVC)―第1部:呼び方のシステム及び仕様表記の基礎
JISK6732:1996
農業用ポリ塩化ビニルフィルム
JISK6741:2016
硬質ポリ塩化ビニル管
JISK6742:2016
水道用硬質ポリ塩化ビニル管
JISK6743:2016
水道用硬質ポリ塩化ビニル管継手
JISK6744:2019
ポリ塩化ビニル被覆金属板及び金属帯
JISK6745:2015
プラスチック―硬質ポリ塩化ビニル板
JISK6761:2017
一般用ポリエチレン管
JISK6762:2019
水道用ポリエチレン二層管
JISK6781:1994
農業用ポリエチレンフィルム
JISK6885:2005
シール用四ふっ化エチレン樹脂未焼成テープ(生テープ)
JISK6919:1992
繊維強化プラスチック用液状不飽和ポリエステル樹脂
JISK6920-1:2018
プラスチック―ポリアミド(PA)成形用及び押出用材料―第1部:呼び方のシステム及び仕様表記の基礎
JISK6921-1:2018
プラスチック―ポリプロピレン(PP)成形用及び押出用材料―第1部:呼び方のシステム及び仕様表記の基礎
JISK6924-1:1997
プラスチック―エチレン/酢酸ビニル(E/VAC)成形用及び押出用材料―第1部:呼び方のシステム及び仕様表記の基礎
JISK6934-1:2006
プラスチック―アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン(ABS)成形用及び押出用材料―第1部:呼び方のシステム及び仕様表記の基礎
JISK6935-1:1996
プラスチック―ふっ素ポリマーのディスパージョン,成形用材料及び押出用材料―第1部:分類の体系と仕様作成のための基準
JISK7137-1:2001
プラスチック―ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)素材―第1部:要求及び分類
JISK7161-1:2014
プラスチック―引張特性の求め方―第1部:通則
JISK7161-2:2014
プラスチック―引張特性の求め方―第2部:型成形,押出成形及び注型プラスチックの試験条件
JISR3106:2019
板ガラスの透過率・反射率・放射率の試験方法及び建築用板ガラスの日射熱取得率の算定方法
JISR3202:2011
フロート板ガラス及び磨き板ガラス
JISR3203:2009
型板ガラス
JISR3205:2005
合わせガラス
JISR3206:2003
強化ガラス
JISR3411:2019
ガラスチョップドストランドマット
JISR3412:2014
ガラスロービング
JISR3412:2020
ガラスロービング
JISR3417:2009
ガラスロービングクロス
JISS3031:2009
石油燃焼機器の試験方法通則
JISS3200-7:2004
水道用器具―浸出性能試験方法
JISZ1522:2009
セロハン粘着テープ
JISZ2371:2015
塩水噴霧試験方法
JISZ8741:1997
鏡面光沢度―測定方法